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弁膜症は自然治癒しますか?
軽い先天性心疾患(弁の狭窄症)で、こども病院に定期検査に通っていました。酷くなったら手術と言われていたそうです。隣県に引っ越す際も、主治医に国立病院を紹介して貰って数回通ったことがあります。 しかし、小学生の時に元のこども病院での検査で、心雑音は見られるが機能的なものなので定期検査には来なくて良いと仰って下さってから、定期検査は卒業しました。 大人になり、頻繁に脈が飛ぶようになったので、県内の国内有数の循環器病院に行ったところ、心エコーで異常が見られなかったので、自律神経が不安定なのだとはっきりしました。 健康診断では「左室高電位」や「移動ペースメーカー」と書かれたことはありますが、どちらも放っておいて良いと記載されていました。 そして近頃、立ちくらみが酷いため、自律神経の治療が出来たらと思い市民病院の神経内科に行ったところ、脈拍の変動が大きいことと過去の心臓病(大動脈弁狭窄症と伝えました)を危惧され、やはり心エコーを受けさせられました(発達障害のため、ストラテラを服用しているのでそのせいで脈拍が多いのではないかとも伝えたのですが、違うと言われました)。 すると、「本当に心臓が悪かったのか?痕跡も何もない。完治することなどないのに。」と医師から疑われてしまいました。 もしかして自然に完治することは珍しいことなのでしょうか? 病名は大動脈弁狭窄症だったとは思うのですが、実は狭窄症以外ははっきりと覚えていません・・・・。 ちなみにこども病院の主治医は、心臓胸部外科の医師で有名な方だったようです。 一応結果の画像を載せておきますが本当に異常無しだそうです。 お詳しい方、ご教授お願い致します。疑われたのが心外だったので。
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- unos1201ok
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>MR・TR・PR 僧帽弁閉鎖不全、あるいは、僧帽弁逆流症(MIとも書きます) http://www.keio-minicv.com/disease/disease2 >僧帽弁閉鎖不全症 mitral regurgitation http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_matsuda_h.pdf >弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版 一応、引用しましたが、原因にもよるのですが、逆流をエコーなどで確認、私は聴診の段階でPSもかなりの確率で疑い、確定診断は別の方法でとなるのですが、今後も症状が悪化しないか、出ないか、無理をするとリスクが高くなることだけを指摘することに留めます。 三尖弁逆流所見も、肺動脈弁逆流所見も記載されていて確認されている、今も非常に軽度で症状なしで経過しているのならば、安心して何でもできる状態と勘違いされるのが怖いです。 >(2)水風呂に入ると脈がとびます。 ある意味、警告と受け止めるのが大事でしょう。 >(3)脈拍が少なくなったら一回あたりの拍出量というのは自動的に増えるものなのでしょうか? これはある意味、真実の部分も多い、現象状は、こうなることが認められる部分もあります。 しかし、血圧にも関係する、末梢の血液循環の状況にも関係しますので、このまま鍛えることで大丈夫かという問いには担当医も眉をひそめるでしょう。 >(1)逆に広がりすぎてしまった そういうケースも可能性としてはあります。弁の形態が変形し、完全に閉じることができない、あるいは、腱索の一部が断裂して隙間がある、弁そのものに穴が開いているなどの可能性もあります。 後者ほど、血圧が上がると危険、どんどん悪くしか変形しないもの、不可逆性で進行するものです。となると、無理して心臓などに負担を掛ける行為は担当医が許可するか、黙認程度が限界、もしくは、無理しないようにとアドバイスして経過観察でしょうか。 大事にすると、寿命まで心臓も動脈弁も肺動脈弁も今の状態を維持できる可能性もある、ちょっとしたストレスなどで心臓に負担が掛かり、血圧が異常になると、僧帽弁も三尖弁も逆流が増えて、それ以降悪くなるだけになる可能性がある、今のまま訓練を継続するのが大丈夫と言えるのは長く経過を見てきた担当医以外にはいないでしょう。 大丈夫ですと言えるのは門外漢の医師か、怖いもの知らずの人、あるいは、責任の関係ない他人でしょうか。あえて門外漢と書いたのですが、心臓の弁膜の状態、実際に剖検すると、これでよく生きていたなと驚くようなことがありますし、これで、逆流がほとんどなかったのは検査ミスではないのか、あるいは、検査の限界かと思うようなこともあるものです。 あと数十年、大事に使うのか、悪くするのを加速するような行為を許可する、あるいは、黙認して、症状が出たら、止めなさいと禁止するのか、いろいろな判断があるでしょうし、時代によって治療方針なども変化するもの、私の答えは担当医ではないし、わかりませんです。 ただ、今までの文を読んで、何かを感じ取るのであれば、それが私のアドバイスできる限界、お大事にという言葉そのものです。悪意があるのではない、無理しないで大事にすることで、何事もなかったように生き続けられる可能性が高くなるかも、その程度です。 民間療法が悪いとは言わない、しかし、医学的な裏付けとデーターなどが揃わないと、答えようがない、無責任そのもの、まさに自己責任でどうぞという悪魔の囁きになりかねないのです。 ここまで書く必要がないのでしょうが、私の回答に悪意を持って敵対視する人もいるものですし、私の基本は専門ほど無料では関わらない、医師法などに抵触する行為は行わない、それなりの科学的な裏付けなしには回答しないなどの立場もあるもので、普通は一つの質問に追加で回答しないものですが、今回は例外として書きました。同じような悩みの専門医も多いかも知れない、その人も私の回答を読んで、どう対応するか、判断材料にするかも知れませんし、記録に残します。過去の私の回答、時代が変われば判断基準も変わるかも知れない、それでも無責任に対応できないものですので、いつも悩んでいます。
- ebisu2002
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>大動脈弁狭窄症だったとは思うのですが、実は狭窄症以外ははっきりと覚えていません お話の流れからは大動脈弁ではなく肺動脈弁狭窄症の軽度だった可能性の方が考えやすいと思います。 この場合は、成長にしたがって狭窄の程度が軽減し心臓の雑音も聴取されなくなり管理不要となることが多いものです。
- 参考URL:
- http://karadanote.jp/24130
- unos1201ok
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この結果だけで異常なしと判断するのは検査の範囲内での所見、精密検査の結果ではないのです。 機能面と形態の異常、あなたの場合には、特に後者の先天性の問題点が見つかって、その経過を観察していた、必ずしも症状が出ないし、軽度のものですと、成長により狭窄している部分が成長して広がることもあるものです。 そういう意味では、この結果だけで判断はできない、そもそも症状がほとんどないか、軽度で治療をしていないことが多ければ、治癒というよりは状態が安定しているので経過観察継続というレベルでしょう。 今後も激しい運動や心肥大とか拡張が起こると問題になることもある、今のところ落ち着いていると判断する程度だと予想されます。 異常なし、完全に正常は同じではない、形態的な痕跡が残っていれば、それは今後にも影響しかねませんし、軽度の症状は状態の判断で治療が必要か判断するものです。 喘息の人も常に薬を使わない人もいる、症状が出て重い場合にだけ短期間、気管拡張剤を使うこともあるし、症状が無いときでも、聴診上では狭窄音が聞こえていたりするものですし、軽度のときは症状がないとか、異常がないと判断するだけ、正常とは言い切らないものです。 既往症として先天性の疾患があったことは診察を受ける時には申告しないと誤診を引き起こすこともある、そういう意味ではあなたが説明したことは正解だと思います。調子がいいので、本当に問題があったのか、単純に驚いただけだと思います。どこも異常がない、正常ですと診断書を書いてくれと頼むと断られると思いますし、検査の上では異常が確認できなかった、それが限界だと思います。
補足
unos1201ok 様 早速の回答、ありがとうございました。 もう一人の回答者様のご指摘で、私の病名が大動脈弁狭窄症ではなく、肺動脈弁狭窄症であったことが分かりました。 色々とご心配下さったのに申し訳ございませんでした。 しかし、過去の履歴を拝見させて頂いたところ、unos1201ok 様は心臓に詳しい方でいらっしゃるようなので再度質問させて頂いても宜しいでしょうか? (1)結果の表を自分なりに調べたところ、MR・TR・PRとあり、極々つまらないレベルの逆流があるようでした。肺動脈が元々の狭窄状態から成長したところ、逆に広がりすぎてしまったということでしょうか?何だか、植物のようで可愛らしく思います。 (2)自律神経を鍛えようとサウナと水風呂の往復に取り組んでいますが、水風呂に入ると脈がとびます。こちらも気にせず、このまま自律神経を鍛え続けて良いでしょうか? (3)日中の脈が大体90~110です。飲んでいる薬のせいかは分かりませんが多くなった気がします。一回の拍出量が少ないようなのですが、脈拍を掛けると確かに私の身体に見合った血液量になりました。もし、私の自律神経が良くなり、脈拍が少なくなったら一回あたりの拍出量というのは自動的に増えるものなのでしょうか? 立て続けに質問をしてしまい、申し訳ございません。 結果を調べると面白いものだなあと思いました。 お暇な時にでも回答いただけたら嬉しいです。
お礼
ebisu2002 様 遅くなってしまい大変申し訳ございませんでした。 ご指摘を受け、母に訊いたところ、やはり肺動脈弁狭窄症だったようです(この辺、母が昔から名前を憶えておらず、私も大動脈だったのか肺動脈だったのかよく分からず、てっきり患者さんが多く名の知れた方かと思い込んでおりました)。 それでは私は肺動脈弁狭窄症でしたが、すっかり完治したということですね!すっきりしました。ありがとうございました!