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イギリスがEUを離脱の影響について。
こんにちわ☆イギリスがEUを離脱しましたが、日本にはどのような影響がるのかわかりません。 日立や現地の弁護士は残留を望んでいたみたいですが、日本の景気が余計に悪くなるのでしょうか? 推測でかまいませんので、無知な私にアドバイスをよろしくお願いします。
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すでに大きな影響を与えています。イギリスがEU離脱決定という報を受けて、今日の東京株式市場は日経平均株価が1286円も下げる展開となりました。これは東京株式市場史上6番目の下げ幅となりました。下落率にすると、7.92%。ものすごく乱暴にいうと、今日1日で日本の資産は約8%が失われたのです。今の年金は25%が株式で運用されていますから、今日1日で年金の約2%が失われたことになります。たった1日ですよ。 日本の年金は約140兆円ですから、その25%の8%で、はい、本日だけで2.7兆円の年金が消えてなくなりました・笑。もちろんこれは机上の計算で、株価が回復すればこのお金も増えることにはなりますけどね。ただ、もし今日決済したら日本の年金は2.7兆円なくなったことになるのです。 また円相場も大きく動きました。円ドル相場は現在1ドル103円前後ですが、一時100円を切る大荒れの相場となりました。イギリスの通貨ポンドの今日の下げ幅は過去最大になるだろうということです。たぶんFXで「イギリスはEUに残留する」に賭けて勝負に出た人もいたでしょうから、また電車が人身事故で止まることになると思います。もちろんその一方で「EU離脱で円高」に勝負した人は今頃笑いが止まらない状態です。 問題は、この後です。EU離脱となったらこうなるであろうことは誰もが多少は推測していました。株価が下がるだろうし、円高に振れるであろうこともね。しかし、この先がどうなるのかが問題です。日銀はマイナス金利政策という異常な手法をしており、はっきりいってこれ以上打てる手はありません。日銀主導で株価回復というのは望めません。週明けのニューヨーク株式相場やロンドン株式相場がさらに下がればスパイラルに陥って東京株式市場もどんどん株価を下げてしまう可能性があります。こうなると世界市場が大パニックになって「あのリーマンショック再び」となってしまうことを世界中の人々は怖れているのです。 イギリスがEUを抜けるという物理的な影響というより、それによって金融市場が不安定な状況になる方が日本経済には影響が大きいでしょうね。 ひょっとすると、この影響が株価にマイナスの影響を与え続けるのであれば、「アベノミクス失敗」がより目立つことになってしまうので、参院選の結果にも影響を与えるかもしれません。
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日本企業は、今までにイギリスで生産してイギリスから輸出しますと関税が掛かりませんでしたが、EU離脱しますと10%の関税が掛かるといわれています、イギリスで生産・輸出のメリトがなくなります。 特に、日立・日産・富士通は影響大になるとおもいます、3年以内に撤退か,残るか決断をするでしょう。 当分円高・株安が続くとおもいます。
お礼
177d0037様 こんにちわ☆ そう、そうなんですよね。私が心配をしてるのは円高の事です。 EU離脱の影響で企業が慎重になり、景気が後退するのではないかと不安でいっぱいです。
- E-1078
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原理的には実体経済にはそれほど大きな影響はないでしょう。 まずイギリスがEUを離脱するとして、今すぐにEUを離脱する訳でもなく5年先10年先となる訳ですし(最短では2年だそうですが現実には2年ということはないと思われます。)、EUから離脱してもすべての経済前提が消滅する訳でもないので、影響は限定的です。また関税が復活したとしても企業にとっては例えば「これまで10%の利益を得ていたものが8%になる」ような程度の話です。加えて今後のEUとの交渉も行われる訳で、EUとの関係のメリットをすべて捨てるとは考えにくいです。なので日本企業で考えるならイギリスに建てた工場は5年先10年先の老朽化したり、再投資のサイクル時にEU圏へ移動させるという動きになるだけです。 しかし金融経済からの影響は大きなものになるでしょう。 簡単に行ってしまえばリーマン・ショック時と同じです。リーマン・ブラザーズ破綻当時、過去の経緯から停滞していた日本企業は関連債権などはほとんど保有していませんでしたし、直接的影響はほとんどなかったわけですが、結局アメリカ以上に打撃を受ける事態となったのが日本でした。経済システムの特性上、こういった大きな混乱となれば最も大きな打撃を食らうのは弱い所なんですよね。弱い所を切り捨てて中央を守る行動を合理的に行なう結果が経済危機という混乱な訳ですので。 また金融関連のギャンブルではレバレッジが効いているので(借金を数倍にして利益を拡大させているので)、大きな失敗が起こるとその被害もレバレッジ分大きくなるのです。そしてその金融市場の混乱が金融機関や企業の財務に深刻なダメージを与え、企業活動も停滞へ向かうことになってしまうのです。
お礼
E-1078様 こんにちわ☆ 混乱が金融機関や企業の財務に深刻なダメージを与え、企業活動も停滞へ向かうことになってしまうのです←これはとても怖いなと思った指摘です。なぜ、こんなにリスクがあるのに離脱派が勝ったのかほんと謎です。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
もっとも分かりやすいのは、「規制」ではないでしょうか。 今までは、EUの規制基準を守っていれば、 EU内のどの国にも輸出できました。 しかし、これからは、英国向けの輸出をするには、 英国の基準を満たす必要があります。 たとえ、基準がEUと同じであったとしても、 同じような書類と交渉を英国としなければならず、 それだけでも、手間が倍になる、ということです。 欧州向けの輸出をしている会社にとっては、 頭の痛いことでしょう。 最も懸念されるのは、英国に続く国が出てくるのではないか という危惧であり、そのような国が出てくれば、 EUそのものが崩壊する可能性があります。 ですが、時代の流れは、集団から個へと流れています。 皆が同じものを持つ時代から、自分だけの物を持つ時代へと 流れています。 EUは、その時代の流れに逆行して、共通化を進めたのですが、 崩壊して時代の流れに飲み込まれるのか、 それとも、踏ん張って、留まるのか、 どちらにしても、これからの数年は、激動の時代となる 可能性があります。 (英国が事務手続きも終わって、完全に離脱するには、 少なくとも、数年かかります) 経済がどうなるかは、これからの問題です。 日本にどのような影響があるかも、未知数です。 こんなときは、予断を持たず、情報を集めて、 何が起きても大丈夫なように、対策を取ることです。
お礼
rokutaro36様 こんにちわ☆ 同じような書類と交渉を英国としなければならず、 それだけでも、手間が倍になる、ということです。←とても勉強になりました。 経済への影響がほんと心配です。。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
ヨーロッパの各国で売るための製品をイギリスで作ってたら、 EU に入っている間は、輸出入で税関でかかる「関税」がなしで済んでいたのに、EU から抜けたら関税をEUに取られて、高く売る(客が離れて儲からない)か自腹を切る(単純に儲からない)しかない、 というイギリスをヨーロッパ拠点にしていた日本企業には困った話。 あとは、イギリスのポンドで持っていた外貨は、もうイギリスの商売がEU時代のように広くなくなったら、ポンドなんて通貨を大事にする人が減って、人気が無く安い通貨になって、ポンドでもってた会社の資産も日本円に戻すと大暴落。イギリス子会社の価値が大暴落なわけです。
お礼
trytobe様 こんにちわ☆ イギリス子会社の価値が大暴落なわけです←これ大問題ですよね。。 日立などの工場もあるので、日立の担当者差が困っていたのは印象的でした。 勉強になります。
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
選挙前と選挙後では影響する内容が異なります 選挙が終ったので、予測でなく現実に対する影響が出ます それは.................... 選挙で離脱の「意思」が確認されたので、離脱するために次の作業が進む事になります 1)英国議会で離脱を決定する 2)英国政府が欧州理事会に通告 3)欧州理事会と脱退に関する協定を結ぶ・・・・これが数年かかるでしょ 4)協定が成立すればめでたく離脱 協定を話し合う中で、経済、人、物の交流をどうするかが決まるので、離脱による具体的な影響が見えてくる つまり、あと数年は現状維持です
お礼
l4330様 こんにちわ☆ 協定を話し合う中で、経済、人、物の交流をどうするかが決まるので、離脱による具体的な影響が見えてくる つまり、あと数年は現状維持です←現状維持という言葉を見て少し安心をしました。
お礼
eroero4649様 こんにちわ☆ 今日1日で日本の資産は約8%が失われたのです←これはとてもわかりやすい例えです。 リーマンショック以降自動車の期間従業員の待遇が著しく下がりました、もしリーマンショックみたいな事が起きれば修飾がより難しくなると考えています。 私はイギリスがなぜEUを離脱するのか理解ができません。 とても勉強になりました。