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飲み物の酸化状態を調べる方法

2Lのペットボトルの緑茶やウーロン茶を、長い時間をかけて消費します。2週間か場合によっては、1ヶ月くらい。 口につけて飲むことはありませんし、冷蔵保存しますし、キャップを外している時間は1回おおむね10秒程度と最小限にしています。のむ前に臭いや見た目のチェックをし全く問題ありませんし、味の変化も感じないので、少し心配しながらも飲んでいます。 ネットで調べると開栓後3-4日との情報が出ますが、細菌の繁殖を前提としている情報しかなく、酸化の話は出てきません。 飲み物の酸化状態をPhみたいに容易に調べる方法はないのでしょうか?出来れば容易な方がいいのですが、他に方法がないのなら容易でなくともかまいません。 飲み物の酸化状態を調べる方法を教えて下さい。 よろしくお願いします。 ※「飲料がどの程度持つか」は質問の対象外です。

みんなの回答

  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (294/356)
回答No.3

混合物の状態では、ほぼわからない。 一成分ごとの酸化なら、どこかの波長でほとんどの場合 識別できます。 酸化以外の色素の変性(変色)を飲料の劣化と判断しますか。 酸化だけなら、色素も含めて酸化されやすさの度合いに応じて変化します。 酸化と紫外線分解は指標が違うということです。 色素の共存で可視光線での色素以外の成分の変化の観測は、邪魔される 可能性がが高くなります。 赤外分光は、水でさえ邪魔になる。また紫外分光は、多成分に向かない。 (水は、紫外域でほぼ吸収がなく水溶液で測定可能) そもそも、光学系以外でも化学の分析装置は、多成分は苦手です。 完全成分分離は、膨大なコスト・時間がかかります。 最初だけ各成分とその酸化体を分離特定し、データベース化しておく。 もし、酸化の指標となる成分が見つかって、簡易的な成分分離で、特定の 波長の光(赤外線・紫外線含む)いくつかの観測で相関がとれるなら、 特定飲料酸化測定装置になるでしょう。 成分分離なしで酸化度合いの測定ができるのは、奇跡に近いと思います。 ちなみに、分光光度計は、分子の構造決定のエースではない。 核磁気共鳴分析器や質量分析器で構造決定して、その後は、扱いやすい 光学系機器に移行したりします。

pringlez
質問者

お礼

結局、「飲み物の酸化状態を調べる方法」という質問に対して、 「分からない」「できない」というのがあなたの回答ということですね。 ありがとうございました

  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (294/356)
回答No.2

>酸化したら構造が変わって色が変わる これは、赤外線から紫外線領域にわたってのことで、その波長が可視光線と なるとは限らない。かなり酸化が進めば、色まで変わる確率は多くなるが。 写真では、3色でとらえているが、分光計では、波長全域にわたるため、 情報量が雲泥の差である。写真で同じ色でも、波長成分比が違うことも多い。 また、色素成分は、光(紫外線)で分解したりするものも多く、酸化とは限らない。

pringlez
質問者

お礼

最初の回答では、分光光度計で調べるが回答だったはずなのに、今回は、色素成分は酸化以外でも変化するが結論ですか… 主旨がよくわかりませんね…。 ありがとうございました

pringlez
質問者

補足

結局あなたは、分光光度計で調べて 酸化状態が分かると考えているのですか? 分からないと考えているのですか? そこだけでもはっきりさせておいて下さい。

  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (294/356)
回答No.1

お金と時間・労力をかければできますが、実質的には できないといっていいでしょう。 できない理由をくどくど説明しても建設的ではないのですが、 納得できそうなことを少し書いてみましょう。 まず、予備知識として pH (Ph ではありません)ですが、 水素イオン濃度のことで、H+ をくっつけたりする分子が あります。関係ない物質も多くあります。H+ 付加で 構造が大きく変化し、色が変わるのが指示薬です。 数滴で目で識別するのがかなり感度がいいのです。 水素イオンは、もっとも小さい粒子で電気的にもそれだけを 機器が作りやすいのです。 何を分析・定量するか。 →茶カテキンでしょう。 エピカテキン(EC),エピガロカテキン (EGC)、 エピカテキンガラート (ECg), エピガロカテキンガラート(EGCg) の4つあります。それぞれ酸化体があるわけです。カテキン類は、 酸化されやすい部分が複数あります。3つの部分が酸化の可能性が あるとき酸化体は3種類ではなく7種類とかになります。4種の カテキンに対して酸化体は、30種以上でしょう。酸化前の原料も 量を測定して酸化の比率を求められた方がいいでしょう。 調べる案(うまくできるかは実験してみないとわからない) (1)カテキン酸化体検出指示薬 そんなものはないので、数億以上かけて開発する。 水素イオンと違って対象の分子が複雑で、それに特異的に反応する 分子は、より複雑で、開発後もその合成にコストがかかる。 (2)抽出あるいはクロマトグラフィーによる成分の分離および測定 カテキン以外にも成分があり、葉緑素、カロチン、キサントフィール、 フラボノール化合物、アントシアンがあり、分離してから必要なものを それぞれの酸化体を測定する。 クロマト等分離には、数時間要するし、検出測定するのに有効な機器を 調べる必要がある。 ・液体クロマト 275万円~ ・赤外分光装置 300万円~ ・紫外可視分光 120万円~ 医療用の薬なら、コストをかけて調べる価値があるが、お茶の酸化度 に使うほどの価値があるか考えてみてください。

pringlez
質問者

お礼

要約すると、酸化したら構造が変わって色が変わるから、色の変化を測定すればいい、ってことですかね。原理としてはとても簡単ですね。 金を使う代わりに知恵を使えば、お茶の種類によっては、写真を撮って色の比較するだけで判別できる、のかもしれませんね。 ありがとうございました