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東芝の米国における経営失敗の具体的いきさつ

原子力関係の失敗ということですが、失敗の原因というのは具体的にどういうものなのでしょうか。優良企業の代表者というイメージで考えていたのですがほかの部門もだめになってしまうのでしょうか。増して株を買うなどは持ってほかなのでしょうか。

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  • 92128bwsd
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回答No.1

東芝は原発事業の買収に関して3つの誤算をあげていて、1. アメリカの原発子会社ウェスティングハウス(WH社)が買収した子会社S&W社が受注済みで建造中だった工事費用が買収前の見積もりと大きく違った、2. S&Wの買収時にS&Wが計上していた損失を売り主が補填してくれると思っていたら補填してもらえなかった、3. 買収後の事業効率改善が進まなかった、としています。 ただ、原発事業は東芝がWHを買収した段階でも巷では今後収益性が見込める事業なのか疑問視されていたのに加えて、2011年の福島の事故以来世界中で原発に対する安全懸念と安全基準の厳格化があって、東芝以外でも原発事業そのものがもはや危なくなっていたのではないかと思います。 ここまでだったら、原発事業のみの見込み違いと言うことになるのでしょうが、東芝が決算報告を延期させた理由の、米原発事業での処理で不正な圧力があったと言う理由がわからないとなんとも言えませんが、恐らく業績を良く見せようとするようなことだろうと想像され、そうすると、東芝全体の企業体質に絡んでいるのかも知れません。 いずれにしても今は青色吐息で一般の投資家が株を買うような状態ではないと思いますよ。

kaitara1
質問者

お礼

おかげさまでよくわかりました。契約の甘さとか、やはり経営者としての力が足りなかったのかなと思いました、他の部門の技術力などはそれなりにあるのだと思いますが、おおせのごとく、ここしばらくは見守っていいるのが無難ということですね。

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