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ISPを廃止してIXだけにできないのか
ISPは最終的にIXにつながっています。 そこで、インターネットに接続したい人がISPではなくIXに直接接続すればISPは不要になるように思うのですが、技術的にどうでしょうか。
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IX は IX に接続している者同士がトラフィックを交換する場所で、通常トランジットのトラフィックは流しません。 トランジットを無くすためには全ての人が同じ IX に接続しなければいけないと言う事になり、通信において単一障害点が形成される事になりますし、特定の事業者が全ての通信の折衝与奪権を持つ危険な状況になってしまいます。 元々 IP と言うプロトコルの設計では通信の単一障害点を無くすために複雑な網目状のネットワークで通信するよう考えられているので、IP の設計ポリシーに反するネットワークが出来る事になってしまいます。 また、IX でのトラフィック交換は現在 BGP を使ったルーティングを行っているので、IX に参加するためには高度なルーティングに関する知識が必要になりますし、各個人にある程度まとまった単位でIPアドレスを割り当てる必要が出てくる点で非現実的ですし、現状インターネットの拡大のせいで AS 情報を交換するデータのトラフィックが増えて通信帯域を喰っていたり、ルーティングテーブルの肥大化がルータの負荷になっていたりするので、各個人が IX に接続するのは現在のプロトコルでは無理でしょうね。 それよりも、ある程度インターネットに接続するノードをまとめて管理してくれる組織がある方が効率的なので、ISP の存在意義はあると思います。
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- dragon-man
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初期のインターネットであるアルパネットはネット(と言ってもATTなどの電話会社から借りた単純な電話回線網ですが。ちなみに当時は光通信はありませんでした)に個々のユーザの端末がルータ(ミニコンで作られていた)を介して直接ぶら下がっていました。そういう意味ではIX(インターネットエクスチェンジ)に直接繋ぐのと同じようなことです。しかし現在のような複雑で大規模なネットに個々のユーザが直接参加するのは技術的にも難しく、費用がかかります。その接続サービスを簡便化し、実用的なコストで提供しているのがプロバイダです。
- ごんちゃん 28号(@robcat)
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IXってトランジットですよね。となると自分側でルーティングを制御しなくてはならなくなると思います。 そうなるとソフト的にIGP「インターナル・ゲートウェイ・プロトコル」とEGP「エクスターナル・ゲートウェイ・プロトコル」を使えることが必須になると思います。 一例としてポータールータのBGPルーティングテーブル、数万行です。一人管理できるとは思いません。 ところで、IXにつなぐための認証行為はだれがしてくれるのですか。
確かに直接接続すればISPは不要ですが、 料金が数百万以上になってしまいます。 ネットの黎明期(95年頃)はIIJと言うプロバイダがIXを兼ねてました。 P2P接続が一般化すればIXに直接接続に成るかもしれない。
- Nouble
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自分で、学んで 自分で、すれば お金も、掛からず 簡単、なのに 行政書士とか、 弁護士とか、 税理士とか、 頼む、方が 一般的、ですよね? 同じでは? 因みに インターネット、黎明期 には 沢山、いました よね 直繋げする、方が 今も、多い の、かな?
- 121CCagent
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質問の意図が図りかねますが >技術的にどうでしょうか。 技術的には不可能とは言いませんが…。 IXに直接接続繋ぐための設備などどう考えても個人では管理運用するのは無理です。また個人で負担しきれない維持管理費が掛るので無理でしょう。