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蟻(アリ)の行動特性についての質問です。生物学専攻
蟻(アリ)の行動特性についての質問です。生物学専攻じゃないと分からない質問だと思います。 蟻の行列の目の前に短い木の棒を刺すと蟻の行列は短い木の棒を迂回して目的に向かいます。 しかし、蟻の行列の目の前に石を置くと蟻の行列は迂回することなく石を登って降って目的に向かいます。 なぜ蟻は短い木の棒は石の高さより低いのに登らずに迂回したのでしょう? どれだけ高い木の棒でもちょっと登って、側面を半径だけ回って降りれば良いだけなのに蟻は木には登りません。 どういう理屈ですか?
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追記・・やってみたところ 蟻は枝の上を通りました・・ なので たまたま そうなっただけだと思いますよ・・・ 恐らくは あなたが置いた枝は 他の匂いがあり 避けたのだと考えられます・・
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- ffdee3e
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恐らくは 置いた木を「すぐに無くなる物」と判断したのだと思います・・ 蟻の道標は仲間の匂い・・ その場から消え去る物なら避ける・・ なので もっと 違う木の枝で実験してみる必要があります・・ 枯れ枝と 生きてて青々とした枝では 恐らくは違った蟻の動きが見られる・・と 思います・・
お礼
ありがとうございます
- raiden787
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二つの要因があるように思います。 1つは嗅覚です。アリは嗅覚によってフェロモンをキャッチして動きます。 アリがすでに行列を作っているということは、そのアリたちは先人(蟻)が引いた道しるべフェロモンに従って特定の目標に向かって歩いていると思われます。 細い棒を突きたてられただけならばフェロモンの匂いが途切れないために棒の横を迂回して棒の先の道しるべフェロモンに合流したものと思われます。 一方、木の棒よりも大きな石だと道しるべフェロモンが石の下敷きになって遮られてしまいます。石を迂回しようとして横に動くと道しるべフェロモンの匂いが感じられなくなるためにそちらへ行くと無事にフェロモンの続きに合流できるか分かりません。 なのでフェロモンが示す方向をあえて外れるよりも、今までのフェロモンが示している方向に従って直進しようとして石を登っているのではないかと思います。 またもう一つの要因はアリの視力の低さです。 アリの視力はあまり良くありません。加えてアリの小ささからすると人間の目には小さな石でも巨大などこまでも続く壁のように見えるのではないでしょうか。 だとすれば人間の感覚では「こんな小石、横を迂回すればいいじゃないか」と思ってもアリにはそれが理解できないのではないかと思います。であれば、どこまで続いているか分からない巨大な壁の周りを迂回するよりは、真っ直ぐ直進したほうがフェロモンに再合流できる可能性が高いと判断しているのかもしれません。 また、アリは太陽光の偏光を認識することで自分たちの巣からの大雑把な位置や方向を認識していると考えられています。石によって道しるべフェロモンを遮られた場合でも、偏光認識能力によって大雑把に自分たちの位置を察知して、本来あるであろう道しるべフェロモンのラインからなるべく離れない位置を通ろうとしているのかもしれません。 推測ですのでどこまで正しいかは分かりませんが、参考になればと思います。
お礼
ありがとうございます
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