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油が混じった水の処理方法
会社の機械から、油漏れと水漏れがあり、直すと数千万円かかるらしいので、そのままにしています。出てきた水はノルマルヘキサン13000mg/lと直接下水に放流するにはとんでもない数値ですので、ドラム缶に詰めて産廃業者に出しています。しかし、1本あたり1万円程度処理費がかかり、1日200リットル、月20本ほど出るので、何とかしたいと思っています。PACを使った処理設備はあるのですが、これで処理しきれるものなんでしょうか。現在、1日10トン程度の水を処理し、その中にはノルマルヘキサン値は検出されていません。ちなみに、規制値は、5mgです。
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お困りの様子、大変ですね。 私の拙い知識で、解る範囲の方法を書いてみます。 先ず、簡単なのは「油吸着剤」を使う方法でしょうか? 吸着剤とは言え、正確にはマット状やそれを賽の目より 少し大きいくらいの物を用いる場合が(廃水処理設備 では)多いようです。 方法としては、 1.適当なドラム缶の底部もしくは胴体の下に 蜂の巣状の穴を開けます。 これの数は、流入水の量等によって加減して ください。 2.中に吸着剤(材)を入れます。 3.あとは上から排水を流します。 ポイントとしては 1.吸着剤(材)と水の量を上手く調整する。 要は、排水がどのくらいの時間吸着剤(材)に 触れているかがポイントですから、容器の 断面積と流量から流速が出ますから、これを 吸着剤ごとの推奨値に合わせること。 (推奨値はパンフレットに載っています。) 2.水を均等に流すこと。 上から流す(ダウンフロー)ですから、水が まんべんなく流れずに偏る場合があります。 こうなると、充填量の一部しか稼働していない 状態となりますから、効率は相当落ちます。 ですから、上からシャワー状に振りまく方法 が良いでしょうか? ちなみに、私どもの所では三菱化学のアタックエースと いう製品を使っておりましたが、産廃業者に問い合わせ ても教えてくれるでしょう。 コストについては、購入数量・処理時間(人件費)との 絡みで大きく変わりますから、取りあえず問い合わせ されても良いでしょう。
お礼
ありがとうございました。 お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 ドラム缶に移すのは手作業ですから、そのときに吸着剤をつかってみます。