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原発と北極海:水を溶かす力はあるか?
- 原発の冷却に使用される海水は、1秒間に70tもの水を7度上昇させると言われています。これまでに多数の原発が北極海に面して建設されており、その影響について疑問が持たれています。もし原発から排出される水が北極海の氷を溶かす力を持っているなら、長期的な気候変動への影響も懸念されます。
- 北極海の氷が解けると海流が変わり、気候にも大きな変動が起こる可能性があります。これによって南極大陸や永久凍土の解凍と関連付けられると、CO2が地球温暖化の原因であるという主張は脅威となる可能性があります。
- ただし、具体的な熱量や影響については詳しく計算されていないため、私たちは確かな結論を出すことはできません。ただし、原発の冷却水が北極海の氷に与える影響については、さらなる研究が必要であると言えます。
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参照URLは、ロシアの原子力発電所の所在地図です。一目瞭然だと思いますが、ロシアの原子力発電所は北極海に面した臨海部にはほとんど存在しないのです。欧米の原子力発電所は、ほとんどが内陸部に設置していて臨海部のは、多くても20%前後に過ぎません。 実は原子力発電所のほとんどが臨海部にあって、海に温排水を捨てているのは、日本だけの特殊事情によることなのです。 またロシアの原子力発電の依存度は14%、カナダは12%に過ぎません。ロシアは火力発電の依存度が70%近いのです。温排水を排出してしまうのは火力発電所も同じです。 もし温排水で北極海の氷が解けるものなら、火力発電所の温排水で解けているはずなのです。 仮に温排水地球温暖化主犯説が成り立つとするなら、どうして火力発電反対の声が上がらないのでしょうか。原発問題の回答者の中には詐術的論法で質問者の無知に付け込もうとする人がいます。騙されてはなりません。一つ一つ事実を確認することで彼らの詐術を見破れるはずです。
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- misawajp
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量の把握が不十分なことが勘違いの原因 想像をできる範囲を超えているのを無理に想像の範囲に収めようとして現実離れした結果に結び付けてしまっている それと 熱機関の効率は単体では最大50%です つまり発生した熱の半分は利用できず放出 100万kWの発電機ならば、タービン、発電機の効率から 150万~200万kWは 利用できず放出 200万kWとして1秒間に200万kJを放出 これは500tの水を1℃上昇させる熱量(70tを7℃とほぼ同じ) ここからが 最初に述べたことに」つながります たとえば 100万KWの発電機が5基ある発電所の冷却水による海水温の上昇は 排水口付近で数℃~10℃ 1kmも離れれば1℃以下です 70tの水は 5m*5m*3mでしかありません 1千万tでも100m*100m*10mです 北極海の氷を溶かすには 10の15~25乗倍必要です
お礼
ご回答ありがとうございます。 >北極海の氷を溶かすには 10の15~25乗倍必要です。 なるほど、確かに「量の把握が不十分なことが勘違いの原因」だったようです。 まさか本当に数値的に説明してくれるとは思いませんでした。 確かに考えてみればその通りですね。 考える力が不足していました。 ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 すごい!確かに回答者様の言うとおりです。 一突きで急所を貫かれた気分です。 また自分で検証せずにわざわざURLまで貼ってくれて ありがとうございます。 疑問が吹っ飛びました。 ありがとうございます。