- ベストアンサー
軍用UAVの進化と未来予測
- 軍用UAVは進化を遂げ、歩兵の支援や偵察任務に活用されるようになるかもしれない。
- 無人偵察機や無人爆撃機が既に存在し、自動帰還や3Dマッピング機能も搭載されている。
- 軍用UAVの無人化は戦車や戦闘機、軍艦の無人化にもつながる可能性がある。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
マルチコプターに所属するほうのドローンですが、何かと話題になっている割には現物を見たことがある人が少ないのが現状です。おそらく、質問者さんも大手メーカーのDJIのマシンが飛んでいるところとかは見たことがないのではないかと思います。いや、見たら百聞は一見に如かずと理解されると思いますから。 まず、ヤツは想像以上にうるさいです。ヴィーン!!て羽音を立てます。そして想像以上に風を巻き上げます。だから音と風で存在感抜群です。騒々しい戦場といえど目立つことは間違いないでしょう。あと、速度もレース用を除けばゆったりしているので撃墜するのはそんなに難しいものではないと思います。ライフルがあれば撃ち落とせるでしょう。 また最大の致命的欠陥は、最大でも30分程度しか飛行できないことです。これは電池の問題からですね。実際はまあ連続で10分ちょっとが限界ではないでしょうか。もしマルチコプターを30分飛ばしっぱなしにしたら、オーナーは電池切れによる墜落を心配してハラハラすると思いますよ。 だから兵士代わりの小型軍事用マルチコプターはまだまだ先の話になると思います。電池を使わない即ちモーターではなくエンジンで動くものとなったら、相当な大きさになるはずです。エンジン4つにローター4つだもん。巻き起こす風が凄そう・笑。 その一方で、アフガニスタンなどで投入されているプレデターなどの飛行機型ドローンはどんどん普及していくことになると思います。私は、次世代の空母艦載攻撃機はドローンになるだろうと予測しています。これなら撃墜されてもパイロットを喪失しなくて済むからです。太平洋戦争でも、空母艦載機ってボロボロ落ちてったんですよ。珊瑚海海戦とかミッドウェー海戦とか南太平洋海戦てのは、空母がなくなったから海戦が終わったのではなくて、手持ちの航空機を使い果たして攻撃できなくなったから終わったのです。ミッドウェー海戦でアメリカ軍が大勝利をしたのに追撃をしなかったのは、もう手持ちの航空機がなかったからです。そのくらい空母艦載機って消耗するのです。 パイロットの生還を考えなくていいので空母艦載型ドローンは低速でも構わないので、そういうドローン攻撃機は海自の「いずも」にも搭載可能です。 海軍業界では、ドローンが注目される可能性は高いと思います。今の海軍の運用ってえげつないところがあって、敵に見つからないように駆逐艦はレーダーを切って、ヘリコプターを飛ばしてヘリコプターからレーダーを飛ばすってやり方をするんです。それの何がえげつないかっていうと、ヘリコプターは撃墜されても構わない(乗組員2名の戦死で済む)と捨て駒に使うところですね。ドローンなら撃墜されても戦死者は出さないで済むので、レーダー搭載型ドローンとかも出る可能性はありますね。 潜水艦も同じように出てくる可能性はありますよね。これは理論上は燃料が続く限り任務の遂行が可能になります。原子力潜水艦にすれば、理屈では永遠に任務に就くことが可能です。 ドローン戦車も、可能性としてはありますね。元々戦車は周囲があまり確認できませんから、視野が狭いことそのものは大きな問題にはなりません。戦闘偵察車両みたいなのがそのうち出てくるでしょうね。
その他の回答 (1)
- hla7yrgrg
- ベストアンサー率39% (414/1047)
現在、歩兵が偵察するのに小型無人機(ラジコン操作と自動操作選べる)はありますよ。実際に、イラクなどで展開中の歩兵には必要不可欠な兵器のようですね。ディスカバリーかなんかの、兵器紹介系番組でやってましたね。RQ-11レイヴンとかなんとかいうやつです。 そんな感じですので、最近アメリカの警察がロボットで犯人を殺害したのがニュース(http://www.gizmodo.jp/2016/07/post_664808.html)になっていましたが、軍以外でもロボットを使って殺害するケースと言うのは今後増えてくるでしょうね。 他の無人兵器についても、戦闘機を完全無人化する動きはあるみたいですので、パイロットが居なくなる日も近いかとは思います。実際、ジャンボジェット機は完全無人で操縦できるみたいで、決まりだか慣例とか何とかで離陸と着陸だけは人が操縦しているダケのようですし、複雑な思考が要求される格闘戦(ドッグファイト)ができる無人戦闘機が出てくる日は近いかと思います。 機械の開発・導入コストと、人を育成・死亡した時のコストを考えると、機械の方が断然安上がりですので、機械運用できる所は機械に置き換えたいのが実情でしょう。ですので、機械VS機械の戦闘になる日も近いかとは思いますね。まぁ、ただ、最近の敵と言うのは、国と言うよりもISISが良い例ですがテロリストですので、人が介在する戦闘行為が100%無くなる日と言うのはまだまだ先かもしれませんが・・・。 こういう形で、現在進行系で無人機と言うのは軍、民間問わず普通に使われています。そこで問題となってきたのが、それを追撃するコストも減らしたいという動きですかね。最近アメリカ軍の関係者が、「数万円のドローンに対して数億のミサイルを使って迎撃するのは如何なものか?」見たいな話(http://businessnewsline.com/news/201703170247260000.html)がありました。 今後、テロリストとの対峙が普遍的な物となるのであれば(宗教がらみですので、0になることはないでしょう)、レーザー兵器だレールガンだと言うのもコスト減へ繋げるための施策らしいですし、映画やゲームで見られるような未来兵器が出てくる日も近いのではないでしょうか。
お礼
RQ-11 こんなものが既に有って活用されているんですね。 地雷探知用のラジコンロボットや 物資輸送用の転ばない4脚ロボット、 階段を勢いよく滑り降りたりできるロボット、 既に色々な技術が蓄積されているみたいですよね。 戦闘機も人間が乗るスペース、生命維持関係の装置、 中の人間が気絶しない運動制限などを無視できるなら、 より被弾面積の小さくステルス性の高い戦闘機が作れるんでしょう。 よく訓練されたパイロットとそれを養成する資金と維持費、死亡した時の損失 色々考えるほど量産された無人機での飽和攻撃の方が効果的で 十分な脅威になるのかもですね。 特に軍事力増強と周辺国を脅迫し続ける国が近くに居るなら尚更。 >「数万円のドローンに対して数億のミサイルを使って > 迎撃するのは如何なものか?」 そんな事になっているんですね。 より安く効率的に迎撃できるシステムの研究が必要とされて開発されると それこそ人間の歩兵も段々要らなくなるのかもですね。 人間より被弾面積が小さく、車輪で高速移動でき、ワイヤーで壁面を登れて 人の様に死んだ後のコストが高くなく量産でき、飽和攻撃や連携も高速。 射撃精度は人間より圧倒的に高く、激しい運動の慣性も正確に対応可能。 人間と違って射撃された時の反応速度の鈍さが1/10、1/100も可能で、 咄嗟の事態を伝達し理解する鈍重さも無く即情報共有し対応できる。 人間同士が戦う時代は段々と終わって行くんでしょうね。 まだまだ色々実用に問題があっても、品質が向上するにつれて 自動車や家電や携帯端末が当たり前の存在に化けた様に。 ご回答ありがとうございます。
お礼
マルチコプター的なのはまだ相当先のお話になりそうなんですね。 煩く稼働時間が短く改善の目処も技術的には特に無い。 >次世代の空母艦載攻撃機はドローンになるだろう 艦載機って消耗が激しいんですね。 そういえば空母はパイロットの救出問題でヘリやら何やら 色々備えなければならずコストが凄いと聞いた事があります。 最悪回収出来なくても良く、訓練した兵が死ぬ損失も無い。 発艦や着艦も人間の反応速度に合わせた安全設計をしなくて良く、 万一の時の人間の安全を設計する必要もなく、 人間が乗らない分小型化すればより多く艦載できる様になる。 維持管理も機械化できれば大量の人間の活動、居住、食料なども削れ 艦全体を低コスト、高性能、被弾面積縮小、重量軽減ができうる。 万一の時に人が死ぬ事を減らせて国防力も上がりうるなら、 どんどん機械化、自動化される部分は増えて行くんでしょう。 人間がやるとどこかで出るヒューマンエラーを減らせる事もありそうですし。 >ヘリコプターからレーダー そうだったんですね。知りませんでした。 無人化できるならした方が良いですね。 >潜水艦 人間の食料、居住スペース、兵士と家族の精神負担、緊急時の救助、 色々ありますし乗組員削減ができるならする流れになるのでしょうね。 そのうち色々なものが無人化していったら、 空母護衛艦隊の周辺に艦隊に自動追従する無人デコイを常駐させて 魚雷を感知したら突進してなるべく遠くで爆発させるとか、 対魚雷の防御装置を海中に備えながら活動するとかもできるのやも。 色々な軍事の事情が変わって行く可能性はあるんでしょうね。 ご回答ありがとうございます。