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漢検3級の部首の問題
中学生です 漢検の勉強をはじめました 今まで知ってはいたけれど漢検はうけた事はありませんでした 3級を受けてみようとテキストを買ってもらいやってますが 漢字の読み書き 同音同訓異字 四字熟語 誤字訂正などの問題はほぼ正解できますが部首の問題だけは 解いててよくわかりません 納得できないというか… まず漢字を覚えるときに 書き順 音読み訓読み 特殊な読み方 熟語の例 は意識して覚えようと思いますが 部首はどれ といった覚え方を一切していませんでした… 兄は2級なら部首はでなかったと思うけど…と言ってました 部首が嫌でいきなり2級から受験したと言ってました 2級から上の級は要らなくなる知識?とますます部首の必要性がわからなくなりました 規則性がみつけられないで困っています とりあえず3級テキストに出ている問題分ぐらいはまる丸覚えでなんとかしようかと思っていますが… 部首ってどんな時に必要でなんのためにあるのかもよくわからないです 部首について覚えるコツがあれば教えて欲しいです
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- qdo0obp
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こんにちは。 基本的な型として、漢字は部首と旁(つくり)でできています。 例えば「猿」だったら部首は「犭(けものへん)」で、旁は「袁」になります。 旁は全てとは言いませんが、大多数が声符の役割を担ってるものもあります。 故に知らない漢字でも旁のほうを意識して読めば、音読みが五割以上の確率で読めることになります。然しながら、間違っている場合もあります。その場合を百姓読みといいます。 例えば「矜持(きょうじ)」の「矜」ですね。部首は「矛」で旁(+声符)は「今」ですが、「今」の音読みは「コン」と「キン」ですからそのまま読んで矜持を「キンジ」と読むのは間違いだということです。 但し、間違いが一般化したものもあります。例えば「消耗(しょうもう)」ですね。元々は「ショウコウ」と読んでいましたが、一般化した結果です。他には輸出(しゅしゅつ)などもあります。 3級程度なら他の級とくらべて部首問題は難しくないと思います。 簡単な漢字ほど部首が難しいからです。 例えば部首が「十(じゅう)」の漢字ですと、升・南・卑などがあります。 例えば部首が「二(に)」の漢字ですと、五・井・亜などがあります。 例えば部首が「丿(の・はらいぼう)」の漢字ですと、乗・乃・久などがあります。 意外と難しいのですが、幸いにしてこれらの部首の漢字は数が少ないので、苦手な人は丸暗記でも問題ないと思います。 私は3級取得時は中学1年生でしたが、簡単な文字は判断して、よく意味がわからないものは暗記していました。 漢検3級は200点満点の70%が合格基準なので、他のカテゴリに自信があるなら最悪捨てても問題無いでしょう。 2級から上は要らなくなる知識ではなくて、使う機会が少なくなる知識ですね。 私は準1級まで持っておりますが、これでも歴史小説や難しい本を読む場合、読めない漢字なんてゴロゴロと出てきますよ。その為にいちいち辞書を引いて意味を調べて、などが億劫だと思ったので準1級を取得したんですが…。さすがに1級レベルの漢字や熟語は読書をしていてもめったに見ませんが。
- Prome_Lin
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例えば私は、「猫」は「けものへん」に「くさかんむり」に「たんぼのた」という風に分解して理解しています。 こうすると、「けものへん」なので、この漢字を見たとき、何らかの「動物」を表していることがすぐに理解できます。 また、「苗」の部分は、手偏にすると「描」となります。 手偏なので、動作を表しています。 また、「猫」も「描」も「びょう」という読みがあるので、「苗」という字にも「びょう」という読みがあると、推測できます。 「鋼」(「てっこう」の「こう」)、「崗」(「かこうがん」の「こう」)というように、「岡」という漢字が含まれていると、「こう」と読むことが多いです。 したがって「岡」にも「こう」という読みがあることが推察でき、新たな熟語が出てきたとき、「こう」という読みも可能性として頭に浮かびます。 漢字をひとつひとつ、単独で覚えてゆくだけでなく、部首やつくりでグループ化していると、それぞれの「部首」や「つくり」が持っている意味や音から、いろいろ推測できるようになり、漢字を覚えたり、理解したりするのが、格段に広がります。 ぜひ、部首やつくりも大事にしてください。