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パーソナリティ障害について
パーソナリティ障害と不安神経症の違いはなんですか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
回答No.1
こんにちは。 いわゆる精神疾患は、以下の3つに分けられます。 ・パーソナリティ障害 ・神経症:不安神経症、強迫性神経症、恐怖症等 ・精神病:うつ病、統合失調症等 パーソナリティ障害は、神経症と精神病に属さないというのが定説ですが、実際には、パーソナリティ障害の人が、神経症や精神病の領域にある場合があります。ですので、パーソナリティ障害と不安神経症の違いが分かりにくいのです。以下でさらに詳細に説明します。 パーソナリティ障害は3つの群に分類されており、各郡の内容から理解することが分かりやすいです。A群は風変りで奇妙な行動、B群は移り気で演技的な行動、C群は不安を伴う行動です。C群が不安神経症と間違えやすいポイントとなっています。 (1)パーソナリティ障害のC群は、批判されたり、嘲笑されたり、恥をかいたりすることを恐れるあまりに、人との接触を過度に避ける、という意味での不安を伴う行動です。 (2)これに対して、不安神経症は、心配事や不安を過剰に感じてしまう、別名 全般性不安障害 と呼ばれるものであり、”明確な理由がないのに不安が起こる”というタイプです。 両者はオーバーラップしていたり、同時に持っていたりするために、パーソナリティ障害と不安神経症の区別を難してしているのですが、厳密な区別は上記(1)と(2)の違いとなります。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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