補足を拝見しました。
私が生まれた時すでに、県の教育委員会が採用試験をやって、合格者を県内各地の小中学校に配分する方法だったので、なぜそうしたかはわかりません。
しかし、実際問題として、例えば「村」が、「村立小学校」の先生を採用する方式だと、人数は定員は、多くても数十人だと思います。
そして毎年辞めるわけではないので、何年に一度かの試験になります。
すると、教員の年齢バランスが悪くなり、「みんな年寄りだから」体育授業は見てるダケ。一緒に駆け回れない。こんなことはできない、あんなこともできない、という状態になりかねません。
また逆に、残念ながら山間僻地の学校に赴任したがる先生(家族)はごく少ないと思います。
すると、定員割れがおきます。国語の先生が算数の授業や音楽の授業も受け持つなんてことにもなります(分校などの場合、ある程度は特例として認める制度はあるらしいが)。
しかし、法律で先生が教えてよい資格(免許)や定員が決まっているわけで、それによって補助金が出たりでなかったり・・・ じゃあどんするんだ、という話になります。
先生については、都道府県のような広い範囲で採用して、村立、町立、市立の壁を越えて、山間部何年、その後都市部何年、という具合に「公平に」派遣せざるをえないからやっている、ということなんだと思います。
記憶ですが、新潟市が政令指定都市になったとき、政令指定都市は単独で先生を採用できるみたいだったのですが、結局、独立すると「次は新潟市に回すから、山で●年間頑張ってよ、アンタ独身だし」みたいな話ができなくなるとかで、県が採用し、任地も決める方式のママになったようです。
> (ちゃんと判断した結果都道府県が行うことにしたでいいですか?)
上記のような必要性がたしかにありますので、ちゃんと判断して都道府県が行っていると思って良いと、私は思います。
お礼
ご丁寧に、ご回答して頂きありがとうございます😊 おかげ様で、理解が深まりました。 貴重な時間割いて頂き、感謝します。 ありがとうございます。
補足
イメージだと、先生の事務は自分たち(自治体)でも出来そうな気もしますが 、市村町に任せると思ったが、とてもじゃ出来ないと判断した結果都道府県の事務としたという認識でいいですか? (ちゃんと判断した結果都道府県が行うことにしたでいいですか?)