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東京電力の電気料金値上げについて
- 東京電力の電気料金の値上げについて疑問が生じています。市場原理の考え方が適用されるべきか、国民生活の基盤である電力においては異なるアプローチが必要なのではないかと考えられます。
- 電力供給において競争を導入することで価格が下げられないのか、また発電方法別に会社を分けることでリスクを分散させる手法は有効なのか、という提案がされています。
- 東電の倒産リスクを最小限にするために、原子力の部門と火力の部門を独立採算することが検討されています。これにより、原子力事業の倒産だけで済む可能性があります。
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その問題の前にもっと考えるべき問題があるはずです。 報道番組などでさんざんやっていたことですが、電気料金には発電・送電にかかるコスト以外に東電が支出するあらゆる費用が含まれているということ。 例えば、原子力発電所を有する自治体への補助金のようなもの、及びその地域へ建設する箱物施設(地域のための体育館など)や環境保全活動費用とかいろいろな啓蒙活動費用も含まれています。 果てには政治家への政治献金とか、原発建設反対派の買収資金とか、公になるとヤバそうなものも全てです。 実際、原発推進派がヤクザを雇って反対派に圧力をかけたという話もあります。その資金は東電から出ていると見て間違いないでしょう。 現状でも、下請け企業が10を超える階層になっていて必要とされる経費が水増しされているような構造になってます。 そういう構造的改革を施せば電気料金が下げられる可能性は大いにあるはずです。 昔の公共事業も似たような構造だったはずです。 大手ゼネコンが大型建設事業を受注してしたらそれを下請けに発注し。それを受注した下請けの中には更に下請けの土建屋に丸投げ。その下には生かさず殺さずの金額で請け負わせて丸儲け。 今では、そういう構造もかなり改善されて入札時の落札額もそれなりに下がってきているはずです。 東電は、1社独占で国から認められた特権を悪用しているフシもあります。 今までは言いなりだった利用者も今回の値上げを機に問題提起すれば、緩やかではあるが電力会社も考えを改めるはずです。 とは言え、株主総会では会社側へ有利になるよう総会屋みたいな輩がまだ幅を利かせているんでしょうけどね。 先日のオリンパスの臨時株主総会の報道を見てそう思いました。
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- KappNets
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(市場原理なら儲からなければ市場から身を引けますが)電力会社は一般の商店と異なり、電力の供給を止めることが出来ません。電力供給を要求しながら値上げは許さないというのは無理な論理です。 最大の問題は燃料代です。 電力を供給するために電力会社は石油やガスを買って発電しています。現在(原発は動いているとして)石油やガスを買う費用は年間5兆円ていど。原発を止めてその代わりに石油やガスを買ってくるとして、燃料代は安く見積もっても2兆円以上増えます (あるいはさらにその2倍かも)。(幼児も含めて)国民一人当たり年間2万円のコスト増です。これだけの燃料代を電力会社の自助努力だけでまかなえというのは空理空論です。いくら競争原理が働いても無理です。 http://nippon.com/ja/tag/燃料費/ 原発を全部止めるということは、「私は年間2万円燃料代を余分に払います」というのと同義です。 注:原子力の部門だけ破産すればよいというのは空理空論です。原子力の分電力供給が出来なくなれば、必要電力の3割(?)が供給出来なくなります。24時間の3割といえば7時間も毎日停電することになるのですが、それで良いのですか?
お礼
燃料が上がる分は、仕方がないですが、 東電は、もっと身を削れば、電気料金を安くできるのでは、 と思うのです。
- pankaipankai
- ベストアンサー率18% (4/22)
>電力供給において、 >複数の事業者が競争をすれば、 >価格は、下げられないのですか? 通常われわれが電気料金として支払っている料金には、 発電コストだけではなく、送電コスト(例として送電線の維持管理) 配電コスト(例として家庭までの配線、料金算定のための検針) など、ほかにもいろいろあります。 国はこれらをまとめた形で許認可してきました。 料金についても国が認めた方法で決められてきました。 そのため東電等は、火力、水力、原子力、他の発電方法をすべて合算した 方法で料金を設定しています。 おっしゃる方法は可能か不可能かで論ずれば可能ですが、 他のコストを考えれば、かえって高くなると思います。 >例えば、発電方法別に会社を分けること >とかできないですか? >原子力の部門は原子力の部門で独立採算、 >火力の部門は火力の部門で独立採算、 >というふうに。 上にも述べましたが、送電、配電部門を原子力利用分とその他発電利用分とに 分けるとなると、今の電柱、電線が倍必要になります。 >そうすれば、3.11で倒産するのは、 >原子力の部門だけで済んだ、 >というふうになりますね? 国の許認可で設置された企業が ましてや公益性の企業が倒産すれば、 (許認可を不法な方法ですり抜けたのではなく) 国のお金が注入されますよね。 結局、税金しか財源は無いですよね。 ちなみに許認可は、建設だけでなく通常の運転でもたくさんありますよ。 存在自体が国の監視下にあるような施設です。 現状の料金体系が、合理的であると考えられて設定されたものと考えられます。 (お役所的に決められているので、これがいいか?は別問題) (東電、役員社員の報酬が高いか安いかなどは別問題)
お礼
>(お役所的に決められているので、これがいいか?は別問題) ?
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
なぜ電力事業は独占なのか。 それは、電力事業には多大のコストが掛かるので これに競争原理を導入したら、返ってコストが かかり電気料金が高くなるし、倒産した事業が出たりしたら 社会的に無駄である、 というのが、その理由です。 この理由、今日説得力を持ちますか 疑問です。 ”3.11で倒産するのは、 原子力の部門だけで済んだ” ↑ そうなるでしょうが、それだと損害賠償は どうなるのでしょう。税金でやるのですか。 ”東京電力の電気料金の値上げは、許されるものなのでしょうか” ↑ 許されるとしても、条件があります。 政治家、東電の責任者に法的責任をとらせる。 東電社員の給料は300~500万に制限する。 不要な設備、社員のための福祉施設、リストラ を実施する。
お礼
はい、ありがとうございます
- nu180415
- ベストアンサー率23% (3/13)
あなたの問題意識は問題の表面です。 この事故でだれか刑事訴追されましたか?(東電の歴代の経営者、原子力安全委員会の各責任者等々) 安全神話を作り出し原発の増殖を推進し安全性を無視し 利益追求を最大限に目標化した原発村に群がった畜生達 はエリートとして今まで高給をもらって、今も、これからも高給をもらっていくのです。全て国民の負担で! これからも誰も(追求する権力をもった人間達)口を塞いでいるのです。 事故直後、東電経営者は 免罪符のように 「想定外、想定外と叫びました) すでに1000年まえに先祖の人は 後世の我々の為にここまで津波が来るぞ!と石碑を建てて置いてくれていたのです。それを解っていて海辺に原発をたて 津波への対策をしなかった。なにが 想定外だ! この責任を追求する事もなく 今までの責任者がそのまま、原発再開へと又、安全神話を作ろうとしているのです。 あなたは立ち小便をしても警察に見つかれば罰金払わされるのですよ 今の日本のシステムは権力を持っていると甚大な損失を国民に与えた場合一切罪に問われないようになっているのです。 この問題意識をできるだけ多くの人に共有してもらうようにしょうではありませんか。 そうでないと いくら見かけは立派な制度をつくってもその制度に群がる利権屋が食い物にしてその負担を国民に強いる 制度を作り、運営をするのです。
お礼
そうですね。なんとかすべきですね。
お礼
相当やばいですね、知らなかったです。