６価クロム処理について

質問

クロメート処理鋼板を使用することになり、洗浄排水に５ｍｇ/ｌ程度の６価ク
ロムがでると指摘されました。還元中和で６価クロム処理をしようと考えていま
すが教材等では３０ｍｇ/ｌ（６価クロム排水）でＯＲＰ管理２５０ｍｖである
としか記載がありません。洗浄排水５ｍｇ/ｌ程度での管理記載文献等ご存知あ
りませんでしょうか。また、６価クロムモニター等も必要でしょうか。
よろしくお願いします。

回答No.2

noname#230359

追加回答です。
還元中和処理設備があるのでしたら、発生源対策が必要だと思います。
５ｐｐｍになったものをこの設備で処理するのは困難(コスト的に)ですので、６価クロムの発生源となる工程からの排水のみを還元処理する方が、しやすいでしょう。
試薬についてですが、具体的には共立化学研究所のパックテストＷＡＫ型が便利です。５０回分で￥４０００です。詰め替え用もあります。

お礼

ありがとうございました。６価クロム発生部材の取り扱いが少ないのですが、全体の排水で処理をしておりました。今後は、ご指導どうり発生排水を集める検討をします。そうなると、２０ｐｐｍ程度の濃縮したクロム排水となるかもしれません。質問に書きましたとうり、教材等に記載してある処理管理が実現できそうです。
パックテスト試薬があるということなので、インターネットで先日調べたところ、ご指導どうり共立化学のものがありました。かさねて、お礼申し上げます。

回答No.1

noname#230359

他の重金属濃度や、処理対象の量によって方法を選択する必要があります。
単純に５ｐｐｍの６価クロムだけで少量（数トン/日）なら、設備・メンテの面から還元中和よりイオン交換樹脂の利用をお勧めします。ただし、６価クロムはアニオン（陰イオン）として存在するので、アニオン交換樹脂を使用します。
イオン交換樹脂だと再生の必要がありますが、委託も可能ですので排水処理設備を設置する必要がなく、保守も簡単です。
モニターは、試薬がパックになった使い捨ての物が簡便でよいでしょう。

お礼

ありがとうございました。還元中和処理設備しかありませんので、すぐには、イオン交換樹脂には対応できません。が、試薬も有効とのことなので、早速入手し活用します。