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平安時代は現在よりも温暖化だった説
地球は温暖化と寒冷化を繰り返しており、平安時代は現在よりも温暖化であった。であるため現代の温暖化もいずれは寒冷化に変化していくのでCO2削減などしなくてもよい。 という論を時々見かけるのですが、 現代の温暖化により北極圏の永久凍土が溶けだし、マンモスの冷凍死体が出てきたりしております。 これは、マンモスがいた氷河期から現代までの間に現在ほどの温暖化は無かったということになりませんか?
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- pringlez
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「氷が上から順に溶ける」と思い込んでいるために不思議に感じてしまうのだと思います。氷山・氷河・氷壁は端から溶けていきます。少しずつ削れて、マンモスの面までようやくたどり着いたと考えるのが自然でしょう。 大雨で大規模な崖崩れが発生したからと言って、それまでにそれより大きな大雨が過去に降ったことはないことにはならないのと同じです。 パシフィコ横浜の特別展で見たマンモス | JBpress http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38311 いずれにしても、そこの永久凍土の中で、YUKAは凍てついたまま、3万9000年ものあいだ、海岸の脇に埋まっていたのである。ところが、2010年夏、おそらく温暖化のせいだろう、その崖が溶け崩れ、YUKAの足が飛び出し、宙づりになった身体から毛皮が簾のようにぶら下がっていたところを発見されたのだった。
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2339/4386)
>地球は温暖化と寒冷化を繰り返しており、平安時代は現在よりも温暖化であった。 そのようですね。 欧州では Viking が活躍して Greenland にまで入植したぐらいですから……。 入植当時は農業を行えたほど温暖でしたが、現在の Greenland は漁業とその加工業が主体……Australia の 1/3 近い面積がありながら人口はたったの 5 万人……雪が降る所ではないのですが、陸地面積の 8 割以上は氷床に覆われて涼しい夏と厳冬の土地……もしも Greenland の氷床が温暖化で全部溶けたら地球海面は 7m ほど上昇するようですね。 その後の寒冷化 (小氷期 AD14C~19C) では欧州の農業が衰退し、AD14C には Green land の Viking 入植地が全滅、Iceland では全人口の半分 (150 万人) が餓死し、欧州は戦争やら疫病だらけの暗黒時代に突入、独逸等の German 民族は近現代まで人口の数割を消失するほどの凄まじい受難を何度も経験してきましたものね。 ……まぁ英国 London の Thames 川やら米国 New York 湾が凍結したのも AD18C でしたし、日本もこの頃までは飢饉だらけで江戸幕府ができるまでは戦国時代でしたものね >現代の温暖化により北極圏の永久凍土が溶けだし、マンモスの冷凍死体が出てきたりしております。 >これは、マンモスがいた氷河期から現代までの間に現在ほどの温暖化は無かったということになりませんか? 北極圏で Mammoth の氷漬けが出てくるのは現代に限ったことではないようですよ。 Mammoth の肉がどんなものなのか (どんな味がするのか等) は何百年も前から知られているようですので……多分 AD10C~13C、つまり平安時代の温暖化時期の頃、更にはその前の温暖化時期にも Mammoth の冷凍肉を食べた人がいるのではないでしょうか。 永久凍土と言っても古今東西永久に凍土のままであったというわけではなく、凍土地帯となったのはせいぜい 1 万年ほど前、その後も時代によってあちこちで崩れているようですし……北極圏と言っても人の住まない極北ならまだしも、Mammoth の氷漬けが出てくる地域は人類の棲息圏ですので、寒冷化と温暖化を繰り返す度に人類生息域が前進拡張したり後退縮小したりする地域です。 地域的な気象変化は結構広大に思える範囲でも決して安定的なものではなく、近現代の世界気象で興味深いのは御質問者さんが「北極圏」とか「永久凍土」と仰る地域であろう Siberia 平原の上空を流れる寒帯 Jet 気流 (対流圏上層を流れる偏西風) の流れ方や Siberia 高気圧の発達状況ですね。 本来ならば広大な Siberia 平原の冬季放射冷却に伴って大気境界層付近に高圧の高気圧が発生、気圧の峰が東の Aleutian 低気圧に引っ張られて日本海側に大雪を降らせる原因となるのですが、20 世紀後半は Siberia 開発で平原の冷却率が悪くなっているとか、大陸東に向かって人口集中工業地帯がポツポツあって気圧の峰を分断してしまうとかで気象発生条件が不安定となっており、その煽りを喰らう日本は毎年のように『異常気象!』で大騒ぎしています。 地球全体の規模で平均化される温暖化と寒冷化の波はもっと緩やかなもので、たかが 100 年の寿命すらない人間はその変化に殆ど気付かないまま一生を終えるものなのですが、地域的な変動 (ブレ) は非常に大きなものですので変動 (ブレ) の影響をまともに受ける地域では毎年のように起こる「異常気象!」に一喜一憂するのでしょうが……。 Mammoth はその体毛によって寒冷地にも適応できる象ですが、永久凍土のような何もない大平原に棲息していたわけではありません……あれほどの巨体を恒温に保つ Energy を得るにはの植物 (食糧) がなければならない筈ですので、寒冷と言っても結構潤沢な植生環境があった筈です……つまり永久凍土化したのは Mammoth が氷漬けになった後のことであり、1~2 万年前ぐらいならば人類が追っかけて後の日本列島となる大陸東端まで移動していた頃ですし……。 >これは、マンモスがいた氷河期から現代までの間に現在ほどの温暖化は無かったということになりませんか? そんな訳で氷漬け Mammoth の出土は地域的 (局所的) なものですので、地球規模の長期的気象変化と安易に結びつけられるものではないと思いますよ。 >であるため現代の温暖化もいずれは寒冷化に変化していくのでCO2削減などしなくてもよい。 「いずれは」と言っても 5 百年も先のことですよ。(小氷期は AD14C~19C でしたから) それに較べて産業革命以後の温暖化速度は明らかに異常であり、その原因の 1 つとして CO2 が指摘されるのも当然でしょうね。 「そんなもの、科学が発達した子孫の代で何とかしろ!俺達は生きていないんだから関係ないね!」とでも言うが如く CO2 排出に無節操な国 (民族) は、如何にも「自分さえ良ければ他人はどうなっても知らんもんね!」の社会を何千年も続けてきた国 (民族) ならではという感じですが、日本人はそうであって欲しくないですね(^_^;)。
お礼
ありがとうございます
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
>要するに永久凍土が溶けだす気温の年間日数が現代は長く、平安時代は短かったということですよね。 全然違います。 永久凍土の上にも雪や氷の層が存在していて、平安時代の温暖化が起きる事によってその地面の上の氷雪が溶けて、氷が薄くなっていたからこそ、「平安時代と比べれば温度が低い現代の温暖化」程度でも、マンモスの遺骸がある深さまで凍土を溶かす事が出来たに過ぎません。 ですから、もし平安時代の温暖化がなかったならば、地面の上の雪や氷が厚過ぎるため、現代の温暖化が始まってから現在までに経過した年月程度では、 >現代の温暖化により北極圏の永久凍土が溶けだし、マンモスの冷凍死体が出てきた などという事も起きなかった可能性が高いと考えられます。
お礼
ありがとうございます
- 久保 泰臣(@omi3_)
- ベストアンサー率24% (254/1030)
近代では、気温上昇が急激なのでしょう。 平安時代や縄文時代は、ゆっくりと温まったために、 熱は1000mの海水まで伝わり海進したのでしょう。 平均気温は、近代より低かったのでしょうね。 (気温を地質や年輪で解析できましたっけ?) 近代の気温上昇は、海水の表面200mしか届いてません。 海面上昇もそれほど進んでませんね。 しかし、地表下 5mや、吹曝される氷河は、 1度の温度差で溶け方が変わるでしょうね。 雪のはずが雨になるのですから。
お礼
ありがとうございます というと現在は縄文海進の時以上の温暖化であると言えそうですね。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
>現在のような永久凍土を広い範囲で溶かすほどの温暖化は無かったことになりませんか? どうして縄文時代には溶けなかったのでしょうか 縄文時代の中頃までマンモスは生きていて大地を徘徊していましたよ。永久凍土に閉じ込められたのはその後のことです。
お礼
ありがとうございます
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
>現代の温暖化により北極圏の永久凍土が溶けだし、マンモスの冷凍死体が出てきたりしております。 >これは、マンモスがいた氷河期から現代までの間に現在ほどの温暖化は無かったということになりませんか? 全くなりません。 質問者様は真夏の暑い時期に屋外でかき氷やアイスクリームを食べた事はないのでしょうか? 周囲の気温は30℃を超えているにもかかわらず、何故、かき氷という氷が存在する事が出来るというのでしょうか? もし気温だけで氷になるのか水になるのかが決まるというのであれば、氷を冷凍庫から取り出した瞬間に水になっていなければおかしいという事になってしまいます。 それにもかかわらず、真夏日であってもかき氷を食べる事は可能です。 では、気温が30℃でも氷が瞬間的に水になったりはしないのだから、気温が10℃の時に氷を屋外に放置した場合は、真夏よりも気温が低いのだから氷は永久に溶けずにいるという事になるのでしょうか? 氷が溶けるのには時間が掛かるという事を無視して、マンモスの遺骸を含んだ地下の氷が現代にならなければ溶けなかった事を理由として、現代が最も温暖であるとするのは大きな間違いです。 同様の理由から、平安時代が現代よりも温暖だった事を理由にして、CO2を削減しなくとも良いと考える事もやはり間違いです。 温暖な時期が継続する期間の長さが異なれば、現れる影響も異なって来る恐れもあるからです。 それに加えて、二酸化炭素濃度上昇の影響は地球温暖化だけが問題になる訳ではないのですから、寒冷化を抑制するために二酸化炭素の排出を削減しない方が良いと考える事もまた間違っています。 大気中の二酸化炭素濃度が上昇すれば、大気中の二酸化炭素が海水中に溶け込んで行く量も増えるため、海洋が酸性化して、貝類やサンゴなどの炭酸カルシウムの殻を持った生物の殻の形成を阻害し、それらの生物の生存や分布に影響を与えて、海域によっては生態系が破壊されてしまう恐れもあるからです。
お礼
ありがとうございます 要するに永久凍土が溶けだす気温の年間日数が現代は長く、平安時代は短かったということですよね。 となると平安時代の温暖化は現代ほどではなかったということになるので、マンモスがいた氷河期から現代までの間に現在ほどの温暖化は無かったということになりませんか?
- gingllz
- ベストアンサー率25% (1/4)
現在に永久凍土からマンモスが溶け出てきているということは、マンモスが絶滅した一万年前から現代までの間はずっと永久凍土のままだったことになりませんか? 現在のような永久凍土を広い範囲で溶かすほどの温暖化は無かったことになりませんか?」←あのさぁ・・・ あなたが最初に「地球は温暖化と寒冷化を繰り返しており、平安時代は現在よりも温暖化であった」←こう 質問文に書いたのですよ・・ 俺は温暖化と寒冷化を繰り返し」には納得してないだけ・・ でも あなたは温暖化もあったと推測してるから そうとは言い切れないと 回答しただけ・・
お礼
全くかみ合いませんね
- zkxzm4kz
- ベストアンサー率11% (601/5075)
地球全体での氷河期と間氷期については 太陽の黒点活動に左右されているという説もあります。 CO2による温暖化はそういえばそうだし、過去の地殻変動や 火山活動による全球炎上、全球凍結もあるんですから あまり過度に考えなくてもいいと思います。 マンモスの絶滅期には人類の狩猟が開始されてころですから いまの気温が高いと言う説には妥当性があります。
お礼
ありがとうございます どうして伝わらないのか不安になってきたのですが 近年の温暖化で北極圏の永久凍土が溶けだして、溶けた永久凍土の中から氷漬けのマンモスの死体が出てきたという事例が何例かありました。マンモスの化石ではなく氷漬けの死体が現在になって出てきたということは、一万年前のマンモスが死んで氷漬けになってから現在まで、マンモスが埋まっていた永久凍土が溶けるほどの現在のような温暖化は無かったと言えるのではないでしょうか。 もし平安時代が現在以上の温暖化だったならば、平安時代に北極圏の永久凍土が溶けて氷漬けのマンモスの死体が地表に現れてやがて腐ってなくなりますよね。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
地球の現況は氷河期の真っ只中とということです。ただその間の寒さが和らいでいる時期、つまり間氷期と言われる時期にあると考えられており、その間氷期の後半にさしかかっているというのが地質学者の通説のようです。ですから温暖化を云々するのは滑稽なことなのかも知れませんね。減殺剤丘の上にある三内丸山古墳は海辺にあり、今より遙かに温暖だったと考えられていますよ。海水面はそれほど高かったということになります。
お礼
ありがとうございます 疑問点を整理しますと 現在に永久凍土からマンモスが溶け出てきているということは、マンモスが絶滅した一万年前から現代までの間はずっと永久凍土のままだったことになりませんか? 現在のような永久凍土を広い範囲で溶かすほどの温暖化は無かったことになりませんか? どうして縄文時代には溶けなかったのでしょうか
- gingllz
- ベストアンサー率25% (1/4)
そうとは言い切れないだけ・・ 平安時代に北極で化石を発掘しようとした人って 居ないんじゃ無いかな? 北極に渡る事も難しい時代に・・ ならば 化石があったかどうかも解からない・・
お礼
ありがとうございます 疑問点を整理しますと 現在に永久凍土からマンモスが溶け出てきているということは、マンモスが絶滅した一万年前から現代までの間はずっと永久凍土のままだったことになりませんか? 現在のような永久凍土を広い範囲で溶かすほどの温暖化は無かったことになりませんか?
お礼
ありがとうございます