ボブディランへのPrizeサプライズ授与〉その意図(意義 理由)とは?
先づ、現在世界への異議申し立てprotest,としての意義、今や風前の灯となって…死語扱いの“反体制”カウンター文化、暴風に吹かれても♪消えない灯,~そを代表する人物を召喚した哉⁈~その背景には、誰も逆らえない新自由主義市場原理の猛威か❓
⚫︎ノーベル経済学賞は、スウェーデン国立銀行賞であり発足も1968年と遅い
https://news.nifty.com/article/item/neta/12111-27675/ 別物だ。大きな政府介入からの自由独立を画策したな銀行権力。ガルブレイス教授等リベラル政治的な人は外れる傾向
~”97年に共同受賞のシカゴ大のMショールズとRマートンが経営に関わった投資ヘッジ(LTCM)は直後に破綻したのにね。人類に貢献ではなく害悪たれ流し。
~ そのexcuseか翌年、印度出身で左派の,アマルティア・セン に授賞。
⚫︎”74年受賞のFハイエク。Londonエコノミーでの彼の講義に影響を受けた、シカゴ学派の総帥が”76年受賞の⚫︎ミルトンフリードマン、立派な人達ですが、財政よりマネー金融主導を説く新自由主義の理論的根拠。サッチャー以降、現在まで主流だわ
~その結果、アメリカのCEOと労働者の賃金格差が400倍、70年代までは十倍程度だったのに…同程度だったのは第二次大戦前の危機時代だけだそうで、。⚫︎経済学賞は受賞者やノーベル一族からも疑問視され、まあ役立たず、でしょね
⚫︎文学賞も平和賞と同じく操作的で、政治的意図と人為的アクションの面があり
マイノリティーやマイナーな地域の作家が優先されてきた傾向ありでしょう。其処は支持出来ますが、作家技法としてはピンチョンやロスが遙かに重要でしょね。でも
〉新しい伝統や技法を..〉その代表格のジョイスやプルーストも貰ってないし、
ソレルスやカズオイシグロも未だか⁈、ピンチョンはドラッグculture,サーフRockやサイケヒッピー文化と切り離せないのだから、親玉のディランでも可笑しかないな
◉世界中で対抗文化が無力化された後の時代、抵抗してはイケナイ雰囲気。其れでヒッピーならぬニート貧困層や移民を激励したいのかも
★ディランの歌詞は,70年代からとっくにハイカルチャーとして認められ、
前世紀最大の哲学者の誉れ高い,ジル・ドゥルーズの入門的対話集の初めの方に
「11 OUTLINED EPITAPHS(11のあらましな墓碑」なる長編詩が引用されてます
⚫︎アルバム『時代は変わる』の裏ジャケとinnerに記載されてた,音曲無しの現代詩,8番目。う~む, 難解⁈,表題曲の背景詩だな
https://beatpatrol.wordpress.com/2010/04/05/bob-dylan-11-outlined-epitaphs-1963/
〈 Yes, I am a thief of thoughts. そうさ,俺は思考の盗人。でも魂の売人じゃないぜ!〉と始まり〈 俺以前には開かれてたモノの上に…又築くのさ、a word, a tune, a story, a line; 心の枷を外してくれる, 風の中の鍵束…。俺らのclosetな思考に、裏庭のエア~を通すんだ!〉~ 言葉簡単、文法解らん‼︎,ネットでも書籍でも誤訳多いな、私も。~ つまり先生方が口語サブカルチャが解ってない訳で、どっちが高級なんだか⁇
⚫︎マイナー文学のために」でカフカに寄り添い、スピノザに〈裏庭の思考〉を読み取る,ドゥルーズは〈 全てを言い尽くしてる。作家と言うより、驚異の生産者.〉と評してます
「しがない歩兵」や「ハッティ・キャロルの寂しい死」は黒人殺害事件を扱った曲で、其れも今日的な意義か⁉︎
仏作家,Proust,を愛する哲学者の同書には「英米文学の優位」と云う章も有り、米口語とか, 文体に於いて“吃る事”が世界を変えるのだと云う.。~それ位も知らぬのか拙速フランスの呆作家が『ヒッピー崩れのチンピラにノベル⁈冒涜だ!」と吠えましたねっ恥(・・;
ヒピ崩れと言うなら、川端は変態崩れだし、大江や石原慎太は全共闘崩れでしょ⁉︎
夫々同時期にもっと大作家が居た。変態や歴史意識とモダニティや実験文体では谷崎が上だし、文学の故郷喪失と再生では“万延元年の”より、中上健次の“路地”の方が本源的。ghetto=部落出身を公言した初めての作家としてノーベルの覚え高かったです
何方も財団の調査が入ってたけど程無く亡くなっちまった。~ 代わりに川端と大江だったのは有名な話です。~選考には余命も左右する様だ
春樹はだから未だだなぁ、consciousnessは高い作家で文章も巧いでしょうが、存在と大覚が弱い。その分一般的ベストセラーなんでしょ、ディランやビートルズ親派だし
受賞効果で聴く人も増える⁈、私も2枚LP所持してますが、あまり聴いてない。ディランなんて音楽じゃねえ!と私供ロック世代はほざいてましたが、じゃあ立派な文学じゃん⁉︎,と想う次第です。~ 改めて聴くと初期のもカントリーBluesっぽいのは味わい深いし、中期からのは音楽的にも優れて聴き易いですわ
詩的表現の水準は高いし影響力は計り知れず、弊害は無いと思います。
お礼
ご回答のほど、 頂いたのでベストアンサーを差し上げます!