NMBの歌だったかと思いますが、「スキャンダルはダメだけど、恋愛は止められない♪」というような歌を歌っていました。「僕はボーイフレンド、きみのボーイフレンド」とか歌ってました。メロディは出て来るのですが、題名が出てきません。
「恋愛」というのは、信仰と同じで「心の内」のものですから、止めようとしたって止められません。禁止しようとしたって、禁止できません。止められるもんなら止めてみろ~ですねぇ。
浄土真宗の坊さんが、心の中では「アッラーは偉大なり」と叫んでいても、浄土真宗側にはどうしようもない(気づかない)のと一緒です。
AKB運営側が禁止しているのは、「女の子たちが恋愛している場合にとるであろうような、態度・言動をするな」ということです。
劇場で特定の男と目と目を合わせてほほえんで「ばかり」いたり、べたべたひっついて道を歩いていたり、路チューしていたり、ホテルから出てきたり・・・ 、そういうことをするな、というだけのことです。
これを禁止することは、可能です。契約で、単に「不作為」を求めているだけですので、許されます。
浄土真宗の坊さんが、東や西本願寺の御影堂で「アラーは偉大なり」「神はアラーのみ。阿弥陀如来を信じるなんて大バカだ」「仏像など、偶像は破壊しろ」と叫ぶのを、浄土真宗(宗教法人)は「禁止できないのか?」、と考えてみれば分かるでしょう。
叫びたければ、浄土真宗の坊さんを辞めて、ほかのそれなりの場所で叫べば良いのですから、そういう言動を禁止しても、その人の信教の自由を侵したことにはなりません。
それと同様に、メンバーの女子が、上記のような「恋人アリ」の態度・行動をすることは、ファンの夢を裏切り、AKBの存在理由・営業方針と対立するのですから、「態度・行動」を禁止することは十分に正当性があるのです。
イヤならAKBをやめて、自力で、あるいは同好の士を募って、恋愛行動自由のアイドルをやればいいのです。実際、そういう「恋愛自由」の地下アイドルはあります。
ファンに夢を与え、ファンから人気・お金を集めるというAKBの、自分にとって都合が良い点だけは利用して、(その存在理由と矛盾するような)自分本位の行動はさせてもらう、という寄生虫のよう活動を許す必要はまったくありません。
したがって、
(内心をどうやって知り得たとするか設定が不明ですが)恋愛しただけのメンバーを「契約違反」で首にしても、契約解除は無効です。
逆に、上記のような「恋人アリ」の態度を取れば、それが本気でなくて冗談でも、クビは正当です。
お礼
なるほど!とても参考になりました ありがとうございます