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にがり
にがりと言うのは塩みたいに海水から取れるのでしょうか? 塩と似ているのですか?
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はじめまして♪ 「にがり」は、「塩」と同じように、海水から採る事も出来ます。 似ているか?と言われますと、違うと考えるべきですねぇ。 海水から塩を得る時、どんどん濃く成るように乾かしたり煮詰めたりしますが、海水からの塩造りで結晶化しなかった残った液体、これが「にがり」になります。 現代では、「塩」も「にがり」も、科学的に精製したモノが非常に多く成っていますので、海水から取り出す。というモノは安価では無く、そこそこ割高な「天然塩」「天然にがり」などとして流通しています。 大量の海水を使って、それなりの塩を取り出す時に、僅かに残ってしまった、そのままではとてもマズイ、美味しくないから、苦いような感じも在るので「にがり」として、塩造りでは捨てられた物です。でも、この成分が活用出来る範囲もあるのです。 (代表的なのが、お豆腐を造る時に必ず使うとか。。) スーパー等でも、安いお豆腐には科学的に精製したニガリを使ったモノが大半ですが、少しお段が高いお豆腐には、主原料の豆だけではなく、ニガリも「天然にがり」などの標記がされていたりします。 まぁ、「塩」も同じ様な物で、大量に造られ安価な「塩」は、工業的(科学的?)に精製されたもので、手間と時間をかけた、チョットお段が高い「塩」も在るのですけれどね。 「にがり」は、そのまま舐めたり出来る味ではありません、しかし古くからの食文化の中で、それを利用する事で美味しい食材が出来る物を見つけ出したので、塩の様な調味料ではなく、食品加工の一分野には重要な1つ、という存在です。
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- bardfish
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【にがり】 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AB%E3%81%8C%E3%82%8A YouTubeを探せば海水を煮詰めてにがりを採取する動画が見つかると思います。 「所さんの目がテン!」の動画では、海水にはマグネシウムが多く含まれている、だから海水からマグネシウムを取り出し刀を作ろう!という回の動画がありました。 その時、海水を煮詰めて塩を作る作業場からにがりを数十リットル貰ってきて化学分解で塩化マグネシウムを取り出して・・・ということをやってましたね。 最後のオチとしては、マグネシウム抽出を依頼した大学教授から「時間とコストが掛かりすぎて予定通りのマグネシウムは採取できなかった」そうです(笑)
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ありがとうございました。
- nijjin
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海水から採れます。 厳密に言えば海水から塩を生成したり特殊なフィルターを使って真水を作ったりするときに副産物としてできます。 また、味や成分は塩とは異なります。 にがりの製造法 http://www.kameyamado.com/nigarinani/nigaseizou/index.html にがり https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AB%E3%81%8C%E3%82%8A
お礼
ありがとうございました。
化学的にいえば,塩(食塩)は塩化ナトリウムで,にがりは塩化マグネシウムであり,どちらも昔ふうに海水から作った天然塩に含まれます。 塩化マグネシウムは,食塩からみれば少量の不純物の扱いになります。天然塩をざるに入れておくと,塩化マグネシウムを含んだ水がポタポタと落ちてきて,これを「にがり」と呼んで豆腐の凝固剤などに利用しました。
お礼
ありがとうございました。
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ありがとうございました。