• 締切済み

浸炭処理後の置き割れについて

材質AISI9310でかなり質量の大きなもので、焼戻し終了後に置きわれが発生してしまいました。 硬さは表面HRC60内部HRC40、深さ1ミリ程度です 疑問点1 浸炭後、サブゼロ処理を行うのですが置き割れが心配でしたので100℃×120分のオイルテンパーを行いましたが問題あるのでしょうか?また必要ないのでしょうか? 疑問点2 最終焼戻しを160℃×120分で行いました。180℃では硬度が下がってしまうため温度は変えられないが、時間が短かったのでしょうか? 詳しい条件等がないのでわかりにくいかとおもいますが、その他考えられる原因がありましたらアドバイス宜しくお願いします。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

疑問点1:焼入後室温近くまで芯部まで冷えてからオイルテンパーを行いましたか?そうでなければ、焼入のプロセスが終わらないうちに仮テンパーを行ったことになり、逆効果です。理想としては、焼入後良く室温まで冷却し、あまり時間を開けないようにサブゼロ処理を行うことが重要です。 疑問点2:160℃×2Hrの処理で時間が短いかどうかは大きさが分からないので返事が出来ません。この温度では残留オーステナイトの分解は全く起こらないので、使用中に徐々にマルテンサイト化が進み起き割れの発生の心配があります。  理想的には焼戻し温度をもう少し上げることが良いと思います。

関連するQ&A