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東大寺二月堂回廊で回り続ける人

奈良の二月堂に行ってきて不思議な光景を目撃しました。 早朝ですが回廊をグルグルと何周も回り続ける人が2名ほどいたのです。 これは何か宗教的な儀式かご利益があるから行っているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

 おそらく「お百度参り」をされているのでしょうね。 平坦な神社の敷地内でのお百度はよく見かけますが、二月堂なら本当に修行の域を超えています。 ちなみに「堂々巡り」という言葉は信徒や僧侶が願い事を叶えるために、神社や寺 のお堂の周りを何度も回る儀式から来た言葉です。京都の清水寺本堂にはこの堂々巡りの跡が残っています。

zivago
質問者

お礼

朝からいい運動してるなぁと思ったのですが、それにしては顔が真剣過ぎて?でしたが「お百度参り」だったとは。 早朝で観光客が少ない時間を狙ってお百度参りをしているのでしょうね。 「堂々巡り」の由来も興味深かったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#224207
noname#224207
回答No.3

お二人がどのような方かは存じ上げませんが、おそらく観音経を唱えながら回廊を廻られていたのでしょう。 二月堂のご本尊は十一面観音です。 下記のサイトにもありますように何かお願いごとがある場合に読経しながら回廊を廻ります 二月堂|境内のご案内|華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance6.html 抜粋 1.二月堂本堂周辺(舞台も含む)は三脚の使用はできません。 また、お百度を回っておられる信者さんにカメラを向けたり、巡礼の邪魔をしないよう、ご協力のほどよろしくお願い致します 仏教では宗派を問わずご本尊を安置した須弥壇の周りを読経しながら廻るという一種の修行方法が取られます。 東大寺の大仏様のまわりもグルリと回れるように空間が設けられていたかと思います。 堂内の須弥壇ではなく本堂の周りをまわる場合もあります。 これが拡大すると比叡山を巡る千日回峰などという考え方に繋がっていきます。 これは古代インドでの古くからの習慣がもとになったものです。 パゴタあるいはストゥーパという言葉を聞かれたことがあるかと思いますが、元々は釈迦の遺骨仏舎利を埋蔵した塔です。 これが、日本へ渡来して五重塔になりました。 ストゥーパという言葉は卒塔婆として残っています。 このストゥーパは構造的に回廊を持っていてこの回廊を巡ることによって悟りの世界に到達すると考えられていました。 仏舎利を納めた塔の周りを廻るという考え方が日本では須弥壇の周りを廻るという姿になりました。 大阪四天王寺に回廊があるのはより古い様式です。 参考 第三回廊から頂上の大ストゥーパへ Borobudur (Coridor 3-Summit ... blogs.yahoo.co.jp/fumionbike/58803293.html 抜粋 1.隠れた基壇面を見ながら遺跡の外側を一周。 2.王族風の人々のレリーフのある基壇二段目を一周。 3.上段レリーフを見ながら第一回廊を一周。 4.下段レリーフを見ながら第一回廊を一周。 5.第二回廊を一周。 6.第三回廊を一周。 7.第四回廊を一周。 8.第一円壇の小ストゥーパに右肩を見せながら「円壇底面」(後述)を一周。 9.第二円壇に右肩を見せながら第一円壇上を一周。 10.第三円壇を見ながら第二円壇を一周。 11.大ストゥーパを見ながら第三円壇を一周。

zivago
質問者

お礼

ホーム・ページの抜粋と参考までありがとうございました。 お二人が観音経を声に出して唱えていたようには見えませんでしたので心のなかで唱えていたのかもしれません。 

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15358)
回答No.2

 近所の神社ですけど、3回回るというのがありました。1回か3回って成っています。  恵比寿神社だと裏に回って叩くという作法まであるし。  

zivago
質問者

お礼

ありがとうございました。 その土地か寺社によって作法があるのかもしれないですね。 二月堂で回ってる人達は滞在中の5分間くらいで少なくとも5回以上は回ってて、帰るときもやめる気配は無かったです。

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