ドビュッシーさんの事をどう思いますか?
ドビュッシーさんの事をどう思いますか?
私は数居る作曲家の中でも一番好きな作曲家がドビュッシーなのですが、他の作曲家と違い、『月の光』や『夢』のように作品のタイトルが曲の情景などをイメージし易く、聴く気を唆られます。
曲名が『作品○○の何番の○』とかだと、聴かない限りどんな曲かが分からないので、聴く気が失せてしまいますが、ドビュッシーはしっかり作品に名前が付いており、どんな曲なのかが安易に想像しやすいです。
全てではありませんが、そんな曲が多いので、初心者にも無知な私にも受け入れやすい作曲家の一人ではないでしょうか。
更にドビュッシーは最も表現力のあるお方ではないでしょうか?和音の作りがとても素晴らしく、音やメロディーひとつひとつが生きて動いているように思えます。
取り分け『金の魚』は、金色の綺麗な魚が忙しく尾ビレを左右に振り、その影響で水の小さな波紋が広がってゆく情景を、不協和音でうまく表現しているなぁと感じました。
『水の反映』でも、まるで水の波紋がだんだん端へ端へと動いてゆく、そんな水の世界がとても鮮明に思い浮かびます。
こんなに曲とイメージがマッチするなんて、中々ないですよ。
また、『アラベスク』や『亜麻色の髪の乙女』、『塔』が和風に聞こえるのは私だけでしょうか?
『アラベスク』では有名なあの冒頭部分、『亜麻色の髪の乙女』では最後の前の上昇していく部分、『塔』でも冒頭部分が特に和風に聞こえます。 和音やメロディーの運びが、とても日本を思わすような旋律に聞こえますが、日本の文化に影響を受けているのでしょうか?
皆さんはドビュッシーさんの事をどう思いますか?ご意見をお聞かせください。