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メッキ
お世話になります 鉄につくメッキはある程度知っているのですが 鉛にも鉄につくメッキは付くのでしょうか どんな種類のメッキがつくのかお教えください
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私が見ていた時期とかなり製法が変化しています。 私が見ていた頃は「適当に何かを混ぜないとうまくメッキできない」「鉄と何かを反応させて.その後に.目的のメッキをしないとつかないで剥がれる。銅が一番楽」と説明を受けました。
- takeruhm
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>>#1さん 小生、鉄鋼会社でメッキを専門にしておりました。 >鉛・アルミ これらは溶融メッキ、いわゆるホットディップで作っています。鉄に直接メッキします。鉛メッキはガソリンタンクに、アルミメッキはマフラーの材料に使用されます。(鉛メッキは今後なくなって行く方向です) >亜鉛 これは電気メッキと溶融メッキの両方があります。自動車ボディ用の鋼板や、家電用の鋼板として製造しています。いずれも、鉄板の状態に直接メッキしています。下地への銅等の異種金属メッキは特に必要ありません。 また、合金もメッキ後に合金化の処理することがあるくらいで、基本は純金属をメッキしています。(一部直接鉄と亜鉛を合金の状態で同時に析出させる電気メッキもございます。) >錫 現在は電気メッキのみで、これもメッキする際には純金属だけを鉄板の上に直接メッキします。下地に銅などは特にメッキしません。メッキ後に加熱することで、錫-鉄合金層を作って、耐食性を持たせると、いわゆるブリキ(缶用素材)となります。 >クロム・ニッケル なるほど、硬い金属を厚くメッキする場合は下地処理がありましたね。特に硬質クロムメッキは下地処理が必要ですね。 特殊な例ですが、缶用素材には鉄に直接金属クロムを電気メッキで生成させているものも有ります。これはメッキというよりも、化成処理に近いものですが、電解によりクロムを還元析出していますので、メッキと言ってもよいでしょう。(この場合の金属クロムは非常に薄膜なので、加工時の割れ等は意識していませんが。)
>、#1さんの回答に対してコメントしますと、 合金のメッキを省略したのですが.この件ですね。ただし.アルミについては知りませんでした。 >亜鉛・鉛・錫 これは.たしか.亜鉛-鉛.鉛-鈴合金のメッキです。金属化合物が硬くて.ちょっと曲げるとはがれるという特徴があり.粘性のある鉛を間に入れて(0.1-1%).「はがれるのを押さえる」ということをしています。 >クロム・ニッケル どちらも下地に銅メッキをしないと.ちょっと曲げるとはがれる性質があります。メッキが厚いと下地の銅メッキ層を食べてしまい(銅の層が薄くなる)応力の関係ではがれます。 >真鍮 合金です。 金・銀のメッキですが.どちらも銅メッキを下地にして.「曲げると剥がれる」現象を押さえています。銀メッキは.工業的には.軸受けに使われていたはずです。ただ.「貴金属を取り扱うので金が持たない」ということから.直接見せてもらったことがありません。
- takeruhm
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一概には言えませんので、なぜ「鉛へのメッキ可否」を調べる必要があるのか?を補足していただけると、また何か違った情報が得られるかもしれませんよ。 というのは、メッキするためには陰極になる金属上で起こる反応を考慮するわけですので、できるだけ金属析出効率が高くなるように、バルク溶液の組成や添加物などを検討します。 単純に「これはメッキできる。できない」と区分するのは難しいと思いますよ。そもそも何のために鉛にメッキするのかがよく分かりませんので・・・ ちなみに、#1さんの回答に対してコメントしますと、鉄には銅以外の金属もメッキできます。実際に亜鉛・アルミ・鉛・錫・クロム・ニッケル・真鍮などのメッキが工業的に行われています。(金・銀メッキもあるかな?)
署名忘却。具体的ぶしつについて覚えているわけではないので.その点はこ了承を。 鉄につくメッキはたしか.銅メッキだけて.他の金属は銅に対してメッキしていると記憶しています。 メッキの構造は.金属表面に金属化好物ができてこの金属化合物を境に地金とメッキ部分に分かれます。 したがって.鉛表面に金属化合物が生成すれは.鉛に足いして該当金属のメッキができます。 ところで「メッキ」とあったので「ドブ漬けメッキ」で答えましたが.電解メッキや無電かいメッキを含みますか。 こちらは.さらに別の条件が付け加わります。