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抗不安薬 ベンゾジアゼピン系について
抗不安薬のベンゾジアゼピン系に ついて質問させて下さい。 調べてみると、 GABA受容体に作用する とありましたが、 ではトマトジュースとかGABAが 含まれているものを摂取すると、 少し減薬したけど、やはり戻そうか、 という時、補助になり得ますか? 子供じみた質問になっているかも しれませんが、 どうぞよろしくお願いします。
専門家の回答 ( 2 )
- 専門家ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) 薬剤師
SYOJIRO3様の補足コメントに回答いたします。 こんにちは。GABA含有を謳った食品について仰るような疑問が出るのは当然ですね。 これらの食品は「機能性表示食品」と言われているものです。 消費者庁のサイトに商品の一覧がございます。(見にくいです…) http://www.caa.go.jp/foods/index23.html 検索性に優れないので、探しやすくしたデータを提供しているサイトもございます。 (公的機関の運営ではありません) ここでGABA含有食品を検索した結果がですが、以下のようになっています。 https://db.plusaid.jp/foods?utf8=%E2%9C%93&q%5Bname_or_ingredient__c_or_no__c_or_efficient__c_or_company__c_cont%5D=GABA&q%5Bfood_cate_l__c_cont%5D=&q%5BComponent_name_eq%5D=&q%5Bcompany__c_cont%5D=&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Bf_cate__c_cont_any%5D%5B%5D=0&q%5Befficient_evel__c_cont%5D=&q%5Bsafe_eval__c_cont%5D=&q%5Bbuy_url__c_cont%5D=&button= 様々な商品が並んでいます。 ここで改めて「機能性表示食品」とは何なのか、そこをご認識下さい。 以下抜粋ですが、 機能性表示食品とは 事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。 販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。 ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。 制度の特徴 ・疾病に罹患していない方(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している方を含む。)及び授乳婦を除く。)を対象にした食品です。 ・生鮮食品を含め、すべての食品(一部除く。)が対象となっています。 ・安全性及び機能性の根拠に関する情報、健康被害の情報収集体制など必要な事項が、商品の販売前に、事業者より消費者庁長官に届け出られます。 ・商品の販売前に、事業者より消費者庁長官に届け出られます。 ・特定保健用食品とは異なり、国が安全性と機能性の審査を行っていません。 ・届け出られた情報は消費者庁のウェブサイトで公開されます。 引用元:消費者庁「機能性表示食品に関する情報」http://www.caa.go.jp/foods/index23.html つまり、メーカーとしては「こういう根拠があってこの機能を表示します」と消費者庁に届けているものです。 様々な研究の結果をレビューして、その結果として「この食品にはこのような機能がある」というもので、医薬品のような大規模な治験や薬理学的な根拠等は必ずしも要求されていません。 ウソでも詐欺的なものでもないが、その機能を裏付ける根拠と言えるものは医薬品などとは違い経験則に近いもの、というニュアンスでいいかと思います。 次に質問者様のリボトリールの減量に関してですが、以下のことからこれらに回答する行為は医師の診断権・処方権を侵害する可能性がございます。 ・原疾患が不明 ・医師の処方意図がこちらでは分からない ・患者である質問者様の背景が全く不明である よって、医師による治療について代替薬や減量、サプリメントなどの推奨等、こちらからお伝えすることは出来ません。 リボトリールの減量及び代替医薬品やサプリメント等、治療に関することは主治医にご相談ください。 尚、院外処方の場合は調剤してもらった薬局に相談することで上手く医師に繋いでくれることもございます。 この件につきましてお力になれないこと、悪しからずご了承ください。 私からは以上です。ご参考になりましたら幸いです。
ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール
ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...
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こんにちは。ベンゾジアゼピン系の薬剤がGABA受容体に作用するものであるのなら、GABAを多く含む食品を摂取することで薬剤の代替とならないか?という疑問ですね。 まずベンゾジアゼピン系のGABA受容体とGABAの効果に対する作用について説明します。 ベンゾジアゼピンがGABA受容体に結合することで受容体の開口頻度が上がりますが、これにより脳内のGABAが受容体に結合しやすくなる、つまりGABAの作用を増強させることができます。 普段は閉じていることが多い受容体を開くことで、脳内のGABA量が変わらなくても効果的に使用できる状態を作ります。 それならば、脳内のGABAを多くすればベンゾジアゼピン系薬剤を使用しなくてもいいのでは?と考えるのは自然なことかもしれません。 確かにこれができるのであれば、それはベンゾジアゼピン系を使用しなくても近い効果を得ることができる可能性はありますね。 では、GABAを多く含む食品を摂取するようにすれば体内のGABA量が増えるのではないか、と考えがちですが、残念ながらそう簡単にはいきません。 GABAという物質は脳をはじめとした中枢神経系に存在しており、神経伝達物質として働いています。 しかしGABAはグルタミン酸というアミノ酸から脳内で生成されます。食物から摂取して使用しているわけではないのです。 食べれば脳内で作らなくても使えるのでは?とも考えますが、中枢神経には「血液脳関門」という防御機構があり、余計な物質が脳内に入り込まないようになっています。 そう、うまいこと食品からGABAを摂取しても、GABAという物質は血液脳関門を通過できないため脳内で使うことはできない、つまり食品から摂取してもベンゾジアゼピン系薬剤の代替には一切つながらないのです。 ご参考になりましたら幸いです。
補足
丁寧にご回答ありがとうございます。 では食品でGABA含有と、その効能、つまり 精神安定などを唄ってるのは実は根拠がない、という事なのでしょうか?詐欺みたいなものでしょうか。 よろしければ苦痛なく減量する方法を薬剤師様のお立場からお教え頂けませんでしょうか? 処方薬、市販薬、サプリ、他。 現在リポトリール日0.1 先日0.11から減量、 8年位使用、初めは日0.5でしたが。 置換セル~メイ~少量ずつ減量ならどうでしょうか。 もしよろしければお願いいたします。
ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール
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お礼
丁寧なお返事ありがとうございます。 また薬剤師さんのお立場も充分考慮せず、 申し訳ありません。 ただいろんな選択肢もあるかもしれませんし、受ける立場としても、いろんな関係のない所で客観的な見解を頂き、聞いてみたいと思いました。その方法もあり となるかもしれないと思い。受ける者の生命力ととらえてもらえればとも思います。 GABAは、ボヤキになりますが、 消費者としては、薬の世界と連動せず、 研究の結果、何々だろうと唄うのは 小学生の夏の宿題発表ではないかと、 少し思いました。 ぼやいてすいません。 ありがとうございました。