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時間のハジ

時間にはハジがあるのですか。 宇宙のビッグバンの前には時間があったのか、そこが時間のハジなのか。未来のハジはどこなのか。 ハジまで行ったら、 1、 ぶつかる。 2、 ぶつからない。 3、 ぶつかる・ぶつからないを認識しない。 ハジの外側からは中身が見えるのですか。

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回答No.4

時間と空間のダイナミックなつながりを正しく把握しないと、 宇宙の構造を正しく認識できません。 「宇宙の果て」が『果て』なのは、そこが138億年の歴史を 持つ宇宙の、138億光年先=138億年前の姿だからです。 そこはビッグバン開始時の点であり、実際、強烈な輻射が (光速に近い後退速度で間延びして)観測されています。 その『果て』からこちらを見れば、こちらが138億光年前の、 ビッグバン当時の姿=果てなのです。 すなわち、宇宙のどの地点においても、必ず観察者を 中心に宇宙年齢光年の半径の宇宙が見えるのです。 (どうやって「端」に行きますか?) その「自分を中心とした半径138億光年の球面」は、ビッグ バン開始時の点であり、「ここ」も含まれているのです。 「こっち側」は、時間的に収束していますが、「むこう側」は、 空間的に収束し、両端で点に収束していて、そんな葉っぱ のような形を張り合わせて地球儀を作るように、この宇宙 も球の表面(ただし四次元空間における三次元球面)の ように果てはないのです。 本来、ビッグバンの慣性で膨張しているのであれば、重力に よって減速して、その「宇宙寿命光年先のビッグバン当時の 輻射」は、晴れ上がってもいいのですが、ずっと見えている 不思議に対して、「加速している」とか「ビッグバン初期に 超光速で飛散した」とか、諸説が唱えられています。 しかし量子論的に考えると、認識によって宇宙が生じる= 自己(現在/感受/光速)から過去(記憶/時間/超光速) と未来(予測/空間/光速下)が対発生していると考えれば、 その基底としての時空が広がる(時間経過=空間膨張)のは 当然のことです(最外縁が光速で遠ざかる事で膨張としては 静止に漸近する)。 全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限に つめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 また、不確定性原理の相補的不確定性において、何かの性質を 確定しようとすると、それに実体を与えるべき他の性質が 無限不確定性に発散します。 相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対によっ てしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っているのです。 客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。 認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。 その無限の闇に、潜在的認識可能性=認識体の仮定断面の運動 (プランク定数hの収束の時系列化)を想定すれば、相対的に 無の風=光になり、認識体はその光の向うに、自我仮説の補完 としての時空仮説=宇宙を認識するのです。 即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の 相補として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」 という無の射影として、存在は生じていると言えます。 無いとは分からない事が有なのです。 だからその「外」や「前」は、何もなくて当然です(元々無いのだから)。

jepen
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その他の回答 (3)

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7417/18945)
回答No.3

>宇宙のビッグバンの前には時間があったのか 不明です。あったかもしれませんし、その瞬間に生まれたのかもしれません。 >そこが時間のハジなのか このハジというのが始まりという意味か、終わりという意味か分かりませんけど。。。 ビッグバンが起きた場所を中心として宇宙は現在も膨張してるようです。 地球と各恒星の距離が相対的に離れて行ってるそうですから。。。 確認はできないけど、1億年先には今見えてる星座が無くなってるかもしれません。 >未来のハジはどこなのか。 宇宙のハジとして考えると膨張してるので、今の地球の科学力では見つけることはできないようです。 太陽系から中心までの距離と、宇宙の膨張速度から位置を推定できたとしても 観測することも、宇宙船で追いつくこともできません。 >ハジまで行ったら、 分かりません。だって、そこまでいく手段がないのですから。。。 >ハジの外側からは中身が見えるのですか。 外側に行くことが不可能なので証明が出来る人は誰もいません。 もしかしたら、金魚鉢の外から、神様が覗いてるのかもしれませんけど。。。

jepen
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noname#223065
noname#223065
回答No.2

 主流の説の場合、宇宙の始まりは有限時間の過去となっていますので、「ハジ」はあります。 > ハジまで行ったら、  過去へ戻ることは、現在の知見ではできそうにないので、過去の時間のハジまでは行けません。しかし仮に過去へ自由に戻れるタイムマシンが作れたとすると、時間のハジで行き止まりになるか(それを「ぶつかる」と表現してもよさそう)、ハジを越えようとすると消滅することになるでしょう。  宇宙のは一点から始まって広がっていっているとされているわけですが、時間もその一点から始まっているとされています。その一点が生じる前は空間も時間もありません。その一点がどうやって生じたかは、よく「神の一撃で生じた」と言われたりします。  じゃあ、「その神の一撃とは何か?」と聞きたくなるところですが、実は「神の」というのが、「物理学ではさっぱり分かりません」という意味なのです。物理学は森羅万象を数式で記述する学問で、必ず時間と空間(ないしは距離)を含みます。  時間と空間は数式に明示的に含まれているとは限らず、一見して時間や空間が含まれない場合もあります。例えば、有名なニュートンの公式「F=ma」は、Fが力、mが質量、aが加速度ですから、時間も空間もないですね。  ところが、F=maの加速度aが何かといえば、速度vの時間tでの微分(dx/dt)で、速度vとは距離xの時間tでの微分(dv/dt)で、結局、加速度aとは『距離』を『時間』で2階微分したもの(d^2x/dt^2)なのです。空間(距離)と時間(t)がこっそり含まれているわけですね。  物理学の数式は全部そんな感じです。ですので、「空間も時間も無い」ということになると、物理学で必須の項目が欠けてしまうわけで、お手上げになってしまうのです。ですので、「時間も空間も無い状態で起こった宇宙の誕生」というものは、全く記述のしようもなく、分からないのです。もっと研究したら分かるかもしれないけど今はまだ分からない、なんてものではなく、「物理学では分からないということが、物理学で証明されている」ということです。  外から見たらという推理も不可能です。宇宙の中で時間と空間がある前提でしか分からないわけですから、宇宙の中でのような時間と空間がなく、そもそも何があって何がないのか分からない外側は考察しようがないのです。  しかし、アイデアを出す人はいるもので、ホーキング博士は「もし時間が複素数だったら」として、仮説を提唱しています。複素時間仮説と呼ばれたりしています。その仮説では、ビッグバン以降は実数の時間が優勢で虚数の時間を観測できないでいるが、宇宙の開始以前は虚数の時間だけがあった、となっていて、ビッグバン以前の状態を記述できそうです(とホーキング博士は主張している)。  未来の時間については、宇宙の終焉に関する説では時間の終わりあるものが一つだけあります。ビッグクランチといって、ビッグバンと全く逆に、宇宙が一点にまで収縮して消えてしまうというものです。ビッグバンで宇宙の誕生以前というものが物理学では全く扱えないのと同様、宇宙の消滅後も物理学に必須の時間や空間がないため、全く分かりません(分からないということが立証されている)。宇宙の始まりが「神の一撃」であるならば、宇宙の終わりは「神が握りつぶす」みたいな感じです。  しかし、ホーキング博士の複素時間仮説では、ビッグクランチで宇宙が消滅しても、虚数時間ではその後のことが記述できそう、となります。  となると、宇宙の始まりと終わりの前後のことも分かるんじゃないかと期待したくなりますが、どうやらそうはいかないようです。と言いますのも、ホーキング博士が推論を続けた結果は、「宇宙の始まりや終わり自体が存在しない」というものになったからです。  ビッグバン説の説明では、よく円錐状のモデルが使われます。頂点が宇宙の開始で、だんだん広がっていくというものですね。円錐の切り口(底面)がその時点の宇宙であるとします。円錐モデルでは宇宙の開始が頂点という円錐の他の部分とは明らかに異なるわけで(とがっている)、円錐(ただし側面)の他の部分とどのように異なるかが説明できれば、宇宙の開始がどのようであるのか、(かなり)説明できることになります。  ところがホーキング博士は、宇宙の始まりは球面のようだったと結論しています。球面の一点が宇宙の開始なのですが、なにせ球面ですからその一点以外のどこでも同じようになります。違いが全くありません。ですので、少なくとも物理学では宇宙の始まりが、その後の宇宙とどう違うかが全く説明できないことになります。  ビッグクランチで宇宙が終わる場合も同じです。終わる以前の宇宙と見分けがつきません。ホーキング博士のこの説に従うなら、時間のハジというものは、どこかにあるはずだが、どこなのかは発見不可能ということになります。発見不可能なんですから、行き止まりみたいなのかどうか、ハジを越えられるのか、そもそもハジがあるのかどうか、等々全く推理不可能になります。 P.S.  宇宙に関しては非主流の説もあり、以前は主流の説だった定常宇宙論というものでは、無限の過去から宇宙は今あるような状態であり、無限の未来でも今あるような宇宙の状態であるとしています。その説で考えると、過去、未来、どちらに向って進んでも、ハジはないことになります。

jepen
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  • mpascal
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回答No.1

>宇宙のビッグバンの前には時間があったのか、そこが時間のハジなのか。未来のハジはどこなのか。 ビックバンがあったのだから、私達の居る宇宙の時間の最初のハジはそこでしょう。 未来のハジは、今のところ誰にも判らないでしょう。

jepen
質問者

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