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パーソナリティ障害について詳しく知りたい
- パーソナリティ障害について詳しい方いらっしゃいませんか?心療内科に通って10年くらいですが、先月主治医の先生が「パーソナリティ障害に当てはまるかも」と言われました。ネットで調べても治療方法がないという話を見つけました。他の病院に行くべきか悩んでいます。
- パーソナリティ障害についての正しい見解が知りたいです。主治医の先生には10年以上も診てもらっており、診察時間もしっかりとしてくれます。しかし、知人からは他の病院を試すべきと言われ、紹介状をもらいました。複雑な気持ちです。
- パーソナリティ障害について詳しい方、アドバイスを頂けませんか?心療内科に通って10年以上ですが、先月主治医の先生にパーソナリティ障害の可能性があると言われました。ネットで調べても治療方法がないと書かれていて、他の病院に行くべきなのか迷っています。
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No.2で回答させていただいた者です。 ・そうですね、パーソナリティ障害は基本的に病気(精神病)の範疇とは捉えられていません。平たく言えば“性格の偏り”と診断基準にも明記されており、ゆえに“病気⇒治す”という図式では捉えられないものとお考えください。 ・従って、パーソナリティ障害において薬が処方される場合、それを治すためというよりは、それによって感情が高ぶり衝動的になることを抑えることを目的とします。医療者側の目的としては、それによって自傷他害を未然に防ぐことを期待します。 いま処方されている薬は、まさにそうした論理での薬ですが、まぁ“飲んでいるから現状で済んでいる”と考えておくのが無難でしょう。 ・パーソナリティ障害には、更に細かく自己愛性とか境界性とかの分類がありますが、その全てに共通するのは、当事者が感じる“生き辛さ”でしょう。 ・なので、パーソナリティ障害を“治る”か“治らない”かで捉えると、返って辛くなることと思います。そう考えず、いまの“生き辛さ”が少しでも軽くなることを目指し、生き辛い具体的な原因を1つ1つ取り除いてゆくことが目標となります。極端な話、性格の偏りは修正できなくても、具体的な対処スキルを獲得することで生き辛さが軽くなれば、それがある意味では“軽快した”(病気でいえば“治った”)と受け止めるのが現実的です、 ・具体的には、何がどう生き辛いのか、日々の生活の中で、その具体例を1つずつ拾い上げてゆくことが大切でしょう。人間関系が上手く対処できない、と一言で言っても、どういう場面でのどういう言動を以って“上手く対処できた”のか“上手く対処できなかった”のか、人によって感じ方は異なるでしょう。要は、最低限、人間関係がこじれて何か事件を起こしてしまわないようにこなせていれば、少なくとも“人間関係は対処できている”と捉えるのが自然です。なにも“上手く”なくても構わない訳です。 あと、私の知人(当事者)の経験談では、人間関係については映画やドラマで“上手く対処できている”と思うシーンを台本化して演技練習してみたり、仕事については1日・1ヶ月・1年単位で学生時代の学校行事予定表のような行程マニュアル表を作り、その通りに行動することで、職場の人間関係に支障を来さず長続きするような工夫をしているそうです。
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- sakura-394
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No.2 No.3で回答させて頂いた者です。 一言に「カウンセリング」と言っても、その内容は医療機関やカウンセラーによって様々です。 基本は、来談者の思いをしっかり受け止めるところからスタートしますが、それだけでは単なる「吐き口」と変わりません。 パーソナリティ障害を「治療」するためのカウンセリングは、さらに来談者の「認知」を修正していく必要があります。 ここが難しいところです。 優しく受け止めるだけではなく、来談者の認知のゆがみを、来談者本人に気付いてもらい、修正していく場面が必要となります。 しかし、それなりに高度な知識と技術を持っている医師やカウンセラーでなければ、来談者に「この人は、私を否定している」と感じさせてしまって、継続的なカウンセリングが成り立ちません。 今まさに、mogupipi5022さんが主治医に対して感じておられるような、「納得がいかない」という場面が、必ず生じます。 主治医が言われたように、「君は、話の途中で怒って出て行ってしまうかもしれないから・・・」という場面も、十分に想像できます。 パーソナリティ障害を治療するためのカウンセリングは、「誰にでも出来る」ことではないのです。 しかし、ご存知かも知れませんが、「カウンセリングっぽいこと」は、誰にでも出来ます。 資格も知識も技術も何も持っていなくても、自分で「カウンセラー」を名乗れば、誰でも「なんちゃってカウンセラー」になれます。 でも、そんな「なんちゃってカウンセラー」が行う「カウンセリングっぽいこと」では、mogupipi5022さんの治療に繋がるどころか、下手をすると大きなマイナス効果しか生みません。 おそらくmogupipi5022さんの主治医は、そういった現状など、様々に考慮した上でカウンセリングを勧めなかったのだと思います。 「カウンセリングを受けたい」という患者さんに対し、「ではカウンセリングを受けてみましょう」と、患者さんの求めに応じるのが「良い医師」ではありません。 これはカウンセリングに限らず、例えば患者さんの求めに応じて薬の処方を変えたり、患者さんが気に入るように治療方針を変えたりするのであれば、「医師免許」は要りません。 あくまでご質問と補足の内容から客観的にみた感想ですが、mogupipi5022さんの主治医は、医師として、きちんとmogupipi5022さんの治療に繋がる方向を考えておられるのではないかと感じますよ。 連続回答は、このサイトの趣旨にも合わないので、このご質問に対する私の回答は、これで終わりとさせて頂きます。 1日も早く「生きやすい」人生が送れるようになるといいですね。
お礼
こんにちわ。再度、アドバイス頂きまして有難う御座います。 主治医の先生の気持ちや判断が間違いではないと言う事が分かり少し安心しました。患者の言う事を簡単にコロコロと受け入れる先生ではないですし、良い先生と巡り合って良かったと思います。今回は本当に有難う御座いました。今度、先生と色んな話をして今後の事をきちんと話し合って来ようと思います。 本当に感謝しています!有難う御座いました!!
- sakura-394
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No.3で回答させて頂いた者です。 補足を読ませて頂いた上で、再度回答させて頂きます。 まず、今の主治医について、 > ただ吐き口の場所になっています とのことですが、吐き口があるおかげで、症状の悪化を防ぐことが出来ているとも考えられます。 確かに、話を聞いてもらうだけでは「治療」には結びつかないケースもありますが、 > 相性も合います と言い切れる医師に出会えたことは、mogupipi5022さんにとって大きなプラスにはなっていると思います。 その一方で、 > 今度、紹介して頂いた病院は、パーソナリティ障害に力を入れてる病院なんです ということであれば、転院することで「何かしら突破口」が見えてくる可能性もあるように思います。 カウンセリングを受けてみたいとのことですが、一般的なカウンセリングであれば、今の主治医に話を聞いてもらうだけで十分だと思います。 もし、転院先の病院が「認知行動療法」など、具体的に治療を意識したカウンセリングを行っているのであれば、単なる「吐き口」とは違う効果があるかも知れません。 次の受診の時に、今の主治医に、素直に「迷っている」という気持ちを伝えて、アドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。 最終的には、mogupipi5022さんが自分の意思で決めなければいけないことだとは思いますが、転院先が具体的にどのような治療を行っているのか、今の主治医が知っている限りの情報を教えてもらって、その上で判断されてみてもいいと思いますよ。
補足
おはようございます。再度、アドバイス頂きまして本当に有難う御座います。次回、転院することを迷っていると言う事を主治医の先生に相談してみたいと思います。今の主治医の先生とは長いお付き合いですし、とても良い先生なのですが・・・。先日も書きましたが、カウンセリングを受けてみたいと私が言った時の先生の反応がやはり気になります。確かに自分は、投げやりになってしまってその場を泣きながら去ってしまったり、怒ってしまったりと言う事はあります。でも、だからと言って、カウンセリングを拒否?されたのが、悲しくもあり・・・。では一体私はどうしたら良くなるの?と言う気持ちでした。先生には先生の考えがあるんだと思いますが・・・。やはり納得がいかない言葉でした。この事については、客観的に自分では考えられませんので、客観的に見てどう思われますか?お手数をおかけ致しますが宜しくお願いします。
- sakura-394
- ベストアンサー率58% (237/405)
まず、mogupipi5022さんが情緒不安定性パーソナリティー障害(境界性パーソナリティー障害)かどうかは別として、「情緒不安定性パーソナリティー障害(境界性パーソナリティー障害)は、効果的な治療方法がない」という点は正しいと思います。 まったく治療方法がないのではなく、「効果的」な治療方法がないのが現状です。 しかし、仮に診断が正しいのであれば、情緒不安定性パーソナリティー障害の患者さんに対して、30分~60分も丁寧に診察される医師は、私の私見では「珍しい医師」だと感じます。 文字通り、「情緒不安定性」なので、診察そのものが困難で、治療を拒否されるケースも珍しくありません。 > 正直、複雑な気持ちです ということであれば、考え直して、今後も今の主治医に診てもらうという選択肢もあるように思います。
補足
初めまして。アドバイス頂きまして有難う御座います。主治医の先生は病院の中で、一番人気のある先生です。先生は他の患者さんにも診察時間が長いです。先生に、人格障害の患者さんだと診察するのを嫌がる先生はいますよね?と尋ねましたら「嫌う人もいるだろうけど僕は、今もこうして30分も話を聞いてるよ」と言ったので、パーソナリティ障害に関して、決して嫌ってる訳ではないと思います。ただ、今度、紹介して頂いた病院は、パーソナリティ障害に力を入れてる病院なんです。地域包括センターの方に紹介して頂きました。ただ、やっぱり今の先生は長いお付き合いですし、相性も合います。でも、何も進展がないんですよね(汗)診察でも愚痴をぶちまけて帰って来るって言うパターンで、ただ吐き口の場所になっています。私はとても生きにくい性格?ですし、もう年齢も年齢ですし、何かしら突破口があったらと思うのですが・・・。紹介して頂いた病院は同じ県内でもまた一層、距離が遠くなりますし、本当に良い先生に恵まれ、良い効果があるといいのですが・・・。やはり迷います。主治医の先生に「カウンセリングしてみたい」と言った所「君は、話の途中で怒って出て行ってしまうかもしれないから・・・」と言われ、少しと言うか、すごく残念な気持ちと、自分が情けなくなりました。でもそう言われて「じゃあ、私は一体何をしたら良くなるの?カウンセリングも否定されて、診察では何の進展もなく、一体何?」と言う怒りも湧きました。何だか、よく分からなくなってきました(汗)まとまりのない文章ですいません。
- Tare_Toro
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パーソナリティ障害は、数年前まで人格障害と呼ばれていましたね。 基本的に、いわゆる“病気”という範疇で捉えるものではないので、いわゆる“治療法はない”ということなのでしょう。つまり“病気ではない”が“日常生活(社会生活)上のあらゆる場面で順応することが難しいこと”を指しているので、言い換えれば“日常生活(社会生活)上のあらゆる場面で順応できるよう訓練すること”が治療といえば治療になるのでしょうか。 そう考えると、パーソナリティ障害そのものは“薬で治す”というよりも“適応訓練”することが主眼となるため、医師というよりは臨床心理士などの方が、指導者としては相応しいかもしれません。(もちろん、医師でもそういったことを得意としている方もいらっしゃいますが…。) そして補足としては、適応できないことによるストレスなどで、二次的に精神疾患様の状態(うつ病など)が表れたとき、初めて医師の守備範囲になると考えた方が良いでしょうね。 あなた様の詳しい経緯は分かりませんので、あくまで一般論的な意見になりますが… 1.まずは本当にパーソナリティ障害なのか、的確な診断を得られるといいですね。 パーソナリティ障害の診断は、はっきり言って難しいです。それゆえ、診断後の対応も的確に行なえるケースは更に少なくなるのが現状です。 反面、だからこそ診断そのものが難しい場合に“取り敢えず”的にパーソナリティ障害と仮診断されて(その後、何年経っても)そのまま…という場合にも使われてしまうケースも少なくありません。 2.下手にインターネット情報で誤った知識を得てしまうのは厳禁ですが、たとえば精神保健福祉センターなどで経緯を説明し、パーソナリティ障害に詳しい医師の情報を得てから診断を仰ぐ方法もあります。もしかしたら、(本当にそうかもしれないし)あるいは違うかもしれませんし…。 3.補足情報として、近年、これまで長らく統合失調症とかパーソナリティ障害と診断されて精神科や心療内科に通院しながら、一向に改善の兆しが見込まれず“おかしいなぁ”と医師&患者双方が思っていたところ、児童精神科医という専門医に診てもらったところ、実は発達障害だった、という事例が見られるようになりました。その場合は、療育(=治療的教育。別名、特別支援教育)によって社会に適応できるようになるケースがあります。
補足
おはようございます。アドバイス頂きまして有難う御座います。パーソナリティ障害は、病気ではないと言う事なのでしょうか?もし病気でなければ、極端な性格の偏り?になるのでしょうか?薬は、ドグマチール・デパス・コンスタン・デパケン・ジプレキサを服用しています。デパケンとジプレキサは感情の高まりを抑えたりするお薬ですが、服用していても、感情が高まったり興奮しているときに飲んでも、何も変わりがありません(汗)ジプレキサは頓服で飲んでいます。 やはり、薬での効果は望めないのでしょうか?自分自身、日常生活で、仕事が続かなかったり、様々な人間関係で上手く対処出来なかったりと非常に日常生活が困難な状態です。先生は私の事を20代のときから「自我同一性拡散状態」とも診断?しています。パーソナリティ障害なのかどうかは、自分でも判断が出来ませんが、ネットで調べている限り、殆ど当てはまっていて、悲しくなってしまいます。何故、生き難いのか?辛いです。 パーソナリティ障害とは、治らないものなのでしょうか? 治らなければ、一体どうやってこの性格?と付き合っていけば良いのでしょうか? またアドバイス頂けたら幸いです。
- paru_1981
- ベストアンサー率18% (15/80)
こんばんわ パーソナリティー障害のことはわかりませんが…… 私は知的障害を持ってます。 軽度ですが治ると思ってなくて でもなりたくて障害になったのではないといつも心に言い聞かせて動いています。 そして本当に分からない時は分かる専門家とか分かる人にたずねています。 そうしてうまく利用したらどうでしょうか? 紹介状かいてもらったのでしたら行ってみてよいかも同じ意見かもしれないし 違った意見をくれるかもしれませんし そこは行ってみないと分かりませんよ。
お礼
こんにちわ。再度、アドバイス頂きまして有難う御座います。パーソナリティ障害のことについて詳しく説明して有難う御座います。今の生き辛さから自分自身、解放されたい気持ちでいっぱいです。治る治らないではなく、生き辛さが少しでも軽くなるようになれたらいいな。先生も、君は、理想が高い。アジア大会に何も練習しないで出場しようとしているみたいだと言います(苦笑)一生懸命に生きたい!と言えば、一生懸命に生きなくて良い、普通で良いんだよときちんと諭してくれます。 少しでも自分自身がラクになれるように、これから取り組んで行こうと思います。今回は本当に有難う御座いました!!