元入金が分からず複式簿記が始められません
青色申告を今年から始めているのですが
貸借対照表の書き方、特に元入金がわかりません。
始めは左右のバランスが取れれば良いと思い
預金や現金を足したものが元入金だと思っていたのですが
前年の元入金+事業主借+前年の利益-事業主貸=今年の元入金
だと知りました。
これを受けて練習として前年の簡単な貸借対照表を作って
今年の元入金などを記入してみましたが
左右バランスがとれずエラーとなりました。
<前年>
預金 (期首)100,000 (期末)200,000
事業主貸 (期首)----- (期末)10,000
合計 (期首)100,000 (期末)210,000
事業主借(期首)--------(期末)50,000
元入金(期首)100,000 (期末)100,000
合計 (期首)100,000 (期末)210,000
<今年の元入金>
100,000+50,000+100,000-10,000=240,000
そして、この元入金240,000と預金20,000を
今年の貸借対照表の期首に記入しました。
預金 (期首)200,000 (期末)200,000
合計 (期首)200,000 (期末)200,000
元入金(期首)240,000 (期末)240,000
合計 (期首)240,000 (期末)200,000
すると左右の合計が合いませんでした
なぜ、負債・資本の期末が-40,000され200,000となるのか
まったく理解が出来ません。
以前の私ならこの元入金を預金と同じ200,000としていましたが
これではダメなのでしょうか?
どなたかどうか知恵をかしてください。
お礼
ありがとうござます。大変勉強になりました。正直、BSの部分など、完全には理解できませんが。ひとつひとつの未解決の問題に、その時代なりの、あるいは、その人なりの、回答を与えていく、これは思考のプロセスにおいて、前進するためには必ず必要なものだと思いますから(その回答自体が、完全に正しいかどうかは別にして)。そうしないと思考停止になるわけですね。簿記ではなく、おそらく会計学といったものは、そういう視点の問題意識を多少なりとも扱うのかもしれないと思いました。ありがとうございます。
補足
私の方でも、多少論点がずれた感じもしますが、振替というポイントが重要ですね、それからBSの実際の変動に対して、理由としてのP/Lをくっつけていって、変動の意味が分かるようにしている、そしてBSとP/Lの項目をあたかも同レベルの項目として機械的に仕訳していったら、結果はきちんとなっているという、全体像を把握しない者からすれば、不思議な現象。他の星の方々も、その不思議さに驚いているところかもしれません。