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反射式望遠鏡の副鏡について質問です。
自学で天文学をやり始めた者です。 反射式望遠鏡で取り込んだ光が副鏡でなぜ遮られないのかいまいち納得がいかないので質問しました。 カメラで檻の中の動物を撮影する際に檻に近づけると檻が見えなくなるのと同じで、ぴんとを遠くにあわせると、近くにあるものが見えなくなる。という説明を見たのですが、なんとなく分かるけれどいまいち納得がいきません。 多分死角に入るとかそういう話なのかなーと見当はついていますが、もっと明確な理屈を知りたいです。 分かり易い図などがあれば見てみたいです。 宜しくお願い致します。
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- FEX2053
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>反射式望遠鏡で取り込んだ光が副鏡でなぜ遮られないのか え?ちゃんとさえぎられてますよ。 反射望遠鏡は「焦点距離のとても長いレンズと光学的に等価」です。 焦点距離が長いレンズは、近くにあるモノはピンボケになります。 ですので、副鏡は視野の中で「超ピンボケ」で見えてるんです。 まあ、あまりに近すぎて「超ピンボケ」=「視野内の全体に薄い影に なっているので、モノとして見えない状態になっている」んですけどね。 カメラ的に言うと「副鏡の分だけ、F値が大きくなっている」訳です。 このため、「副鏡がある天体望遠鏡で近くを見ようとすると、ピントが 合ってない部分の光源がリング状に見える」という事象が発生します。 地上撮影用のミラーレンズって、小型軽量なんですけど、このリングボケ が嫌われるんですよね。 http://www.kenko-tokina.co.jp/special/product_type/cat694/kenko_400mm_russia.html 天体望遠鏡の場合、全ての被写体が無限遠なので、リングボケが 気にならないんです。もっとも超大型の天体望遠鏡で、小惑星などを 観測すると、背景の恒星にリングボケが出るとか出ないとかは聞いた ことがあるような・・・
お礼
ありがとうございます。 F値については調べてたときに出ていたのですが、カメラについては勉強したことがないのであまりわからず・・・といった具合でした。 要は死角に入るということですね。
お礼
ありがとうございます。 この図をずっと探してました! 死角に入るというのは頭では分かるんですが、光の進行方向を考えるとどう理解したらいいのか迷っていたので助かりました。