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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高齢出産は精神異常者を産むは偏見?本当?どっち?高)

高齢出産は精神異常者を産むは偏見?本当?どっち?

このQ&Aのポイント
  • 高齢出産の利点欠点限界盲点とは?
  • 高齢者出産の後遺症で(遺伝子の所為)要注意精神異常者になるのだろうか? その様な資料はあるのだろうか?
  • 一般的に異常行為とは、どの様な行為をさすのだろうか? (傷害行為?殺人?麻薬? 夜中に警察に電話する行為? 夜中に大声出たり、ゴミ出しを守らない等の 地域コミニュティに迷惑をかける行為等をすれば 異常行為なのだろうか?) 異常行為をする人間は高齢者出産が多いのは 客観的な証拠で証明されているのだろうか? なぜ、高齢者出産だと、 異常行為をする人間が増えるとの根拠がない 俗説が世間には浸透しているのだろうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.2

確率論、統計学がお分かりでない回答がありますので訂正します。 まず、高齢出産及び高齢妊娠のリスクというのはヒトを対象とした統計学的調査でも明らかですが[1]、動物実験においても明らかになっています[2]。ほかの方の回答に >例えれば1000/1か100/1、10/1かということ。 そして実際には、10代20代で生まれた障害児がほとんどなのです。< とあります。これは完全に誤りで、50%果汁のジュース100mL と 1000mL を比べて後者の方が果汁の絶対量は多いんですよ!と強弁しているのと変わりありません。統計学はこうしたバイアスの差を無くすために高齢出産とそうではない場合の障害を持つ子を産む確率について、年齢以外の要因があるかを確認しなければ論文になりません。 具体的には、全出産数から考えるのではなく、障害を持つ(今回であれば精神障害等)人を対象に、その人にはどのような背景があるかを考えます。この調査においても、親の年齢によって(例:父の年齢が50代なら66%、40代なら28%等)リスクが増加することが示されています(N=5,766,794)[3]。このように逆向きの研究を行えば、そのリスク要因は見破ることができます。他の方が言うようなことは起こりえないのです(障害者の絶対数に対して、その親がどのような特性を持つかを見るため。若い人で絶対数が多いなら、高齢出産によるリスクは無いと判断されるタイプの計算式を用いている)。 そもそも100人の新生児がいて 20代に生まれる子供が80人、うち障害を持つ子が16人(確率20%) 30代以降に生まれる子供が20人、うち障害を持つ子が10人(確率50%) という仮定を用いて説明すると、絶対数は前者のほうが多いですが確率は低いということになります。他の方が言うのは、後者において1人障害児が増えると11/21となり、前者の17/81と比べて増分が大きいじゃないか!ということです。 しかし、この過程は統計学的な処理の方法をご存知ないから起こる勘違いです。 統計学では、母集団の数が異なる場合(今回であれば前者が80,後者が20)補正をかけます。従って、増分が異なっても母数の差がある場合、それを上回るほどの変化がないと有意に差があるとは言わないのです。 そして、お示しの動物実験では高齢妊娠と通常妊娠を同数例用意した段階で、どちらがより自閉症などのリスクが起こりやすいかを研究しています。その結果、明らかに高齢の方が多いという結果が出ています。 >一般的に異常行為とは、 どの様な行為をさすのだろうか?< ⇒自閉スペクトラム障害、あるいは精神異常を来たす遺伝子疾患(ダウン症等)のリスクが上がります。 しかし、同時に高齢出産では経済的な安定性により高学力・高収入になりやすいという報告もあるのです。つまり、リスクとベネフィット両者があると言われています。それと同時に高齢出産のリスクは様々な方法で軽減できるという報告もあるのです[4]。 なので、これをどう判断し妊娠すべきかどうかを総合的に判断するのが適切です。 [1]FASTER Consortium.Impact of maternal age on obstetric outcome.Obstet Gynecol. 2005 May;105(5 Pt 1):983-90. [2]Elmes M et al.,Uteroplacental insufficiency leads to hypertension, but not glucose intolerance or impaired skeletal muscle mitochondrial biogenesis, in 12-month-old rats.Physiol Rep. 2015 Sep;3(9). Niggeschulze A et al.,Maternal age, reproduction and chromosomal aberrations in Wistar derived rats.Lab Anim. 1994 Jan;28(1):55-62. [3]Sandin S et al.,Autism risk associated with parental age and with increasing difference in age between the parents.Mol Psychiatry. 2016 May;21(5):693-700. doi: 10 [4]Schulkey CE et al.,The maternal-age-associated risk of congenital heart disease is modifiable.Nature. 2015 Apr 9;520(7546):230-3

その他の回答 (1)

  • zebura23
  • ベストアンサー率30% (252/820)
回答No.1

精神的異常は後天的、遺伝的なものが多いですが、 ここでは精神異常者を障害児に含めて話を進めます。 高齢出産に障害児が多いという数字は、 確率的には間違いではありません。 ですがそこに隠れているのは、単なる確率の問題だけなのです。 つまり、一般的に20代30代前半で出産する人の数に比べ、 それ以上の年齢で高齢出産する人の数が少ないことから、 少数派の高齢出産の中に1人障害児が生まれると、 多数派である若年出産の中に1人生まれた場合と比べ、 その確率のパーセンテージには何倍もの差が出るのは当然です。 実際には20代で生まれた障害児が多くても、 その年齢で出産する人の数が断然多いので 確率的には低いということになるのです。 例えれば1000/1か100/1、10/1かということ。 そして実際には、10代20代で生まれた障害児がほとんどなのです。 これは現代という時代が生む統計学的な歪みと言えます。 つまりすべてを分割して数字で確率化することの落とし穴が 生み出した俗説だということです。

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