簡単に言うと「既存の価値観を大切にする考え方」と言えるでしょう。あまりいい言い方ではないですけど「古臭い考え方」とも言えます。「保守的」という言葉は色々な場面で使われますので、ご質問者さまがどのような状況を想定して、お尋ねなのか、文面だけからは定かではありませんので、ごく一部の例をご紹介します。
例えば、「男は外で働いて、女は家を守るべき」という昔の日本の価値観に基づいた考え方は、「保守的な考え方」の一例です。
自分自身のことを「保守」と言っている人たちもいます。政治的な場面では、「保守的」は必ずしも悪い意味だけでは使われません。政治政党でいうと、自由民主党、日本のこころ、希望の党が保守政党です。いわゆる「右派」正当に多いですね。しかし彼らに対して「保守的」と呼ぶのは失礼でもなんでもありません。自分でそう名乗っているのですから。
しかし、概して「保守的」という言葉には、「遅れている」または「時代錯誤」というようなネガティブ語感が付きまといます。「進歩的」あるいは「リベラル」「左派」と名乗っている人たちの間では特にそうです。わたし自身は左派なので「保守的」と言われると、ちょっと心外な気持ちになりますね。
まあでも、「進歩的」と言われている人たちが、すべてにおいて「進歩的」とは限りません。「男女平等」を唱えても、まったく性的少数者に対する配慮がなかったり(例えばちょっと前の日本共産党とか)。そういう意味では「保守的」という言葉は相対的なものではないかと思います。事実、わたし自身も、食文化に関しては保守的ですし。
ご参考になりましたら幸いです。
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