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トランジスタ技術 2017年2月号のπduino

トランジスタ技術 2017年2月号のπduino について Raspberry Pi と Arduino の I/O 接続に関してです。 p50 の回路図では両者のシリアルを2SC1815経由で接続しています。これは RP 3.3V と Arduino 5V の電圧差を調整するための回路と思います。つまり、RP TXD 3.3V 出力を Arduino RX 5V 入力としてやるためでしょうが、この回路ではTRがONした場合にコレクタにかかっている5VがRPのTXDに入力されてしまうため、よろしくないように思います。なぜこのTR回路でインターフェースがとれるのかどなたか教えてください。

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  • bogen55
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回答No.1

トラ技見ました. 2SC1815は「エミッタ・フォロワ(コレクタ接地ともゆう)」だから常に能動状態で,ONと言ってもエミッタ接地の時のように「飽和(つまりコレクタ-エミッタ間電圧が数10mVになること)」はしません. エミッタ電圧は,(ベース電圧)-(0.5V~0.7V)程度で,コレクタにかかっている5VRPのTXDに入力されてしまうとゆうようなことはありません. コレクタに50Vかけても,やっぱりエミッタ電圧は(ベース電圧)-(0.5V~0.7V)程度にしかなりません. ベースにエミッタが追随(英語で'follow')することから,「エミッタ・フォロワ」と呼ばれています. 「エミッタ・フォロワ」についてはここの解説をどうぞ http://bipcircuits.web.fc2.com/bip_basic/collecter/emitfollow1.html

hemlock
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 トランジスタって単純なようで奥が深いですね。普段、エミッタ接地ばかりで使っているので、エミッタフォロワの動作がいまひとつイメージできないところがありますが、もう少し勉強します。 今日、この回路を実際に試してみましたが、動作していました。 (回路が無くても一応通信できてしまうのですが。。) レベルシフトの回路としては標準的なものなのですね。これでこころおきなく、ラズパイと他のデバイスでI/Oできます。どうもありがとうございました。

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