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電気業界のLANケーブルとLANコードの違いとは?
- 電気業界でLANケーブルという表現が間違っているとされる理由とは?
- LANケーブルとLANコードの違いや歴史・経緯について教えてください。
- LANケーブルは何でデータをやり取りしているのか、電気?電子?光?
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>ケーブルの定義は被膜に包まれたコードの束を被膜で再度覆ったものとされているが 確かに「日本電気技術者協会」の以下の文書 http://www.jeea.or.jp/latest-info/release/pdf/071225_1.pdf の3ページ目の「低圧ケーブル」の「構造」に「絶縁物で被覆した上を外装で保護した電気導体」と書かれています。 >質問1: >なぜLANコードをLANケーブルと誤った表現が使われるようになった歴史と経緯を教えてください。 LANケーブルは、貴方の定義通りの「絶縁物で被覆した上を外装で保護した電気導体」だからです。 以下のページの「断面図」を見て下さい。 http://www.nnd.co.jp/products/ic/iccable/cat5/2033703_7779.html この断面図からも判るとおり「絶縁物で被覆した上を外装(図では「シース」と表記)で保護」してあります。 ですので「紛れも無くケーブルである」と言えます。 なお「コード」は「ケーブルのようにキッチリした定義が無い」ので「ケーブルじゃないからコードだ」は通用しません。 http://blog.siliconhouse.jp/archives/51663910.html にも これに対して『コード』ですが、コレがなかなかカッチリとした定義という物が存在しないようで、扱うメーカーや書籍によってマチマチだったりします。 と書かれています。一応、上記には 『コードは屋内で使用される小型の電気機器に使用されるモノであり、電源コードには差し込みプラグを取り付けて使用される。(中略)いずれも電気用品取締法の適用をうけ、この技術基準に基づいている。』 とも書かれています。 そのため、上記ページにもある通り「キャブタイヤコード」は「コード」と言う名前が付いていますが、構造上は「ケーブル」と同じ構造をしています。 >質問2: >あとLANケーブルの電線って胴ですか?光ファイバーですか? 「LANケーブル」、つまり「ケーブル」と限定するのであれば、日本電気技術者協会の「ケーブルの定義」に従えば、芯線は「電気導体」である必要があります。 「銅」とは限りませんが「電気導体」を使っていないと「ケーブル」とは言わないでしょう。 ですが、どういう訳か「光ファイバーケーブル」は「電気導体を使ってない」のに「ケーブル」と呼びます。 なお、wikiには 被覆がないコアとクラッドのみの状態を単に「光ファイバー」と呼び、光ファイバーの表面をシリコーン樹脂で被覆したものを「光ファイバー素線」、光ファイバー素線をナイロン繊維で被覆したものを「光ファイバー芯線」、光ファイバー芯線を高抗張力繊維と外皮で被覆したものを「光ファイバーコード」とする呼びかたもある。複数の光ファイバー芯線に保護用のシースと呼ばれる被覆をしたものを光ファイバー・ケーブルと呼ぶこともある。 と書かれているので「芯線が電気導体かどうかに関わらず、複数の芯線に保護用のシースと呼ばれる被覆をしたもの」を「ケーブル」と呼ぶようです。 >LANケーブルは電気?電子?光?何でデータをやり取りしているんですか? 「電気導体を使ったLANケーブル」に限れば「電気信号」でデータを送受信しています。
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- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1156/2447)
アマゾンの英文サイト https://www.amazon.com/Ethernet-Cables/b?ie=UTF8&node=464398 Ethernet Cables Cisco社の英文サイト http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/routers/10000-series-routers/46792-ethbase.html 「10BaseT Cables」 ドイツのケーブルメーカLAPP社の英文サイト http://lappusa.lappgroup.com/bus-cables.html 「Ethernet Cable」 と、記載してあります 少なくとも Ethernet Codeと書いてるサイトは見つかりません 尚、「Ethernet Code」でぐぐると イーサネット通信用のプログラムソースコードしか見つかりません なので少なくともコードの誤訳は無い 恐らくですが、この質問を出した経緯は所謂VCTF問題と思う http://www.hashimoto-kosan.jp/CT/vct/ http://www.hashimoto-kosan.jp/CT/vctf/ Fの付かないタダのVCTはケーブル、VCTFはコード と、JISでは分類されてる http://kikakurui.com/c3/C3312-2000-01.html http://kikakurui.com/c3/C3306-2000-02.html
- fujiyama32
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LANケーブルは質問で指摘された「ケーブルの構造」になっています。 なお、カテゴリの違いにより構造の細部が異なります。 LANケーブルの構造については、下のURLをクリックして参考にする と良いでしょう。 「LANケーブルの構造/カテゴリ5」 http://www.bias.jp/blog/wp-content/uploads/2014/10/66_lancable1.png 「LANケーブルの構造/カテゴリ7」 http://1.bp.blogspot.com/-bssHCIsd5IY/VAlIhuFCGeI/AAAAAAAAJDk/l9d8jQ2Zdkc/s1600/explaining-for-IS-707RJ2.jpg
- cwdecoder
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少なくとも日本でLANケーブルと名付けたのではありません。イーサネットはアメリカで開発されたものですからね。
- cwdecoder
- ベストアンサー率20% (200/997)
電線のことをcordと呼ばないこともありませんが 正確にはLAN cable 、特に普及しているタイプはEthernet cableと呼びます。 コードはどちらかというと綿や毛糸などで編んだ「紐」のイメージです。 LANケーブルはノイズ対策のためツイストペアー線をシールドで覆った構造です。 芯線は銅で出来ていますので自由電子が電荷を伝えます。したがって電流は光速に近い速度で伝わりますが電子はカタツムリ程度の速度で電線内を一斉に移動します データは2本の電線を使い、互いに位相が逆の差動伝送を行いノイズに強くなっています。
- tadys
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LANケーブルは何本も自作しましたが、いずれもケーブルの定義通り外側の被膜(シース)が有ります。 LANケーブルの自作方法を説明しているサイトが有ります。 これを見ると、被膜に包まれたコードの束を被膜に包まれているのが分かります。 丸型ケーブル:http://lan-kouji.com/contents05/contents05-01.html 平型ケーブル:https://www.sanwa.co.jp/lan/flat.html こちらにケーブル会社のカタログが有ります。 断面図を見ることが出来ます。 http://www.swcc.co.jp/cs/products/catalog/pdf/lan.pdf 普通見るのは銅線の物ですが光ファイバーもあります。
- _backyarD
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■質問1 厳密な定義は存じ上げないのですが、一般的にLANケーブルと呼ばれているものも複数本の被膜付銅線を束ねて外側をさらに被膜で覆ったものです。ですので、おっしゃっている指摘は成り立たないと考えます。 用語が誤っているという根拠について再確認された方がよろしいかと(何を見られてそう思われたのかは少し興味がありますね)。 ■質問2 LANケーブルと呼ばれるものにもさまざまな規格がありますが、一般的なオフィスや家庭で用いられるものは銅線です。いろんなサービスを運営しているサーバーコンピューター同士をつないだりするケーブルは光ファイバーのものも用いられます。
お礼
みなさん回答ありがとうございます