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海中に石油が流出すると魚のエラに詰まって魚が窒息死
海中に石油が流出すると魚のエラに詰まって魚が窒息死して人間が食べる魚が汚染されて環境破壊になるのは分かりますが、海に石炭が流出しても環境汚染になるそうです。 固形の石炭がなぜ害になるのですか?
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質問者さんはプロフィールをお書きでないので、年齢が分からないのですが、ひょっとして、細かい粒というかカケラというか、そんな物に覆われた、砕いたばかりみたいな、汚い石炭をご覧になったことのない年齢ですか? 昔は、学校でもそういうのをストーブ(だるまストーブ)にくべて、暖を取っていました。石油ストーブなどという高価なものは、大都会の学校か、その後々の時代のことです。 洗うと、黒光りした綺麗な石炭になるのですが、学校に運ばれてくるころの石炭は、周囲には細かいゴミ・粒・カケラ(以下、カケラ類)のようなものがたくさん付いてます。それを含めての、石炭です。 まあ、カケラ類とは言っても石油と違って重い個体ですから、石油のように海水に浮いてどこまでも広範囲に拡散はしないでしょうが、海中に落ちると、水流などに洗われて取れたカケラ類が、相当範囲に広がります。 それを食べた(呼吸の時に口に入ってしまった)魚は、食べれば内蔵に、呼吸すればエラに詰まって結局死ぬんじゃないかと思います(現に、粒状プラスチックで死んでます)。 また、細かなカケラ類が海草・海藻類や珊瑚類に付着すれば光合成・呼吸ができなくなり、枯れる・死ぬと思われます。それ以前に、水が黒く濁って光が届かないようになって、アウトかもしれません。 いったんは沈んでも、海流次第では渦巻に巻き込まれてまた舞い上がったりします。 石油だと、名前は忘れましたが分解する細菌がいますので、長い長い長い間には無害なものに分解されるんでしょうが、石炭は個体なので消滅はせず、被害が繰り返されそうな気がします。 いまちらりと思ったのですが、地層に赤茶けた地層があるんですよ。あれは、地球に酸素ができ始めたころ、海中の鉄が海中の酸素と結びついて沈殿した赤さびなんです。 石炭は炭素なので、細かい粒にされると、海中の酸素と結びついてしまい、海水が低酸素状態になったり・・・ はしないでしょうか。だとしたら、その点でも環境に悪い影響を与えますよね、どうなんだろう?
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