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海外の保証人制度

日本では、学校の入学、就職、アパート借り、自宅購入、入院、何から何まで保証人が必要のようですが、外国でもそうなんでしょうか?

みんなの回答

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 連帯保証人という制度は、珍しいそうです。  というと、「日本はヒドイ」「日本の常識は世界の非常識」という話になりがちなのですが、「そうは問屋がおろさない」のが、世界です。  連帯保証人が必要ない。その代わり、人情はありません。  例えばアメリカでは、車の分割代金を払わなくなると、回収業者に依頼し、回収業者は夜中にその車を持って(運転して)帰ってしまいます。  もちろん、持ち主には無断です。見つかると拳銃で撃たれたりするので、深夜こっそりと回収され、持ち主が朝起きて出勤しようとすると、ナイ。  あるいは、倉庫の借り賃を払わないと、しごく簡単な手順を踏んで、中身の競売が行われます。日本のように、「所有者に、相当な期間をさだめて催告しなければならない」・・・ なんて義務は、ナイ!(らしい)。  競売参加者には扉を開いて中を見せますが、入ることは許されません。外から見える範囲だけを見て競売にするので、中に何があるのか分かりません。落札して中をみたら、中はガラクタだけというケースもありますが、中から高価なクラシックカーが出てきたり、名画がでてきたり、高価な切手類が出たりするケースもあります。  (催告して本人が、家賃を払い忘れているのに気がつけば、中に高価な物が入れてあれば、家賃を払うでしょう? 家賃が払えないなら、その高価な品を売却して差額を手にするでしょう? 催告しないで簡単に競売してしまうから、持ち主は競売に気が付かないんだと思う)  そういう場合、日本では、官民あげて「あんまり酷ではないか!」とか、「未払家賃を引いて、残額は持ち主に返せ(仮登記担保などについての判例)」言い出すのですが、あちらではそういうことはありません。  連帯保証人がいない分、「プロミス イズ プロミス」です。約束を破るほうが悪いので、情け容赦がないのです。すぐ追い出される。  逆に、ローンを返せなくなった場合、建物を現状のまま銀行に渡せば良い、という契約なので、返せなくなった人は、腹いせに、ハンマーや斧で家をたたき壊して銀行に返却していました。銀行は文句が言えない。「プロミス イズ プロミス」です。  銀行は集まってしまったボロ家屋を、放置するともっと価値が下がるのでたたき売ったのです。その結果、日本のバブル経済が破壊されたときと同じような、サブプライムローン破裂が起きました。  どちらがいいのか・・・ ?  「世界の常識に従おう!」というのならそれでいいのですが、世界の常識に反して「かわいそうだ」だの「人情がナイ」とか、「清算しろ」とか言いたいのなら、連帯保証人は不可欠でしょうね。  連帯保証人はナシ、それでいて「かわいそうだ」論がまかり通るなら、商売にならないので、誰も貸さないようになるんじゃないでしょうかね。  あ、中国では、連帯保証人制度がない分、お金を持っていないと救急車も呼べません。アメリカもそうかな、公的な健康保険もないので、値段の交渉から入るという話を聞いたような記憶があります(州によって違う?)。  入院はたしか、前払いだったと思います。

noname#249686
質問者

お礼

前払いがいいですね。 日本みたいに、生保者優先は困ります。 回答ありがとうございました。

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