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為替手形と約束手形

為替手形と約束手形の違いを教えて下さい。

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  • fujic-1990
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回答No.2

 「為替手形」というのは、  振出人(手形を発行する人A)が「一定の金額(例えば1,000万円)を、手形の受取人のCか、Cの指定した人(指図人D)」に支払くれ、と第三者(支払人B)に、委託するために発行する手形、です。  Aは私(回答者)、第三者Bを質問者さんだと思って考えてもらうと分かりやすいです。  私が、質問者さんに「OKウェブの会社に、1,000万円払ってやってくれ」と支払いを委託するために発行して、OK会社に渡すのが「為替手形」です。  (OK会社は、提携先の「知りたいウェブ社」にその手形を渡して、「我が社ではなく知りウェブ社(指図人)に1,000万円支払ってくれ」と質問者さんに指図することもできますが、今例では登場させません)  OK会社はその手形を質問者さんの所へ持っていって1,000万円請求し、受け取ることになります。私は払わないのが原則です。  しかし質問者さんも突然(私が書いた)手形を持ってやって来たOK会社から「1,000万円払ってくれ」と言われても、困るでしょう。ふつうはOKとは言わないと思います。  なので、「為替手形」では、支払人(質問者さん)が「引受」という手形行為をしない間は、質問者さんには「支払い義務はない」ことになっています。  質問者さんが引受をせず、あるいはハッキリと支払い拒絶をしたら、振出人である「私」が支払わなければなりません。  そういうふうに決められている手形が「為替手形」です。  他方「約束手形」は、「○年・・・日 に、1,000万円を、私が、この手形と引き替えに所持人に支払います」という趣旨で債権者に対して振り出す(渡す)のが、約束手形です。

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  • 177019
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回答No.1

一番難しいのは「為替手形」の意味です。「為替手形」は手形の振出し人が第三者である支払人に対して、支払いを委託する形式の手形です。こう書いても意味が分からないと思います。では先に「約束手形」について約束手形の取引は手形を振り出す「振出人」と手形を受け取る「名宛人」の2者間の取引でした。「為替手形」の場合は、「振出人」「名宛人」の他に「指図人」と言う人が増えます。これが為替手形をややこしくしている原因なのです。「為替手形」の取引では「指図人」という人が増えて「3者間の取引になった」という事を理解された方が一番わかりやすいです。重複するようですが「約束手形」は私が貴方に振出しする場合は、約束の金額と期日を手形に記載して貴方に渡してそれで終わりですが「為替手形」は振出人は手形は振り出すが支払い義務は無い、「名宛人」は手形代金を支払う。「指図人」は手形代金を受け取る。このような構図になっています。

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