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浅草寺、吽形像の右手の意味

先日、浅草寺に行ってきたのですが、吽形像の右手がOKになっていて笑ってしまいました。 何か意味があるのかとネットで調べてみたのですが、特に書かれているものを見つける事が出来ませんでした。 阿形像が左手を開いて挙げているのは戦闘態勢だと書かれていたのですが、OKでは戦い難いですよね。 どんな意味があるのか、ご存知の方がいらっしゃれば、是非、お教えください。 よろしくお願いいたします。

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noname#224207
noname#224207
回答No.1

親指と人差し指で丸を作るのはOKという意味ではありません。 仏像に使われる場合は転法輪印(てんぽうりんいん)あるいは 説法印(せっぽういん)と呼ばれ釈迦が説法したときのポーズとされている手の形(印相)です。 浅草寺の宝蔵院の金剛力士像(仁王像)の吽形は昭和37年に山形県出身の村岡久作が制作したものです。 金剛力士のスタイルは色々ありますので、なぜご指摘のスタイルにしたのかは村岡久作に聞く以外に手がありません。 ただ推定としては、金剛力士のいわれに関係があるかと思います。 金剛力士像というのは仏教の守護神とされています。 吽形は仏前での改心を促している姿とされています。 吽形は悪人こそ寺に入れて善人に変えねばならぬと考えているのだとされています。 これから類推しますと、右手のポーズは説法している、という意味合いがあるのかと思います。 これに対して阿形は寺に魔物が入らないように恫喝している姿とされています。 右手のポーズは戦闘体制というよりも、ストップという意志表示と考えられます。 いろいろ理屈を着けてみましたが、彫像として動きを表していただけかも知れません。 蛇足 親指と人差し指で丸を作るサインはヨーロッパなどでは陰部を表す卑猥なサインとされますので注意して下さい。 アメリカでは元々は死者ゼロという意味合いがありました。 誰も戦死者がいないという兵隊の合図でした。 これがめぐりめぐって被害なしのOKということになったようです。

noname#231624
質問者

お礼

ありがとうございました。

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