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脱税と粉飾決算は同じ罪ですか?
粉飾決算とは脱税と言うカテゴリーの中にあるのでしょうか?
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粉飾決算とは、企業の財務状態を実際よりも良く見せるために行う会計処理のことです。具体的には、貸借対照表や損益計算書の数字を、真実よりも良いほうに書き換えることです。 簡単に言えば、儲かっていなくても「儲かったふりをする」処理です。 つまり、ほんとうなら(儲かってはいないのだから)払わなくてよい税金まで、自発的に払うことになります。 もちろん、繰り越し欠損などがあれば、その年は払わないでよいことになりますが、次年度以降(払わなくてよいはずの)税金を払わざるをえないことになります。 ですから、脱税の反対ですね。 粉飾の反対は「逆粉飾」です(広辞苑)が、逆粉飾をやると、自動的に脱税になりますね。 ちなみに、なぜ粉飾決算などをするのかというと、株価を下げないようにとか、細かくわければいろいろですが、行き着くところは、経営者が自分の能力・業績を高く見せて株主からクビにされないようにするためですね。
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- E-1077
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違います 粉飾決済は、プラスにするにしてもマイナスにするにしても会社の業績をごまかすことになるので、株価もしくは会社の信用度の問題になります。利益を上げようと努力しない経営陣に対して文句が言えます。利益が上がっていても株主に還元しないような会社では株式を公開している意味が無い。その株価を操作するために粉飾決済を繰り返し業績が良いように見せかけていて捕まったのが例の・・・・Tシャツ男ですね。そのために株を買って損をした人が多く出ました。利益が出ているように見せかけて銀行融資を受けやすくするなどと言う理由もありますから・・・・。 脱税は国に対する違法行為です。節税とはまた違います。 脱税目的に粉飾決済をするというのはありますが、カテゴリー的にはおおもとの意味合いが違います。
お礼
ありがとうございます。
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