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再質問です。質問文を変えます。

電柱を流れている6600Vの3相から100,200V単相に変換する際、 6600V3本を入力にしているトランスと2本を入力にしている トランスがあります。 これは内部配線にどのような違いでそうなっており、 なぜ2種類作ったのでしょうか?

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  • mdmp2
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回答No.1

2本入力しているトランスは単相トランスです。 単相トランスは、鉄芯(縁の太い額縁のような形、長方形の中に長方形の穴を開けた形)にひとつの1次巻線と、ひとつの二次巻線が巻いてあります。 一次巻線と二次巻線は「額縁」の対辺に巻きますが、3相トランスの場合は、二次巻線の上に空隙をあけて、その上に一次巻線をまきます。 二次側から100V と200V を同時に取り出すために、二次巻線は200V で、中点にタップが設けられています。 3本を入力しているトランスは3相トランスです。 3相トランスは単相トランスを3台の一次巻線、二次巻線をつぎのように接続したものと等価です。 単相トランス3台ですから一次巻線も二次巻線も3つずつあります。 3つある一次巻線のそれぞれの巻きはじめを3本の電線に接続し、それぞれの巻き終わり(3本の巻き終わり)を接続します。巻きはじめと巻き終わりは3台のトランスすべてが逆になっても構いませんが、1台だけ逆にしないほうが良いです。 二次巻線は、一番目の巻線の巻き終わりを二番目のの巻線の巻きはじめに、二番目の巻線の巻き終わりを三番目の巻線の巻きはじめに、三番目の巻線の巻き終わりを、一番目の巻線の巻きはじめに接続します。3つの巻線を三角形に配置して、それぞれの頂点を接続した形になります。 それぞれの頂点(3つの頂点)がトランスの出力になります。出力電圧は200V のものが多いです。400Vのものもあります。 二次巻線の巻き方はいかようにもなりますので、200Vに中点を設けることにより、単相三線[100V-中点-100V (両端で200V)]で出力することも可能だと思います。 3相トランスを単相トランス3台で説明しましたが、どうすると1台の3相トランスになるか説明します。 3台の単相トランスの鉄芯(額縁)の1つの辺を束ねてしまいます。一次電圧を加えると、それぞれの鉄芯に磁気が発生します。束ねてある部分は3台のトランスが発生する磁気を加え合わせたものになります。加え合わせた磁気は3相交流の性質でゼロになります。ゼロになるということはその部分を取り除いても差し支えないので取り除きます。その形は、「額縁」形の鉄芯の1つの辺に1つの一次巻線が巻かれ、その対辺にもう一つの一次巻線が巻かれ、「額縁」形の鉄芯の真ん中あたりに「コ」の字型の鉄芯が取り付けられ、そこに3つめの一次巻線が巻かれた形になります。少々複雑な形なので、さらに、「コ」の字型の横の部分を短くしても磁気的には大きな違いはないので、どんどん短くしてゼロにしてしまいます。ということは、「額縁」形の鉄芯の真ん中に縦棒型の鉄心が入り込んだ形です。(「日」という字を横にした形)、最終的に、3相トランスの形は、横にした「日」の三つの縦の部分に、下に二次巻線、空隙をあけて、その上に一次巻線が巻かれた形になります。 一般の家庭は、単相3線式100V-中点-100V (両端で200V) なので、単相トランスが使われます。 農作業や、工場など、3相モーターを使う需要家は3相電力を必要としますので、3相トランスが使われます。

maiko0333
質問者

補足

すいません。回路図はどこかにないですか?

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