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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ケック望遠鏡の光学系について)
ケック望遠鏡の光学系について
このQ&Aのポイント
- アメリカのケック望遠鏡は直径10メートルの巨大な反射鏡で構成されており、光学系には複数の六角形の鏡が使用されています。
- 鏡と鏡の間の金属枠は、天体撮像時に微小な影響を与える可能性があります。
- 小さな六角鏡から組み上げられた巨大鏡の形は六角形であり、同口径の円形鏡と比べて一部の性能上の違いが生じます。
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A1. 光を反射しないように、まっくろに塗っておけば枠の影響はないはずです。 A2. 集光力は鏡の面積に比例するので、同じ面積の円形鏡と同じになります。 分解能角は鏡の直径に反比例するので、干渉環を含むジフラクション像は、鏡の形の影響を受けます。 全体の形が6角形なので、6角形に近い像を結ぶでしょう。 A3. ふつう手作りの反射鏡は、すり合わせで作るので球面になります。 本当は放物面鏡でなくてはいけないので、球面鏡を複数組み合わせると、収差を持った像が鏡の数だけ現れると思います。 では全く可能性がないかというと、球面鏡を薄く作りアクチュエータで強制的に放物面に変形させる技術が普及すれば、可能になると思います。
お礼
なるほど、枠は光の反射を影響させないようにすればよいのですね。 集光力が面積に比例するということは、同じ直径の円形鏡と六角形鏡ならば、 集光力は円形の方が若干上になるということですね。 6角形のジフラクション像というのは、かなり見てみたいです。 一般へ六角鏡による大口径望遠鏡が普及するための鍵は アクチュエータですか。 そのためには相当な技術向上が求められるのでしょうが、 もし実現したらアマチュアが巨大な鏡を特注して大発見したりとか…。 楽しそうです。 助かりました。ありがとうございました。