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子供の絵本舌切り雀について教えてください
子供の絵本舌切り雀について教えてください 舌きり雀で雀はおばあさんに舌を切られた仕返しに大きなつづらにお化け入れましたよね た またまおばあさんが途中であけたからよかったけどもし家まで持ち帰ったら大きなつづらを開けて家でお化けが大暴れ 気の弱いおじいさんのほうがショック死した可能性もあると思います そうなった場合雀は助けてもらった上におじいさんを殺してしまったことになりますよね 雀は復讐のためならおじいさんがどうなってもよかったんですか それならおばあさんが来た時に毒入りのご飯食べさせたほうがおじいさんに迷惑かからないし お化けのつづらを上げてその後のおじいさんとかの迷惑は考えなかったんですか おばあさん以外にもつづらからお化けが出てきたら色々な人が驚いてショック死したり泣き出す子供とかがたくさんいて雀の復讐のやり方は迷惑じゃないですか 雀はおばあさんの復讐のためにおじいさんや関係ない人を犠牲にするつもりだったんですか 1つ気になったので教えてください
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面白いですね、しかしこの話のおばあさんは設定の時点で ある所に心優しいおじいさんと欲張りなおばあさんが住んでいました って言われてますからね。 浦島太郎、鶴の恩返しなどもそうですが、 「決して○○してはいけません」 というのは昔話世界のお決まりパターンみたいなもので、 言われた相手は必ず約束を破ります。 違ったアプローチをするなら、現実的に大きなつづらは重すぎるということ。 おばあさんが大きな荷物を運ぶ時、疲れてきたら当然一休みするでしょうし、 休みついでに中身を見てみようと思うのは当然の流れかなと思います。 夜の山中で見たいものなんてつづらの中身くらいしかないですから、 山中でおばあさんがつづらを開けるのは雀のシナリオ通りってことですね。 あと、もしもおばあさんが雀との約束を守ったらおそらく化け物は 出てこなかったのではないかと思います。 このお話では、雀の舌を切って追い出した上宝に目がくらんで もう一度雀に会いに行く強欲なおばあさんが欲のために大きなつづらを選び 且つ雀との約束を破ったから復讐を受けたっていう因果応報話です。 これが最後の最後でおばあさんが約束を守って自宅までつづらを 開けなかったんだけど化け物が出てきたってなったらおばあさんの キャラクターがブレているし雀が悪者になってしまいます。 欲張りはよくない、どんな生き物にも優しくすれば気持ちは通じるものだ こういったテーマを伝えるために最適な展開になっていると思います。
- kagakusuki
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あれは仕返しや復讐のためにお化けを入れたのではありません。 お爺さんに親切にされたからお爺さんに宝物を渡した訳でもありません。 雀はお爺さんにもお婆さんにもどちらに対しても、大きなつづらと小さなつづらのどちらにするのかを選ばせていますね? その時、お爺さんに見せた大きな方のつづらにもお化けのような酷いものが入っていたのかどうかまでは判りませんが、少なくともお婆さんに見せた小さなつづらの方にも宝物が入っていたと考えられています。 だからお婆さんが小さなつづらを選んでいれば、無事に宝物を得られていた筈なのです。 ですがお婆さんは欲が深かったため、大きなつづらを選んでしまい、お化けに驚く羽目になってしまったのです。 つまり、あの2つのつづらは、人間の欲深さとつつましさを試すための試練だったのです。 欲の深い人間しか大きなつづらを選ぶ事はありませんし、欲の深い人間は他人と喜びを分かち合うために我慢をするなどという事はありませんから、どんな凄い宝物なのか確かめたいという欲望を我慢する事などせずに、一人だけ先に宝物を拝もうとして、家に帰り着く前につづらを開けてしまうものなのです。 ですから、お爺さんが大きなつづらのお化けに驚く事は無いのです。
- Fredrick Craig Coots(@PVTCOOTS)
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最初にお爺さんが「小さいつづら」を貰った時に、金や銀、サンゴ、宝珠の玉や小判が詰まっていました。 欲張りなお婆さんは「これなら大きいつづらにはもっと入っている」と踏んで、雀のお宿に『押し掛けて』『強引に』大きいつづらを持って行きます。 その際に雀から「絶対に家に着くまで開けないで」と念を押されますが、強欲なお婆さんは開けてしまい魑魅魍魎が出てきて腰を抜かしてしまいます。 お爺さんの「小さいつづら」が前振りとなってますね。 更に「強欲な婆さん」と知っている雀は「絶対に開けるなよ」と念を押します。 これはダチョウ倶楽部の「押すなよ」「押すなよ」に通じてますねw 昔からの物語には道徳や人の道を説くものが多く、登場人物が褒美を受ける、罰を受けると明確です。 そこには登場人物以外の者達はほぼ存在しないので、泣き出す子供も居ないのです。 >>関係ない人を犠牲にするつもりだったんですか ? 物語に出て来るのは「関係ある人」なので犠牲は伴いません。 優しいお爺さんと強欲なお婆さんが居て、雀に対してした事柄がどの様に却って来るか・・・という説話なのです。 『因果応報』ってのが日本の昔からの道徳観ですよ。