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goとwent、goodとbetterについて

同じ言葉だったはずなのに、どうしてこんなに発音が変わってしまうのか不思議ですが、goのばあいには過去分詞になると戻ったり、goodの場合にはドイツ語でも同じようなことがあったり、歴史的あるいは語源的に説明がつくことなのかもしれませんが、現在のネイティブスピーカーが受ける印象というのは、たとえるとどのようなものなのか知りたいです。よろしくお願いいたします。。

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  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (294/357)
回答No.2

まず、go ~ went から。 簡単に言うと、went は、血のつながりのない養子です。 似たような意味の wend の過去形を代用で使っていたんです。 go の本来の過去形は、発音しにくいとかまぎらわしいとかの 理由で使われなくなったようです。 過去形を取られた wend は、規則変化になり wended を使います。 go - went - gone は、ドイツ語では、gehen - gang - gegangen 。 (置き換えは、英語だけ) good ~ better も別語源です。 gooder, goodest が使われていたか、 better の本来の原級が 存在したかはわかりません。 ただ、bad - worse - worst に対して、badder, baddest が、 過去に競合して使われていた記録があるそうです。 be動詞も3~4系統の動詞が統合されたものです。 b-系 :be, being, been (原形,命令形,分詞) 母音系:am, is, are (現在形) w-系 :was, were  (過去形) ドイツ語では、s-系も現れ sein - war - gewesen 現在人称変化 : bin, bist, ist, sind, seid, sind まったく、違う活用形が、ひとつの単語と調和が感じられるか。 日本語で近い例として、探してみました。 日本語の数詞は、漢語が入る前と後の2系統あります。 ◎ひい、ふう、みい、・・・ やまとことば ◎いち、に、さん、・・・・ 漢語系 個数を数えるときは、両系統あります。 ひとつ、ふたつ、みっつ //いっこ、にこ、さんこ 人数を数えるときは、3以上が漢語系。 ひとり、ふたり、さんにん 混在してても、ネイティブの日本人は、違和感の印象が あって使ってますか。

kaitara1
質問者

お礼

初めてうかがうことがたくさんあり、また日本語に即してご説明いただき、私の疑問を完全に解消していただきました。質問したのが自分であることを忘れて読ませていただきました。

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 僕は、ネイティブではありませんが、ネイティブが英語を身につける過程は何度も見てきました。 1。まず歴史の知識はないので、「同じ言葉だったはずなのに」という観念がありません。 2。初めはごく分析的に過去形や比較形を作って試行錯誤をします。例えば、good の比較形は gooder 、bring の過去形は bringed、というように作ります。 3。それが受け入れられない場合、第二段階の試行錯誤が行われます。例えば、bringed でまずいな、と思ったら brang という過去形を作ってみるなど。 4。このように全然歴史や語源に左右されることなく、まず多数に当てはまる規則、例えば、比較形なら原型に er をつける、過去形なら現在形に ed を加える、という方法をとります。 5。それから、次第に少数派に通じる規則を覚えていきます。例えば現在形の sing は sang が過去形だが、この規則は bring には通用せず、brought としなければならない、など 6。こうして単一の場合にだけ通用する、better や went が習得されます。この過程の関係で、「同じ言葉だったはずなのに」とか「語源」の問題は入り込む余地がないようです。

kaitara1
質問者

お礼

大変為になるお話でした。初めはむしろ規則的変化を試してみるのですね。大変興味深く感じました。なるほど、なるほど納得です。

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