as demanding asは、「他の人の言い訳が基準に反しているか判断する際に、疑いのない害悪に対する言い訳を判断するときに使用するのと同じくらい厳しい基準」という意味です。
その中のthat we useのthatは関係代名詞で、先行詞はstandardです。そして、asは接続詞であり、主語動詞が省略されています。
as demanding asの解釈について
下記文のas demanding asが何を表してるかわかりません。
But once a promise is assumed, we must test the excuses someone offers for breaking that promise against a standard as demanding as that we use to test excuses for undoubted harms.
意味的には
疑いのない害悪に対する言い訳を判断するときに使用するのと同じくらい厳しい基準で
他の人の言い訳が基準に反しているか判断しなければならない
という内容だと思うのですがいかがでしょうか?
またthat we useのthatは関係代名詞でstandardが先行詞でいいですか?
また、後のasは接続詞なので、主語動詞が省略されてるはずですが、全く解釈できません。この点も解説していただけたらと思います。
よろしくお願いします。
出典
https://books.google.co.jp/books?id=R12_1ktkp5gC&pg=PT324&lpg=PT324&dq="as+demanding+as+that+we+use"&source=bl&ots=WPr3xrQfBO&sig=lZk8SsWQ6367nM9_lGk6R4motSQ&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwiEsNfqy73ZAhWITbwKHW9vA88Q6AEwAHoECAAQAQ#v=onepage&q=%22as%20demanding%20as%20that%20we%20use%22&f=false
以下のとおりお答えします。
>But once a promise is assumed, we must test the excuses someone offers for breaking that promise against a standard as demanding as that we use to test excuses for undoubted harms.
>疑いのない害悪に対する言い訳を判断するときに使用するのと同じくらい厳しい基準で他の人の言い訳が基準に反しているか判断しなければならない
⇒よく訳されていると思いますが、欠落している部分(文頭やoffers for breaking that promiseのあたり)などの補訳も含めて前文を訳すとすれば次のようになります。
(全訳)「しかし、いったん約束を引き受けたからには、その約束を破ることに対する言い訳は、疑いのない害悪に対する言い訳を判断するのに使う基準と同じくらい厳しい基準で、それに反しているかどうかを判断しなければならない。」
>that we useのthatは関係代名詞でstandardが先行詞でいいですか?
⇒このthatは関係代名詞ではなく、単なる指示代名詞「それ(=基準)」です。
thatのあとに、そのthatを先行詞とする関係代名詞、例えばwhichを補うことができます:「我々が使うところのそれ(基準)」。因みに、先行詞が節内の動詞の目的語になっている場合、関係詞を省略するのが普通です。
>後のasは接続詞なので、主語動詞が省略されてるはずですが、全く解釈できません。
⇒このasは確かに接続詞ですが、語(standard)と語(that)をつないでいますので、主語や動詞が省略されているわけではありません。そこで、a standard as demanding as that ~の部分を直訳すれば、こうなります。「~するそれ(基準)と同じくらい厳しい基準」。
冒頭の全訳でstandard as demanding as thatあたりの対訳や文法構造を再確認なさってみてください。そして、不明点や疑問点がありましたら、どうぞコメントなさってください。
訳されているように、
as demanding as ... という形容詞のかたまりが
a standard を修飾しています。
「~と同じくらい要求の厳しい」基準
that は関係代名詞じゃなく、
The population of Tokyo is larger than that of Osaka.
のパターンで、
a standard に対して、
the standard (that) we use ~
~するために使う基準。
この the standard が that となり、
関係代名詞の方は省略しています。
Tom is as tall as Mike.
こういう as as で、ただ Mike だけが来ます。
is の省略などとか、前置詞的とも言われますが、
such A as B のように、ただぼつっと比べるものを持ってこれるのです。
接続詞の as ではあるのでしょうが、
the same A as B
as ... as
such A as B
に関してはぽつっと置けるのです。
共通の動詞が省略などではないのです。
このように、a standard と
the standard (that) we use ~が
同じくらい demanding だと比べつつ、
形容詞のかたまりとして修飾している形です。