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もし、太陽が大爆発したら
3つの質問があります。 もし、0:00.0000の時刻に太陽が大爆発したら、 そのことを地球人(専門家)が知れるのは、何秒後ですか? その場合、熱やらが地球に届くのは何分後ですか? 人類は、最速何時に絶滅しますか? 将来、太陽は大爆発しますか? それとも、燃料不足で燃え尽き、地球は凍てつく方向ですか?
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太陽は日々爆発していま・・・あ、先に答えられてますね・笑。 その太陽はときどき普段より多く爆発することがあります。 https://youtu.be/Hb8LS3V7xw0 こいつがそうですね。いやあ、とんでもない迫力がありますね。この不定期に起きるフレアも火山の爆発のように大小さまざまな規模があります。そしてそれが発生すると、太陽風と呼ばれる電磁波の風みたいなのが飛んでくるそうですよ。 そいつがうっかり地球に当たると、とんでもないことを起こす可能性があります。近年では2012年に「あわや危機一髪」ということがあったそうです。 http://www.sankei.com/life/news/140728/lif1407280021-n1.html ですからその規模によっては、熱による直接の影響ではなくて電磁波や放射線で地球の生命体にとんでもない影響を与える可能性があります。 ちなみに記録に残る範囲での最大の太陽嵐は1859年に起きたもので、このときはハワイやキューバでオーロラが見られたという記録があるそうです。長い間、それは何かの見間違いとされていましたが近年の研究で、太陽嵐によるものであり見間違いではなかっただろうといわれるようになりました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/1859%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90 この記録だと地球に届くまで17時間。人類滅亡クラスとなると、もっと短い時間となるでしょうね。 こういう現象の場合は、私は放射線による影響が一番大きいのではないかなと思います。ただこのときに偶然地下や水中にいた人は助かる可能性はありますね。おそらくこの現象のときに一番安全なのは原子力潜水艦に乗って海の中に潜っていることだと思います。 とはいえ要するに被曝するわけですから、広島や長崎で原爆病で苦しんだ人や、被爆者二世となって体に疾患を抱えた人が大勢いたように、その場は耐え抜いても病気になったりお亡くなりになる方も大勢出ると思います。 地球の生命体は大きくいって5回の大量絶滅があったといわれています。恐竜の絶滅が有名ですよね。そのうちペルム紀末に起きた三度目の大量絶滅が一番強烈で、地球の生命体のうち95%が絶滅したといわれています。が、残り5%が結局こうなっているので、仮にそれによって大量絶滅が発生したとしても、数%の生命体が残ればまた長い時間をかけて地球の生命体は多様性を戻すことになると思います。 チェルノブイリ原発事故後の研究により、動植物には放射線に強い生命体と弱い生命体があることが判明しましたので(その原因や理由は不明だそうです)、とてつもなく強烈な放射線が地球に降り注いだとしても生き残る生命体があったり、また深海への影響は小さいでしょうから、そういう深海の生命体が生き残っていくでしょうね。 とはいえ光合成をするなら光が必要ですから、太陽という発光体が存在しないと生物の多様性は難しいかもしれませんね。でも深海生物は光なしで生きてるから、地球の地熱さえありゃなんとかなるかもしれません。 しかし、地球を始め他の太陽系の惑星は太陽の周りを回っていますので、その軸が失われれば地球はふらふらと遠心力で飛ばされるはずで、運が悪ければ他の惑星とぶつかってしまうこともあるでしょうし、文字通りの糸が切れた凧になったらどうなることなのでしょうね。 その太陽の行く末は、燃え尽きるとどんどん膨らんでいく方向になるそうですよ。いずれその炎に巻き込まれて地球も真っ黒コゲになると予測されているそうです。現代天文学の計算では、それは50億年後、といわれていますね。 ただ天文学はわからないことだらけなので、研究が進んだり新たな発見があればそれが大きく書き換わる可能性は高いと思います。
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8分後です。 見る(光)熱(電磁波)も光速以上では伝わらないので…。 絶滅するかはわからないですけどね。 爆発する事は無いけど将来的に太陽は膨張して地球軌道辺りに達すると言われてます。 そうなると地球は太陽に飲み込まれるか、どのみち灼熱地獄でしょう。
お礼
そのような運命をたどるのですね。 ありがとうございました。
- tetsumyi
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太陽は大爆発し続けています。 そのエネルギーが膨大ですから、地球にまで明るい光と熱が届いています。 望遠鏡で見るとその表面はどう見ても大爆発。
お礼
確かに。 ありがとうございました。
- SPROCKETER
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太陽が爆発するとしたら、地球は1億5千万km離れていますから、光速度が秒速30万kmで、約500秒かかる計算になります。8分20秒後に爆発した事実がわかるでしょうね。 もっとも、実際には太陽ぐらいの質量の恒星は超新星爆発を起こせるほど核融合が進まないので、赤色巨星に膨張するだけで、大量のガスを放出しながら、最後は地球ぐらいの大きさの白色矮星に縮退します。 太陽が爆発しないと地球が滅亡しないわけではありません。太陽の輻射エネルギーが僅か1%増えただけで、地球は燃え上がります。僅か1%減っただけで地球は凍り付きます。太陽が安定しているので、こういう現象は起こりませんが、太陽ぐらいの恒星では珍しい現象ではありません。ほとんどの恒星が輻射エネルギーが1%を超えて増減します。 太陽フレアを御存じでしょうが、フレアが太陽の何十倍、何百倍という規模の恒星は、ありふれて存在します。太陽フレアが非常に弱いので地球は無事ですが、フレアが少し激しければ、地球の大気圏は46億年間に全て吹き飛んで無くなっていたでしょうね。 むしろ、地球のような惑星が46億年間も生命圏を維持して存在し続けているのは、非常に珍しい現象で、通常はあり得ないことです。他の星では数年や数十年で恒星活動に異変が起こる例が多いのです。 地球が絶滅しないで残り続けているのは、銀河系の七不思議と言っても良いぐらいです。
お礼
すごい不思議な太陽系ですね。 他に類を見ない平穏な状態が長い時間続いているのですね。 もしかして、神は本当に存在するのでしょうか。と思いたくもなります。 それとも、驚異の技術で宇宙人が火加減を調節しているのでしょうか。 素敵なご回答ありがとうございました。
- Viartril-S
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太陽が爆発した後どうなるかによりますが、ブラックホールにならないなら、公転の軸を失った惑星は、太陽系の外に向かって飛び出しはじめるでしょう。 地球がどうなるかですが、爆発の衝撃波が光の速さで来ますので、昼間だった地域は一瞬で蒸発、薄皮のような大気は真裏の部分を除き8割以上が吹き飛び、その時点で地上の生物は死滅します。裏側の水中の生物も一瞬は生き延びますが地殻津波とかいうレベルではないエネルギーですので、まもなく破壊に巻き込まれて海ごと消滅します。 地球はその後の継続する衝撃波で粉々になるかと思います。
お礼
恐ろしい破壊力があるのですね。 焼けこげる以上ですね。 ありがとうございました。
- 雪中庵(@psytex)
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ちなみに、太陽は、人類の知る最強の「爆発」である 核融合爆発を持続的に行っています。 もう少し質量が大きければ、燃料が燃え尽きる前に 燃えカス(水素が核融合したヘリウム)がさらに 核融合して、爆発(超新星)を起こします。 そうなれば地球は超高温で焼かれて死滅しますが、 幸いに、太陽の質量ではそうはならず、徐々に膨張 して赤色巨星になります。 それでも、60億年もすれば太陽の大きさは地球の 軌道より大きくなるので、結局焼かれる事には違い ありませんが。
お礼
なるほど。既に最大級の爆発をしているのですね。 結局焼かれるんですね。 ありがとうございました。
お礼
動画はすごい映像ですね。画質も綺麗なので圧倒されます。 かつては地球の生命体のうち95%もが絶滅したんですね。 今度いつそう言う事が起こり、そのころに人間がいるのかと考えると怖くなりますね。 本当に、今は運がいい時期なんですね。 いろいろ興味深い記述をありがとうございます。 大変読み応えがありました。