人間以外の動物にも子宮頸がんは発症するの？

質問

人間以外の動物で、不特定多数の個体と交尾するような哺乳類にも子宮頸がんは発症するのでしょうか？

回答No.1

Dr_Hyper · ベストアンサー

他の動物についてはちゃんと調べられていないので，見つかっていないというのが本当の所ではないでしょうか。実験的にマウスをモデルとした研究はありますので，マウスでも交尾による感染で起こりうることではあるとは思います。
子宮頸がんはご存じかもしれませんが９０％の癌がパピローマウイルスに感染しています。パピローマウイルスがもつある種のタンパク質が人間の細胞の癌化をしないように抑えているタンパク質をダメ（不活性化）にしてしまうために，ウイルスに感染した細胞が癌化します。
残りのウイルスに感染していない細胞も，この大事な癌を抑えている因子に変異（DNAの傷）が入ることで癌化していると言われています。同じことはマウスを始め他の動物でもおきることは可能性はありますが，まずその癌が死因となって死亡するまで，それらの動物が生存するかどうか。それ以上にその動物が亡くなって，その死因を調べることがどれだけあるのか。これらを考えると人間の研究ほど進んでいないことが予想されます。

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.2

kaitara1

パピローマウイルスから見れば不特定の相手と交尾をしてくれなければ子孫を残せる確率は非常に低下します。一夫一婦制はこのウイルスの種族保存ににとっては脅威です。ここに子宮けいがんワクチンに関する大きな問題があります。副作用後遺症の問題が大きいことは言うまでもありませんが、ウイルスが性的パートナーからしか感染しないとすれば、普通の婦女子が感染を受けるのは多くの場合、夫からです。つまり夫が、このウイルスのキャリアかかどうかの検査のほうが、はるかに合理的で、かつ道徳的でもあります。ごく一部の性的にだらしない情勢のために多くの善良な女性が意味がないワクチンのために高額な代金を払わされているということです。なぜ厚労省がこのようなワクチンを許可したのか、文部省とは相談していないでしょう。話が少しずれましたが、パピポーマウイルスは皮膚の接触で伝染していくのが本来の姿なのでしょう。ウイルスの進化の過程で性器に発がん性を持つウイルスも出現したのではないでしょうか。性的活動はこの保存のための摂食行動と並んで不可欠なものです。この点単純ヘルペスウイルスにも似た現象があることは興味があります。

お礼

ご回答ありがとうございます。