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マイクとスピーカは同じものか

マイクとスピーカは、ハードウェアとしては同じものでしょうか? そうだとすれば、携帯電話のように相手とこちらが同時に話すことが無い場合、例えば、AIスピーカと人間とが、必ず一方が話すときは他方は話さないで聞くだけという場合は、一つの「マイク=スピーカ」だけを設置して、それをマイクとして使うかスピーカとして使うかを時間毎に切り替えるようにすれば、1つのハードウェアだけでできますか?

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  • mdmp2
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回答No.4

同じものもあります。(ダイナミックスピーカー、ダイナミックマイク) 違うものもあります。昔電話機に使われていたカーボンマイクは、スピーカーにはなりません。 同じものの場合は、お考えの通り、ハードウエアを切り替えて双方向通話を実現できそうですが、完全な双方向通信を実現する切替回路(マイクモード・スピーカーモードを切り替えるための信号検出とスイッチング回路)の製造が技術的に難しいことと、切替回路の製造コストがマイク1個(100円もしない)より遥かに高いという問題があります。 ハード1つの場合は送信優先(自分が喋っているときはマイクモードになり相手の声を聞くことができない)か、受信優先(相手が喋っている間はハードウエアがスピーカーモードになっていて、自分が喋ってもマイクとして拾ってくれない)、のどちらかになると思いますが、送信優先は実現が難しいと思います。(受信中に喋っても、ハードがスピーカーモードになっていて、マイクとして働かないので声が検出できないからです。) 受信優先なら、相手がしゃべるのを中断したとき、ハードが自動的にマイクモードになり、こちらから喋りかけることができます。受信優先の場合の問題は、相手が喋ると、自分が喋っている時でも、ハードがスピーカーモードに切り替わり、会話の主導権を相手に奪われてしまいます。雑音によってもご動作します。 切り替えスイッチを設けないで、1個のハードで送信受信を同時にすることも技術的には可能だと思います。マイク兼スピーカーの前に信号の流れる方向を一方向にする装置(ハイブリッドコイル)を取り付け、受信信号線と送信信号線を一対の線にまとめてしまう方法です。単純に受信信号線と送信信号線をつないでしまうと、受信信号が送信に回りこんで、エコーが発生し、通話ができません。ハイブリッドコイルを使うことで受信信号が送信に回り込まないようにすることができます。この方法は1ハードによる完全双方向通話が実現できるかもしれません。 問題は、ハイブリッドコイルで送受信を分離しても、多少の回りこみは避けられません。それが相手方にエコーとなって帰りますので、エコーキャンセラーが必要になります。それによってコストがかさみ、マイク1個追加するコストを上回ると思います。 さて、安価に実現できる方法があったとして、実際の通話はどのようにするのですか?マイク・スピーカーを口元に持ってきてしゃべり、しゃべり終えたらマイク・スピーカーを耳に近づけて聞くのですか?

erieriri
質問者

お礼

詳細で的確なご回答ありがとうございました。 AIスピーカを想定して質問させて頂きました。

その他の回答 (4)

  • foomufoomu
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回答No.5

>一つの「マイク=スピーカ」だけを設置して・・・つのハードウェアだけでできますか? できます。ベルの電話機は、まさにそういう構造で、1つの筒に入った「マイク=スピーカ」を使ってしゃべる&聞くを行っていました。これには切り替えもありません。まるで糸電話のような感じです。 ベルの電話機 http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/intercomp/bellstell.htm 図を見れば分かると思いますが、送信側と受信側のコイルが直接つながっているだけでアンプが無いので、大声でしゃべらないと聞こえなかったらしいです。

erieriri
質問者

お礼

分かりやすい解説、ありがとうございました!

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.3

音質とか音量とかあまり考慮しないなら大丈夫ですね。

erieriri
質問者

お礼

マイクとスピーカとは同一のハードウェアなので、できるというこですか。 ありがとうございました。

  • cwdecoder
  • ベストアンサー率20% (200/997)
回答No.2

昔スピーカーがマイクも兼ねるインターホンを作ったことはあります。 交互通話になります。

erieriri
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • notnot
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回答No.1

ハードウェアとしては異なります。 ただし、ダイナミックマイクという種類のマイクは、スピーカーと同じ原理で動作します(磁石のそばで電線が振動する)ので、スピーカーをマイク端子に繋いでスピーカーの前で大爆音を出せば多少はマイク端子に電流が流れるかと思います。 逆にダイナミックマイクをスピーカー端子に繋いできわめて微弱な音量で出せば、音がかすかに聞こえるかも。普通に音量を上げれば、マイクは壊れます。 >一つの「マイク=スピーカ」だけを設置して、それをマイクとして使うかスピーカとして使うかを時間毎に切り替えるようにすれば、1つのハードウェアだけでできますか? そのレベルは無理です。

erieriri
質問者

お礼

ありがとうございました。