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関西の敬語
先日、USJでスタッフに道を尋ねたら「あそこのオレンジ色の建物のね、前の道を右に曲がってください」と言われました。また、京都の取引先の人と電話で会話をしたら「◯◯さんね、大至急FAXするので確認してください」と言われました。そこで質問ですが、関西の人って敬語を習わなかったのですか。
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以前京都に2年ほど住んでいましたが、敬語は語尾に「です」「ます」をつけるとか敬称を使うぐらいしかなかったですね。違和感は感じませんでした。それが関西人の敬語なんじゃないでしょうか。
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- kohichiro
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最近はため口の若者が増えていますので、その流れで解釈されては如何でしょうか(まだましな事例)。聞かれた言葉が関西特有の事例かどうかも疑わしいし(言葉は標準語のようにも聞こえます)、傾向を知るにはもっとたくさんの事例が欲しいところです。 確かに関西弁はぞんざいなところがあって、方言自体に敬語の体系はむしろなじまないとも思います。 仰る2つの事例は確かにお客さんに対するものとしてはいささか疑問ですが、ごく事務的な、シンプルなもので、貴方がそれで傷ついたのなら、むしろその言い方、アクセントなどのビミョウな(相手を対等に軽く見る)ニュアンスがあったのかもと思います。 。USJのスタッフ、取引先の応接訓練の不足は感じられますが、いずれにせよ私見では現状は(関西だけではなく)普通のレベルの範囲かなとおもいます。USJ内でなかったらわれわれは対等に応接されることで我慢する必要があります(応えてくれるだけで感謝せねばならないでしょう)。 一般的にいって電話の応対や私語、第三者間の話し言葉では敬語は衰退に向かっていますので(悲しいことではありますが)、そういうことでは驚かない気構えは必要だと思います。
- kyo-mogu
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敬語は習っていますが、方言としては敬語というのはあまりありません。 京都ですが、学校で京都に方言が無いと先生がおっしゃっておりました。「先生がきはった」と。 今の言葉も、武家の言葉あたりが基本になっていたのかな。ちょっと忘れた。商売人の言葉、公家の言葉など色々あるんですね。上下関係を大切にしていた武家社会であれば、敬語など生まれてきたのかもしれません。 関西は上下関係も厳しくないのもあり、親しい関係にもなります。親しい関係に敬語は要らないでしょう?その感じなのです。 方言は普段の言葉。標準語はあまり使わないから敬語も出てこない。 ただ、言葉の使いかた等で区別しているかな。京都の「おこしやす」と「おいでやす」の違い。これは一見さんかどうかで変わるそうですよ。 後、英語でも敬語というのも有るようで無いとも聞きましたけどね。
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ご返答ありがとうございます。 貴殿の投稿は大変に興味深いです。ではなぜ京都はあまり敬語を使用しないのか、諸説あるかと思いますが、思うに京都、大阪は江戸幕府の直轄地であり、庶民は町で武士をみかけることは殆どなかった。よって権威、権力を振りかざす者が身近にいなく言葉もはんなりした。以上が私が考える説です。
- maiko0333
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あなたの文章も敬語ではないですよね。 言われました。ではなくておっしゃいました。とか、 習わなかったのですか。ではなくて学習なさらなかったのですか。 でしょ? それともあなたに対しては敬語で、 あなたから発するのは敬語でなくてもいいという意味ですか?
補足
>あなたの文章も敬語ではないですよね。 当たり前のことなのでコメントするのも憚るのですが、一応念のために。 「てめぇ、この野郎、上等じゃねえか、このへっぽこ野郎!」 もしこの様な乱暴狼藉な言動をあなたが他人から言われたら、貴方はこの様な狼藉者が言った言動を「おっしゃった」など度言いますか。 上げ足を取る前にきちんとお尻を隠しましょう^^
- kia1and2
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関西での「建物のね」、「〇〇さんね」の「ね」の表現は、私が思い込み想像の可能性ありで確実でありませんので、もし間違っていたらゴメンなさい、って含み意味です。 四国に行けば、大きな会社の受付嬢さんでも、「〇〇さんかね」って言われます。 地方から来た人にも理解できるように関西弁だけを使わず親切に、ちゃんとしたお客様にたいしての言葉使いです。あなたの使っている敬語だけが日本中で使わられる共通の敬語ではありません。
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ご返答ありがとうございます。 以下、興味深い記載を見つけました。日本の国語学者「保科孝一」の文言です。 「音声アリテ其情志ヲ発シ言語アリテ其曲節ヲ尽スト雖トモ、風土ニヨリテハ其調ヲ異ニシ習俗ニヨリテ其辞コトバヲ別ニス、苟モ之ヲ学習ニ得ルニ非サレハ一国ノ中猶且ツ東西ノ言語相通セサルモノアリ、現今陸羽ノ人薩隅ノ民ニ於ケル其言語全ク相通セサルカ如シ、其不便勝テ言可ラス」 幕末の日本は各藩毎に全く異なる言語を話し通訳がいなければ意思の疎通が難しかったようです。これは最後の将軍徳川慶喜も同じような事を日記に残しています。 明治になり、太政官が真っ先に勧めたのは共通語の普及でした。日本列島の民が共通の言語で意思の疎通が図られるようにしなければ富国強兵は成就しないと考えたようです。共通語を制定し、言文を一致させ、そして外国の概念を徹底的に翻訳し日本語化する。その結果、日本はアジアの中で欧米列強に比肩できる国家になりました。明治の先人が粉骨砕身して下さったおかげで日本人は日本語で多くの外国の概念を吸収することができたのです。ノーベル賞を取った益川先生は英語が殆どできません。これは外国人からしたら驚き以外何物でもないみたいです。外国語ができない人がノーベル賞を取るなんて、日本とは何という国なのかと。 日本人は外国語ができなくてもしっかりした日本語を身に着けていれば日本語で書かれた文献を読み理解することができるのです。では、ここで言う日本語とは何でしょうか、言わずと知れた共通語です。北は北海道、南は九州沖縄までの日本人が理解できる共通の言語です。確かに貴殿が言うように日本全国様々な方言があります。そして私は地方の方言は今後も後世に伝えるべきだと思います。しかし、一旦その地方を離れ、他の地方の人と会話をするときは共通語を使うべきなのです。それが我々の先人が日本を近代化させるために考えた英知なのですから。
- bullbear36
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私がUSJで道を尋ねたらちゃんと敬語で答えてくれたけど。 京都の会社に電話した時も相手は敬語使ってたけどなあ。 あなたがなめられてるだけかも知れないですね。
補足
ご返答ありがとうございます。 さて、貴殿ご指摘のように、もし私がなめられていたというのなら斯様な地には2度と訪れることはありません。答えは至極単純です。
まず・・ あなたが敬語に相応しい人物かどうか・・です・・ 変な意味に取らないで下さいね・・・ 例えば 子供と話す時に 目線を子供に合わす為に しゃがむ・・ それは 親近感を重要視するからです・・ それと同じで 敬語は 親近感は無くなるので 親近感を持たせる為に敬語を使わないのも 良い事なのです・・ あまり敬語に拘る必要が無い場合の方が反って丁寧なのかも・・?
補足
ご返答ありがとうございます。 いかにも私は高貴な存在ではありません。高貴な存在ではありませんが入場料を払い一定の給付を提供して頂く契約をUSJとしたのです。私は共通語(東京弁ではありません)で「ハリーポッターの整理券を配っている場所はどこですか」と尋ねたのに対し「あそこのオレンジ色の建物のね、前の道を右に曲がってください」との答えが返ってきたのです。「○○のね」、普通の関東人はこんな非礼な言葉づかいは、赤の他人、上司に対しては先ず使いません。
補足
ご返答ありがとうございます。 なる程そうでしたか。敬語をあまり使わなくともきちんと社会がまとまる、京都人が考えた知恵なのでしょうかね。一方東京は江戸の頃から色々な人がやってきた所なので、おのずと他人行儀になり、よって言葉にも一定の尺度が有り、その尺度は現在にも受け継がれているのかもしれませんね。