一度水分をとばして、その後、水を加えて元の量にしたというものです。
簡単に考えればわかります。
100%オレンジジュース10万リットルを運ぶとします。
10tタンクのトラックで、簡単に言って10台分になります。
10tタンクのトラック=1万リットルですからね。
飲み物の場合その90%以上は水分です。
水分を飛ばして、3割まで減らしたら、10tタンクのトラックは、難題ですみますか?
当たり前ですが3台ですね。
つまり7代分の輸送費が節約できるわけです。(水分を飛ばすのにもまぁお金はかかりますがそれよりは安いわけです。)
次に、届いた後、倉庫でも同じことが言えます。
倉庫は、3割ですみます。
次に倉庫からお店に出荷しますが、これも、軽くなりますので、輸送費が安くなりますね。
そして、店で水を加えて100%に戻せば、100%の濃縮還元オレンジジュースになるわけです。
ただ、濃縮の工程で、ビタミンや風味が落ちてしまうので、濃縮還元と明記されているわけです。
ボトルジュースは、倉庫からはいつするのに変わらないじゃないか!と思われるかもしれません。
でも、ペットボトルに入れ前の原料状態で考えれば倉庫に保管する場合、倉庫が小さくて済むわけで、必要量だけ水を加えて還元してボトルに詰めれば良いわけですので、輸送や倉庫の効率が良くなるわけです。
お店にあるジュースディスペンサーなどは、水を加えて出しますので、オレンジジュースなどの濃縮原液と水で作りますので、機械が小さくて済むわけです。
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