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細菌やウイルスの体内での役割と戦い方
- 細菌やウイルスは体内で何をするのか、体内での役割について説明します。
- 風邪の原因となるウイルスや細菌は、体内に侵入して細胞を感染させ、症状を引き起こします。
- 体は炎症や免疫反応を起こし、白血球を動員して細菌やウイルスと戦います。
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疑問に思われるのは至極当然だと思います。 細菌はみなさんの体に侵入して、どんどん細胞の表面や血液の内部で増殖していきます。そこに白血球が行って殺しにかかるのですが、その時周辺の細胞に死ぬように命令します。なぜなら、その細胞たちに付着して細菌が増えているからです。土台を壊して、増えられなくなったところでマクロファージや好中球などの白血球がどんどん敵を食べます。 この結果、細胞が破裂したり白血球が集まったり死んだ菌が浮遊するので”炎症”になったり”膿”ができたりします。 ちなみに、細菌が喉を食べている…ということは基本的にありません。ただ、一部の菌は人間の細胞を食べたりもします。 次にウイルスですが、これは細菌とは全然違います。ウイルスは細胞の中に入って、我々の細胞を利用して増殖していくんです。細菌は他人の家の庭で勝手にバーベキューをする感じで、ウイルスは家に侵入して冷蔵庫を漁ってカレーを作る感じです。 なので、体はウイルスに侵入された細胞を文字通り殺します。感染された部位はどんどん痛くなります。 ちなみに細菌がそのまま増殖する状態を菌血症、敗血症と言いますが死にます。 細菌が作る毒素が全身に回り、多臓器不全を起こして死にます。 こんな感じでご理解いただけるでしょうか?
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- cayenne2003
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簡単に言うとですが、細菌やウイルスはいじめっ子です。 体に入ると体の細胞をいじめて泣かせます。 細胞が泣くと炎症が起こり、細胞は弱ってきます。 白血球の効力が足らず細胞がいじめ尽くされてしまうと死に至るわけです。 細菌やウイルスより細胞の抵抗力が強ければ風邪になりません。 そうなれば増殖する事も無いので効力が落ちて白血球に食べられて体内から消え失せます。 体温が上がることで細菌やウイルスを抑制する事も出来ますが、体力を奪いますし40℃以上上がると体の細胞が変質する恐れがあるので注意が必要です。
お礼
食物連鎖ならまだしもイジメか~!くそ~!と菌に対して怒りが湧いてきました(笑)でも社会制度が整っていない国ではウイルスでたくさんの人が亡くなってますものね.....そう考えると怖い、油断できない((((;゜Д゜))))))) 教えて下さってありがとうございました!
- kimamaoyaji
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細菌と言っても、常在菌と呼ばれる、人の体の健康を保つための菌もいます、善玉菌と悪玉菌がいる訳で、菌だから悪いと言う単純なものではありません。 有名なのは腸内に居るビフィズス菌、とか、皮膚に居る美肌菌とかです。 白血球は生体防衛のための攻撃のかなめで、菌を攻撃する側です。
お礼
そういえば乳酸菌やビフィズス菌もよく考えると細菌の仲間ですね~。漬け物などの発酵食品も菌が発酵させるんでしたっけ? 善い菌ばかりだったらいいのにな~と思いつつ菌も個性色々、どんな種類がいるのか凄く気になってきました! 解答ありがとうございました。
お礼
白血球が敵である細菌を増やさないため仲間に自滅させるって、すごいですね~~!白血球ただ戦うだけかと思いきやなかなかの策士(笑)そんなドラマチックなことが体内で起こってるんですね。 それに比べて細菌やウイルスは家宅不法侵入者みたいなものなんですね。人様の体内で毒出してとても迷惑...^^; 薬飲んで休んでさっさと追い出しちゃいます! すごく分かりやすかったです。教えて下さってありがとうございました!