市販薬の年齢制限に関してです

質問

市販薬の成人とそれ以外との線引きが15歳という事に関してです。

市販薬にの容量は15歳以上は大人扱いのとなっているものが多い様ですが、いろいろ調べたのですが、以下の様な事であっているのでしょうか。

1970(昭和45)年9月30日、当時の厚生省が各製薬メーカーに通達として出した、かぜ薬の製造(輸入)承認基準について、の中に、15歳未満の者における…、という記述があり、これが市販薬の成人とそれ以外との線引きとなる原点だと考えられている。

15歳程度で薬の分解や排泄を肝臓や腎臓の機能が大人と同程度に発達するからで、逆に 小児は肝臓、腎臓など、薬の代謝と関係のある臓器の機能が15歳以上と比べて未発達のため、薬の量は大人より少なくしなければならない。

薬の服用は体重や身長から割り出した体表面積も関係するが、自身の体表面積を知っている人は皆無なので、成長して15歳になれば、もう体格も内蔵器も成人並みに発達しているという事と考えられている。15歳以上になればどんな体格であろうと、内臓器官は大人と同じ様に発達、機能すると考えられているから。あくまでも考えられている、という事。

一般医薬品製造販売承認基準には年齢区分別用量の換算計数表があり、15歳以上1に対して11歳以上15歳未満は3分の2、7歳以上11歳未満は2分の1、3歳以上7歳未満は3分の1、1歳以上3歳未満は4分の1などと定められている。この服用量の基準は、一般医薬品製造販売承認基準で年齢になっているから。

とまあ自分なりにまとめたのですが、これが合っているのかどうかお分かりの方教えて下さい、お願いします。

回答No.2

jing0708 · ベストアンサー

その通りです。

強いて言えば、一部違うのは体重と身長で体表面積は割り出せますので難しくはないのです。しかも携帯の普及で以前よりも、より勘弁に出せるようになりましたので。

＞小児は肝臓、腎臓など、薬の代謝と関係のある臓器の機能が15歳以上と比べて未発達のため、薬の量は大人より少なくしなければならない。＜

基本的にはその通りですが、少なくしなければならないだけではなく小児に服用させてはいけない薬も多いのです。例えばNSAIDsなんかは１５歳未満に投与した場合に成人とは異なる副作用を示すことがあるため、小児用の鎮痛剤にはほとんど配合されていません。唯一用いられるのはアセトアミノフェンです。
それ以外にも小児用の酔い止めには成人とは異なる配合がなされることも多く、ここは少なくしなければならないだけではなく
『薬の種類、量は制限されなければならない』
としたほうがより適切です。

お礼

お返事、ご回答、ご説明ありがとうございました、もう新しい投稿などは無い様に思いますので、締め切らさせていただき、ベストアンサーと「させていただきます、ありがとうございました。

補足

お返事ありがとうございます、更に付け加えていただき感謝です。

ベストアンサーに…と思っていましたら、本日以下の様な事を知りました。

15歳以上という区分けには体重50kg以上という条件もあるが、この条件が医薬品に表記されずに省略されているのは、市販薬はもともと薬品自体の量を非常に少なくしてあるので、50kg以下でもそれに近い体重であれば安全とされているので、わざわざ表記する意味がないとされている。

自身で要約したのですが、これも事実なのでしょうか、教えて下さい、よろしくお願いします。

回答No.5

jing0708

基本的にはないと考えても問題ありません。

ただ、不安がある場合は薬剤師や登録販売者にご相談ください。

お礼

お忙しい中、お返事ありがとうございます。度々のご回答ありがとうございました。多分ベストアンサーにさせていただくと思いますが、まだ何か投稿もあるかもしれませんし、自身もまた何か疑問に思う事があるかもしれないので、もう少しお待ちください。

回答No.4

jing0708

>15歳以上という区分けには体重50kg以上という条件もあるが、この条件が医薬品に表記されずに省略されているのは、市販薬はもともと薬品自体の量を非常に少なくしてあるので、50kg以下でもそれに近い体重であれば安全とされているので、わざわざ表記する意味がないとされている。<

　これについてですが、一般的に医薬品の使用量というのはLD50やED50から算出されます。要は副作用が少なく薬効がきちんと確保できる段階を投与するという形になります。ただし、これは医療用医薬品の投与量の話で医療用の場合は副作用が出やすい濃度と使用量が極めて近いものを毒薬、比較的近いものを劇薬、遠いものを普通薬として扱っています。

　一般用医薬品の場合、だいたい医療用医薬品の三分の一に投与量が設定されているケースが多いというのが実情です。例えば、先述のアセトアミノフェン（医療用先発カロナール）は
医療用：一回 300～1000 mg を4回まで、一日量は 4000 mg まで
一般用：一回 200mg を4時間以上開けて服用する（最大6回）

　しかし、これはあくまでも通例で第一類医薬品のロキソニンを見ると
医療用：一回 60 mg 最大 180 mgまで
一般用：　　　　同　上

　つまり、医療用と全く変わらないレベルの投与量になっています。このように一般用医薬品という１つの括りで考えるのであれば非常に少なく設定しているものとそうでないものが混在しているので、大丈夫だろうと安易に考えるのは非常に危険だと言わざるを得ません。

補足

お忙しい中、お返事ありがとうございます。
書いて頂いた内容から考えますと、私がネットで見つけた、この

>15歳以上という区分けには体重50kg以上という条件(中略)薬品自体の量を非常に少なくしてあるので、50kg以下でもそれに近い体重であれば安全とされているので、わざわざ表記する意味がないとされている。<

ですが、この様な体重50kgの基準は存在しない、と考えてよろしいでしょうか、教えて下さい、よろしくお願いします。

回答No.3

yuklamho

『15歳以上になればどんな体格であろうと、内臓器官は大人と同じ様に発達、機能すると考えられているから。あくまでも考えられている、という事。』
これは言い過ぎではないでしょうか。内臓器官の発達の速度にも個人差があるでしょうし、まだ未熟なら体重にも影響するでしょうし、逆に体重があるということはそれだけ代謝も行われているのでしょうから薬に対する応答も違ってくると思います。ただ、一般の人は年齢で考えるのが楽だからとか、市販薬の場合はそれほど効き目が強いわけでもないか大雑把な計算でよいということなのではないでしょうか。

回答No.1

maiko0333

大人でも４５ｋｇ以下くらいの女性は普通に飲んだらきついそうです。
西洋の薬は毒薬・劇薬ですから、本来は体重1kgにつき何ミリグラムを
超えられないのです。
体重の少ない人は医師に子供用を処方してもらうか、
大人用だったら少なめに飲んでいるようです。