製品の実現方法(ABS or 充当樹脂製品)
いつも皆様の質問、回答内容にていろいろと勉強させて頂いています。
少数の製品実現の方法について、皆さんの『やり方』をお教えいただければと思います。
弊社では、基板設計からそれを制御するソフト、そして外筐を開発し、端末製品として販売しております。
(端末の大きさは、カードサイズからB6サイズ程度で厚みは6~50mm程度)
今回の問合せ範囲は、『端末ケースの実現方法』です。
用途により、外観としてのデザインはいろいろ変わりますが、基本的に箱形状をしていて、ABS、ABS-PC、PC、
(硬質ウレタン、エポキシ)材で構成します。
ざっと、コンビニのレジ脇にある、ケータイ/カードによる支払い端末を想定して下さい。
(端末からはケーブルが何本か出て、LEDである場所が光ったり、スピーカーから音声が出ます)
このような端末ケースですが、目的や用途、使用場所によって、同じ基板を使えても、ケース仕様が異なる
関係上共通化を図りにくく、かつ各々が50~(10,000)個というアンバランスな受注が多いです。
"これらをうまく実現する方法としては何があるのでしょうか?"
現状の弊社のやり方は、
~50個 ⇒ (顧客に対してかなりの条件がつきますが)光造形により注型
マスターを製作して型を取り、ウレタンでケース製作
51~500個 ⇒ もろもろの条件により、
? 光造形を利用して注型
? カセット金型による成形(部品コストが通常成形の5倍~)
? 通常金型(多少品質に目をつぶってもイニシャル下げる)
501~ ⇒ 通常金型
といった感じです。
弊社の守備範囲は『スキマ産業』なので、
必然的に少量多品種傾向があります。
皆さんの意見、アドバイスをよろしくお願いします。
説明不足な部分もありましたら指摘お願いします。