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他の星でも複式簿記が使われている可能性はあるのか?
- 複式簿記とは非常に合理的なシステムであり、宇宙のどこでも存在する可能性がある。
- 複式簿記は一見特殊なシステムであるが、その合理性から他の星でも使われている可能性がある。
- 複式簿記はデファクトスタンダードとなっており、他の星でも使われる可能性がある。
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文明があるなら必ず複式簿記の思想は流通しているはずです。 魚のレベルの存在であれば、そもそも抽象的にものを表したりとらえたりすることができないでしょうから、まだそのレベルではないということもありますが。 要するに複式簿記なんていう名前を使うから面倒な感じがするだけで、基幹にある重要な考え方は「振替」です。完了していないものの状態を、ある見方の抽象概念にしておき(伝票化し)それを放置しておいて、解決できるような事態が発生したとき、バランスさせるという思想です。 これは日常生活で普通やっていることですし、科学でも同じです。 デカルト思想、困難は分割して別々に考えること、というのはまさに振替思想と同地平線にある思考方針です。これをやらないとロケットなんかできないし、そもそもボールが転がることを説明することが不可能です。 空気抵抗はないもの、として衝突する力だけを考えて方程式を作るなんていうのは、空気抵抗だとか分子間相互作用だとかそういう面倒なものを別伝票にして、仮にこれらの伝票がないものとすれば試算はどうなるという考え方です。 もちろん、そういうファクターが必要だろうという議論があったら、抵抗なり誤差だけの世界で計算をした上、その計算結果を、抵抗がないものとみなした結果にバランスさせていく、という手法で科学が進化してきたわけです。 簿記の世界で言うPLは、まあ儲かったか儲かっていないかというわりあいゼニだけの世界だけど、BSはそうではない。そしてBSのほうの分析をすることでいろいろな業務の問題や解決策が生まれてくるわけです。 宇宙工学も全く同じことなんです。 核心にあるのは振替の思想であり、それが、文明のあるところであればどこの星であっても存在しないわけがないと思います。
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- eroero4649
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宇宙のどこに行っても、5+5は10ですし3✖3は9です。数学は宇宙普遍の存在ですから、数字を使って管理しているのであれば似たようなものが発見されていると思います。 理系関係は、宇宙のどこであっても法則は同じなのでそこに違いはないと思いますよ。素材が違うことはあってもね。例えばアンモニアは水の代わりになりえるらしいので、地球における水の存在がアンモニアになっている星と生命体と文明があるかもしれません。それは計算式の数字が違うだけであって、計算式そのものは変わらないと思います。どこかの星で地面から木にリンゴが落ちるってことはない・・・でしょうからね、たぶん(たぶんといったのは、重力の存在は完全に証明されていないので重力というのは我々の思い込みであると主張する物理学者もいるからです)。 言語も、一見ばらばらのように見えても主語があって動詞があって目的語があるという大まかな決まりごとはどの言語でも共通です。文法のルールに違いはあってもね。 生命体だって、タンパク質で構成されて、骨のような存在があって神経があって筋肉があって血液が流れて酸素をエネルギー源にしていて複数の細胞で構成されているという基礎的な部分には昆虫も植物も哺乳類も変わらないわけです。昆虫や植物は外側を固くして重力に耐えるようにして、哺乳類は内側を固くして(骨のこと)重力に耐えるようにしているのでアプローチの違いだけです。実際、昆虫が持つDNA情報の多くは我々人類も持ち合わせています。
- neutrino_86
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書式の変更は置いといて、考え方は普遍的に思えますよね。資本を元に資源を使って活動した時に、ある時点の資産と負債・利益の状況を評価し、次の評価時点までの活動を収益とコストの出入りで表すので、資本主義自由経済でも、共産主義計画経済でも、評価単位の違いとは関係なく、食えたのか、食えなくなりそうなのかを測ることが出来る。 が、宇宙、という言葉からSFチックな想像をしてしまいました。地球ではなんだかんだ言って、地球自身の資源と太陽エネルギーを元にするしかありませんが、宇宙には、資本を食いつぶして、無くなったら冬眠状態になり、他の恒星系に遭遇したらまた食いつぶしていく。そんな連中がいたら、簿記の意味はわかっても実際とは無関係かも知れません。 宇宙全体で考えればようやく成立するけど、食い尽くしたら終わりなので、結局どうでもいい、とか。 回答というより妄想でございました。
お礼
どうもありがとうございます。興味深いですね。希少性(scarcity)とエネルギー保存の法則に徹底的に支配されたうえで、必要になってくるシステムではありますね。お金が無限に近くあれば、お金の出入りなど気にするわけがありませんですし。ありがとうございます。
お礼
ありがとうござます。大変勉強になりました。正直、BSの部分など、完全には理解できませんが。ひとつひとつの未解決の問題に、その時代なりの、あるいは、その人なりの、回答を与えていく、これは思考のプロセスにおいて、前進するためには必ず必要なものだと思いますから(その回答自体が、完全に正しいかどうかは別にして)。そうしないと思考停止になるわけですね。簿記ではなく、おそらく会計学といったものは、そういう視点の問題意識を多少なりとも扱うのかもしれないと思いました。ありがとうございます。
補足
私の方でも、多少論点がずれた感じもしますが、振替というポイントが重要ですね、それからBSの実際の変動に対して、理由としてのP/Lをくっつけていって、変動の意味が分かるようにしている、そしてBSとP/Lの項目をあたかも同レベルの項目として機械的に仕訳していったら、結果はきちんとなっているという、全体像を把握しない者からすれば、不思議な現象。他の星の方々も、その不思議さに驚いているところかもしれません。