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EU側から見たイギリス離脱のデメリット
イギリスばかり言われていますがEU側から見たら大損失なんでしょうか? オーストリアとかフランスとかオランダでも一部離脱の声が上がってるみたいですが…
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- hekiyu
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EUてのは、そもそもヨーロッパ内での戦争を やめる為の組織が基になっています。 今時戦争の心配は無いかもしれませんが、現代では EUは、米国、ロシア、中国に対抗するための 組織、という意味合いを濃くしています。 EUの中心国家は、ドイツとフランスと英国です。 英国は米国の兄弟国です。 その英国が離脱するのですから、これは大きな デメリットです。 フランスも離脱を検討しているといいます。 これでは米国、ロシア、中国、特にロシアに対抗できなく なります。 ヨーロッパ凋落の端緒になるやも知れません。
- Mokuzo100nenn
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>イギリスばかり言われていますがEU側から見たら大損失なんでしょうか? 英国のEU離脱後は、現在英国が受け入れている年間で50万人以上の移民(ポーランドなどEU加盟低所得国からの移民多し)はドイツ、オランダなどEU残留高所得国へ向かいますので、これはEU残留高所得国にとって大きな負担になるでしょう。 特にトルコがEUに加盟すると、平均月収9万円の国を後にして、平均月収40万円+教育費無料のドイツに向かう移民が激増すると思います。 トルコからの移民は、なにもトルコ人だけでなく、トルコに居る数100万人に登るシリア人難民が多数を占めるになるでしょう。
- 92128bwsd
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これからどうするかにもかかっていますが、まあ大損失と言ってよいでしょう。必ずしも経済的な損失だけではないです。 EUに入っていたと言うことは、 1. 経済的な統合 イギリスは別通貨で金融的には独立していたので、主に域内の自由貿易。それに経済規模そのもののメリットもあるので、EU圏2位の経済大国が抜けたのは大きい。 2. 政治・外交の統合 ウクライナ問題とか中東問題、難民問題などEUが一致して取り組んで来た政策に対して、イギリスと言う大国が難しい問題に対して強調せず別の事を言い出す可能性があります。 3. 人の移動の自由 これが今回の争点になったわけですが、難民受け入れの大きな器がEUから無くなったこと、EU内にも受け入れを反対する勢力が力を伸ばしている中で、受け入れで強調していた大国が抜けるのはダメージ。この問題は別としても、人員・人材・労働者の流動性は、全体最適として経済の安定に寄与するはずで、イギリスの存在は大きかった。 4. 他の国が離脱を検討し始めると、上の1~3が悪い方向にぐるぐる回り始める。 5. 結果としてEUの政治・経済の不安が広がり、株価と為替が下がり、デフォルトの危機があるギリシャのような国が増える。 結果的に、経済的にも負の連鎖が起こると言うのが大きな懸念です。そうなると世界的にもリーマン・ショック級の恐慌の危機もあると思いますよ。 一方で、貿易だけだったらイギリスとEUでFTAを結べば良いと言うこともあるかも知れませんが、イギリスの良いとこどりを許すかどうかと言うのもあると思います。 他にもEU離脱の声は出ていますが、一方で、スコットランドの様に、またイギリスから独立してEUに入るみたいな動きもあり、もうしばらくは余談を許しません。EUも損失を最小限の抑えるような政策を取るだろうし。
- あずき なな(@azuki-7)
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イギリスからしたら 移民は受け入れたくないからって理由で離脱しちゃった 他の国から見たら 移民ぐらい受け入れろよ って感じ そりゃイギリスは世界5位の経済大国ですから それがEUから離脱となればドイツは激おこです
- fujic-1990
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出典が分からない(ロイター?)インターネットニュース(今、マイクロソフトのサイトから見られる)をメインに、私の見方などを紹介しますと、 ●予算/経済 加盟各国は毎年EUへ資金を拠出し、逆に若干の補助金を受け取っているのですが、英国の2016年拠出金などの総額が194億ユーロ(214億ドル)。補助金は約70億ユーロで、差額はの124億ユーロが英国の負担となります。それはEU総予算の5%強に相当するとのこと。 英国が離脱するということは、まず、この124億ユーロを負担するのはどこのドイツだ、ということになるわけです。 ●貿易 EUに残る国々は、英国とのモノの貿易で約1000億ユーロの黒字を計上している。サービス貿易は英国側が200億ユーロ程度の黒字で、金融サービスの収支も同様。 その結果、『27カ国の域内総生産(GDP)は0.26%押し下げられる可能性がある』とのことです。(ドイツは、0.25~2%?下げ) ●投資 投資減による影響は英国のほうが大きいようなので、EU側から見たら、問題ではないようです。 ●移民 英国にいる外国人移民は、移民と言っても英国国籍を得たわけではないので、追い出される可能性が高いでしょう。 そうなると、移民の仕送りなどで潤っていた東欧などの国々や、これから移民が押しかけるであろう国々にとっては大変な結果が予想されます。 『2015年終盤時点で、約120万人の東欧市民が英国で働いている。特にポーランド、ルーマニア、リトアニアへの打撃が大きいだろう』とのことです。 そのほか、英国との親疎で加盟国間で影響は違いますね。
- ithi
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efwdewewew さん、こんにちは。 それはEUに収める巨額の農業補助金です。今はいくらになっているかわかりませんが、おそらく、相当の金額でしょう。これがあるのとないのとでは天と地ほども違うでしょう。特に最近は受益する農業国が増えていますからね。フランスも農業に力を入れていて相当この恩恵に浴していますが、これからはドイツの片肺飛行ということになります。 EU農業補助金 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E9%80%9A%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E6%94%BF%E7%AD%96
- eroero4649
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最大のデメリットが「離脱した」ってことなのだと思います。なんていうのかな、青春ドラマで必ずある場面じゃないですか、「もう俺はお前たちとは一緒にやれない。俺はやめさせてもらうからな」って。そうするとみんな口々に俺もやめる、俺もやめると言い出すのです。 イギリスに続いてフランスまで抜けたりすれば「じゃ、EUっていうのをもうやめちゃおうか」という話にもなりかねないので、それがイギリス離脱の最大のデメリットになると思います。EUそのものがなくなれば、単一通貨ユーロもやめようという話に当然なってくるでしょう。「蟻の一穴」という言葉がありますが、今回の件をきっかけにEU解体からユーロ消失まで続くかもしれない、ということなのだと思います。